下ネタや武勇伝にはこう返す!職場の「おじさん」対処法

◆「セクハラです」と言えれば楽ですが……「下ネタおじさん」

【特徴】 あからさまなセクハラは少なくなったけれど、密かに生息し女子を悩ませている。自宅では奥さんや子どもに相手にされずさみしい思いをしているのかも。若い女性の反応を見て楽しんでいる傾向あり。

【対策】 不快な気持ちでもコミカルに怒る

恥ずかしそうに顔を赤らめたり、露骨に嫌がったりするのはおじさんの思うツボ。カラッと明るく愉快に怒りながら、こちらの気持ちをライトに伝えるのがポイント。“みんな”の意見として言うのもコツ。

【NG例】 軽蔑の目で見て無視する

本当は相手にせず毅然とした態度をとりたいけれど、今後の仕事のことを考えると穏便にやりすごすほうが無難。もちろんノリすぎるのもNG!

 

◆昔のオレ自慢はうんざり「武勇伝語りおじさん」

【特徴】 今、自慢できることがあまりないため、バブル時代の豪遊ネタや、若いころの激務の話、ケンカ伝説など、ひと昔もふた昔も前のことが主な話題。何度も同じ話をくり返すのもこのおじさんの特徴。

【対策】 一度は聞くことでおじさんもご機嫌に? 本気でほめて話題を切り替え

このタイプは「すごい!」「かっこいい!」という言葉に弱い。尊敬の念は表現しつつ、仕事の話に切り替えるのが◎。

【NG例】 「その話、前にも聞きましたよ」と伝える

おじさんに恥をかかせてしまうし、「じゃあこの話は?」と別のネタを持ち出されて結局、武勇伝を聞かされるはめに……。

 

◆デジタル機器は大の苦手「IT疎いおじさん」

【特徴】 パソコン関係はからきしダメ。覚える気がまったくなく、わからないことがあるたび周囲に質問。席が近くなると仕事が進まないことも。音楽やファッションなど趣味嗜好も昭和時代のものを好む。

【対策】 次はタダじゃないとさりげなく伝える! ちょっとだけペナルティ

毎回毎回、懇切丁寧にレクチャーをしていたのでは時間がいくらあっても足りないし、おじさんのためになりません。1度目は教えてあげて、2度目からはタダでは教えないというルールにすると覚えるようになるかも。

【NG例】 「いい加減、覚えてください!」と注意する

おじさんのやる気を削いでしまう可能性があります。PC作業が丸ごと自分に降りかかることも考えられるので避けて。

 

◆つきあいのある人だと無下にもできない「口説きおじさん」

【特徴】 若い女性を見ると、あわよくば的な下心がむくむくと湧き上がってしまうこのタイプ。隙あらば、食事やデートに誘ってくる。

【対策】 ふたりで行かないと明るく宣言! みんなを誘う

“ふたりきり”で誘われていることに気づかないふりをして、みんなも誘う作戦が有効。おじさんのプライドも傷つけず、その気はないことをさり気なく伝えられる。うまくいけばみんなでおいしいものを食べられるかも!?

【NG例】 「その日は都合が悪くて……」とやんわり断る

おじさん世代は基本的に肉食系。1度や2度断られたくらいではあきらめない人も多いので、あいまいな態度は避けたほうが無難。

 

やることなすこと困ったことだらけというわけでもなく、接し方次第では非常に頼もしい味方になってくれたり、尊敬できる先輩となるのがおじさんたち。

困ったときは上手に対策をして、仲良くつきあっていくことで、きっとお互いに楽しく過ごせるはずですよ!(鈴木 梢)

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