WI 皆さんがこの曲をどんなシチュエーションで歌っているか想像できますか。
清水 僕はこの曲を書いているときからイメージがあったんです。「ダメな男がいて、すごい素敵な人と出会って、相手にしてもらえなくって、でもどうしても振り向いてほしい、だから一生懸命にピアノとか練習して、その人のためにこの曲を歌う」っていう絵が頭の中にあって、基本はそういうイメージですね。
WI それは告白としてですね。もちろんOKをもらうために。
清水 これ歌ったらOKをもらえると思いますよ(大笑)。逆に言うとチャラくやれる曲じゃない。本当に好きで“どうしようもない”ときの最終手段。「こんなに好きなんだ!」「これを歌っている時だけでもいいから、自分のことを好きになってくれ」って、今だけでもいいからというくらいの気持ちですね。
WI もう、好きで好きでたまらない、抑えられない気持ちですね。
清水 しかも、ダメじゃないとダメなんですよね。「あ。これはいける」っていうのはダメ。「ダメだよな。でもどうしても好きなんだよな」っていう時の最終手段。で、男の「自分のために、ここまでやってくれたんだ」っていうガムシャラで一生懸命な姿に対して、女の子は好きになるべきだと思う。
WI つい想像してしまいました(笑)。
清水 素敵じゃないですか。こっちも本気だし、向こうもこれを聴いたらさすがに思わずOKしちゃうみたいな感じ。勝負曲ですよね。場所とかなんだっていいんですけど、本当の勝負曲でやってほしいです。男の勝負曲です。
「音楽以外はなにもできない」と語る清水さんに驚いたインタビューでしたが、歌詞を見ると、彼の熱い思いがさらに伝わってくると思います。“男の勝負曲” 『花束のかわりにメロディーを』、是非聴いてみてくださいね。インタビュー後編は、ファンに対する思いやシンガーソングライター清水翔太の原点に迫ってみたいと思います。(平山正子)
NHKドラマ10「デザイナーベイビー」主題歌
2015年10月28日 リリース!
【初回生産限定盤】¥1,574+税
【通常版】¥1,204+税
Official Site: http://www.shimizushota.com/
twitter: https://twitter.com/sshota0227
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