スタイリスト直伝!すっきり片づくファッション整理のポイント10

【1】 同じカテゴリーを一気に見返すこと。悩む時間は10秒以内! 汚れ、毛玉、ほつれのあるものは悩まず捨てて。

ニットはニット、スカートはスカート……と見直してみると、意外と着ていないものが出てくるはず。残ったものの中でも「まだ着られるから」と選ぶのではなく、どの程度劣化してしまっているかをきちんと確認して。

【2】 ファストファッションやデニムは1年間、その他のもので3年間着ていない服は、賞味期限切れと考える。

最近のファストファッションアイテムは質が良いので長く着られますが、いくつも持っていても仕方ありません。見た目が気に入っていても、着る機会がまったくないような服もできるだけ思い切って手放しましょう。

【3】 どうしても迷うときは着てみる。似たようなものが複数あるときは、どれかひとつに絞って残す。

どうしても同じような服って多くなりがち。どれもお気に入りかもしれませんが、やっぱり絞ることが大切です。

【4】 痛い靴や心地よくない靴はどんなに我慢して履いても快適になる日がこないのでどんどんサヨナラ!

靴って思い切って買ったものや、イメージチェンジをしたくて選んだものなど、見た目が好き!という理由で残っているものが多いかも。でも、履かないものは履かないし、シューズボックスの容量にも限界が。とっておいても仕方がありません。

【5】 使っていない&年齢に釣り合わないバッグはたとえブランドものであってもお別れする勇気をもつ。

「高かったから」「まだまだ使えるから」と、自分に釣り合わない高級品は持っていても仕方ありません。誰かに譲るか、売るかしてみてもいいかもしれません。

【6】 壊れたりメッキのはがれたようなアクセサリーもすぐ捨てましょう。もっていても運気があがりません。

お気に入りかもしれませんが、運気が下がる! ごちゃごちゃたまりがちなアクセサリー類は、これを機に思い切って整理しちゃいましょう。

【7】 クリーニングから戻ってきた服はそのままにせず必ずビニールから出し、マイハンガーにかけなおすべし。

ビニールがかかったままだと繊維が傷んだり虫がつきやすくなる原因にもなります。そしてクリーニングから戻ってきたのにビニールから出されていないということは、着る機会もほとんどないということ。

【8】 着ない、不要と思ったものを実家に送るべからず! 実家の親も迷惑だと思っています。

「今は着ないけど、もったいないから」と、収納場所を実家に頼るのは絶対NG! 実家から戻すことはないはずです。

【9】 スペースの確保&自分の服を把握するためにもハンガーは収納力の高い薄手のものに統一。

整理したけど場所がないという人は、無駄なスペースができている可能性も。服を入れる場所やハンガーも見直す必要があります。

【10】 下着も同様! とっておきの下着は1セットで十分。デイリーなものも数を決めて整理する。

意外と長く着てしまっているものや、かわいいからといくつも買ってしまう下着たち。「あれ、そういえばこれ着てない」なんて下着はありませんか? 意外とたくさんいらないんです。

 

この10ポイントを実践することで、あなたのクローゼットは見違えるほどに変わるはず。これから新しいファッションアイテムをきちんとお迎えできるように、準備しておくことが大切です。(鈴木 梢)

Domani01_2016-1『Domani』2016年1月号(小学館)

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