Q 性欲が増すホルモンがあるって本当?
「性欲というのは人間が本能的に持っているものであると言われています。女性の場合、そのような性欲が増すホルモンはやはり女性ホルモン。男性であれば当然、男性ホルモンということになります。たとえば、生理が終わって10日前後でムラムラしてくるということはありませんか? これは女性ホルモンのうちエストロゲンが活発になることで排卵を促し、子孫を残すための作用であると考えられます。子孫を残すためには性交渉をしなくてはならないので、排卵が近くなるとムラムラしてくると考えられます」(川上先生)
Q 「エストロゲン」とは具体的にどんな働きをしてくれるの?
「生理終了後約2週間で、エストロゲン(卵胞ホルモン)の作用により排卵が起こります。この時期には最も母性本能が働き、性欲が上昇するだけではなく、肌がきれいになり胸も大きくなることがあります」(川上先生)
Q つまり……何を食べれば性欲がアップするの!?
「自然界に存在するエストロゲンで植物エストロゲンと呼ばれるものがあります。これは納豆をはじめ大豆製品に多く含まれているものです」(川上先生)
Q いつどれくらい食べるのが効果的?
「納豆であれば、1日1パックを食べるのが理想的です。朝食か夕食に食べるようにしてみましょう。朝は、1日の栄養素となるため特に適しています。寝ているときに吸収してくれるので、夕食であっても効果的。しかし、何事にもほどほどが大事です。あまりにも『食べなくては』という考えになってしまうと、それだけでストレスとなってしまい、ホルモンバランスを崩してしまいます」(川上先生)
ちなみに「脂分の多いような食べ物は女性ホルモンの働きを阻害してしまいますので、コンビニ弁当を毎日、外食を毎日というのは避けるようにしましょう」とのこと。日々忙しくてコンビニ食や外食に頼りっきりの人は多いのでは?
恋人や旦那さんとの関係がマンネリ化している方も、これからの季節のチャンスに賭けている方も、ぜひ参考にしてみてくださいね!(鈴木 梢)
協力:メディカルアドバイザー・医学博士 川上智史先生
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