将来、貧困老人にならないための「お金」と「料理」の習慣とは?

「最終的に助けてくれるものはやっぱりお金です。もちろん人間としての信用や生きる力も必要ですが、困ったときに助けてくれるという“信用”がある人は、お金の管理ができる人が多いと感じます。

お金の管理として最も重要なのが、貯金をする習慣です。理想を言えば収入の1~2割を貯金する習慣をつけたいところですが、自信がない人は毎月一定額の貯金をすることから始めてください。例えば、3,000円~5000円ずつ、毎月欠かさず積み立てること。専用の口座をつくり、キャッシュカードを作らず、絶対に引き出せないような工夫をすることも重要です。

貯金をすることでお金が貯まるだけではなく、自分はお金の管理ができるんだ、という自信をもつこともできます。これが貧困予防のために大切ですよ」

なるほど! ですが、わざわざ貯金をしに行くのが面倒で結局途中で挫折しそうですよね……。

「挫折しそうな人は、銀行の自動引き落としなどのサービスを利用するのもアリ。ちなみにこの場合は金融機関によって異なりますが、1万円~など最低金額設定がありますので確認が必要です。

この際大切なのは、無理をしない、ということ。一度にドカンと貯金して、足りなくなって切り崩す、ということになっては意味がありません。

余談ですが、毎月3,000円ずつ貯金すると3年で10万8,000円に、30年で108万円に。毎月5,000円貯金したら、30年で180万円になります。これならできそうだとは思いませんか?」

コツコツ貯めることで、未来の自分のためになるんですね! これならできそうです!

そして、最後に、丸山さんが教えてくれたのは、料理上手になる、という貧困予防策。なぜ料理上手になると貧困が予防できるのでしょうか?