現代すぎる…。「キャッシュレスお年玉」賛成派が過半数になったワケ。

最新お年玉事情。現金ではなくキャッシュレスが主流?


クレジットカードにQRコード決済、電子マネー……最近では現金を持たない方が増えていますよね。現金を忘れたときも便利ですし、支払いがスムーズでキャッシュレスの生活に慣れてきていますよね。

そんなニューノーマルとなった今、お年玉事情にも変化があるようです。
2021年も残すところあと少し……ということで、日本ファイナンシャルアカデミー株式会社が全国の子どもがいる男女300人に行った調査結果を基に「2022年のお年玉事情」をご紹介していきます!

Q.キャッシュレス化についてどう思う?


とても良いと思う 16%
まあ良いと思う 38%
あまり良いとは思わない 31%
全く良いと思わない 15%

過半数がキャッシュレスのお年玉に対し、肯定的な考えを示しているようです! 昨年と比べてみても賛成派が増えているように、コロナによる生活様式の変化も影響していそうですね。
子どもの頃はポチ袋に入ったお年玉をもらえることを心待ちにしていましたが、今はもうキャッシュレスが主流なことに驚きです。それぞれの理由を聞いてみました。

お年玉のキャッシュレス化に対する賛成・反対理由


【賛成派の理由】

1位: 便利(支払いがスムーズ、現金を持たなくて良い)
2位:時代にあっている
3位:コロナ対策(衛生的である)
4位: ポイントが貯まる
ほか: キャッシュレスに慣れている。現金より管理がしやすい。選択肢が広がるのはいい。など

キャッシュレスですと、現金を持たずに会計が出来たり、会計でもたつくことがないので楽ですよね! 昨年よりも「便利さ」をあげる声が急増したことから、コロナをきっかけに実際に使用してみたことで、キャッシュレスの良さに気づいた方が多いようですね。

【反対派の理由】

1位: お金のありがたみ、価値がわからない
2位: 現金のほうが実感がわく、嬉しい
3位: 伝統だから、情緒がない
4位: セキュリティが不安
ほか:渡す側がキャッシュレスに慣れていない。子どもがスマホを持っていない。キャッシュレスだと使いすぎる。など

反対派は「お金のありがたみ、価値がわからない」という理由が最多。たしかに現金をもらい、それを何に使うのか考えるのも一つの勉強ですよね。キャッシュレスですとお金を払っている感覚が薄くなってしまうので、価値を実感しにくいのかもしれません。

2022年はお年玉をどのようにあげる?


現金であげる 75%
キャッシュレスであげる 10%
あげない 15%

実際のところキャッシュレスであげる方は10%のみ。キャッシュレスは便利ではあるものの、まだ子どもへのお金の価値を伝えきっていないからこそ現金で渡す方が多いのかもしれませんね。

キャッシュレスでお年玉をあげる理由を聞いてみると、「お年玉をあげる側が便利」「お年玉をもらう側が便利」という意見が多数。特にスマホQR決済で送る人が多く、普段から使用をしていたり、送金機能が充実をしていたりと便利さが決め手になっているようですね。

 

まだまだお年玉のキャッシュレス化は進んでいませんが、今後は主流になっていきそう。キャッシュレスが浸透しているからこそ、お金の価値やありがたみを今一度お子さんに伝えてみることも大切ですね◎。 (齋藤有紗)

情報提供元/日本ファイナンシャルアカデミー株式会社