あやみとめるるのこそこそバナシ♡
劇場版『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜南海ミッション』で共演した、CanCam OGモデルの中条あやみと、専属モデルの生見愛瑠が、約4年ぶりに2shotでCanCamのカバーガールに♡ CanCamでも映画でもコラボしたふたりに、お互いのことや映画のことなどたっぷり語ってもらいました。
【あやみ×めるる】CROSS TALK
■あやみは久々のCanCam出演になるけれど、今日の撮影はどうだった?
あやみ:約1年半の期間が空いていたとは思えない、変わらないアットホームさのおかげで、なぜか久々という感じがあまりしなくって、こちらもいつもどおりにCanCamの撮影に来たようなテンションで入っていきました。「かわいい〜!」っていう元気のあるオーディエンス(編集部スタッフ)の声が聞こえてくる現場も今はなかなかないので(笑)、楽しかったです!
めるる:あやみさんとまたCanCamで再会できると聞いてめちゃくちゃうれしかったです! 4年前にふたりで一緒に表紙をやらせていただいたときは、私がガチガチに緊張していて⋯。今日も相変わらず緊張はしているんですけど、ちょっと話せるようにもなりました!(笑)
あやみ:あのときは、モジモジ⋯っていう感じだったもんね! TOKYO MERでの共演もあるから、より距離感が縮まった感じはします。
めるる:現場でもめっちゃ助けていただいたんです。私は、なかなかみんなの中に入れない人なんですけど、「いくよ!」って引っ張ってくれて「私の妹〜!」ってみなさんに紹介してくださって。本当に優しいんです。
あやみ:すでに存在する作品に、途中から参加するって大変だなって思うので心配だったんですけど、人見知りではありつつ人懐っこいからすぐになじんでいて、姉としてホッとしました(笑)。
■ふたりの関係は、映画の現場で再会して変わった?
あやみ:めるるはシャイでね〜なかなか心を開いてくれないんですよ(笑)。会うたびに振り出しに戻るんですけど、それがまためるるのよさでもあって。そんな人もなかなか居ないから、面白いなぁって思うし! お芝居もすごく素敵だし、セリフも間違えている印象がまったくなくて。表では飄々としているけど、裏ではたくさんの努力をしているんだろうなっていうのが伝わってきます。
めるる:あやみさんは、どの現場に行ってもムードメーカー。みんなの中心にいるイメージがあって。
あやみ:ただただ、巻き込み型なんだよね(笑)。
めるる:TOKYO MERの現場でもずっと笑顔で、スタッフさんに話しかけにいったり、休憩しているときがないというか。まさに今日の撮影のテーマ〝強くてカッコいい女性〟だと思います!
あやみ:〝ただただずっと喋ってる女性〟になってない?(笑) カッコいいかはちょっとわかんないけど、めるるにそう言ってもらえるのは、うれしいですね♡
■今回の映画の観どころを教えて!
めるる:今回は火山の噴火によって引き起こった災害からの救出劇になっているんですが、医者たちの協力プレーだけじゃなく、小さい島だからこその市民のみなさんの全体的な協力プレーが感動につながる作品になっています。私が演じるのは南海MERチームに属する知花青空というTOKYOMERに憧れを持ってる女のコ。でもそれがゆえに、江口洋介さん演じる牧志先生の穏やかなゆったりとした雰囲気に、ちょっと焦りを感じているというか〝闘いたい願望〟を持っているめちゃくちゃ強いまっすぐな女のコですね。
あやみ:私が演じる弦巻比奈は、へっぽこを卒業し⋯後輩が増えたりしてちょっと大人に、そしてさらに強くなった姿をお見せできるんじゃないかなと思っています。
■人命救助がテーマの作品に関わったことで、私生活で変わったことはある?
めるる:私が救助されています。
あやみ:どういうこと?(笑)
めるる:なんかTOKYOMERの現場を経験したら、他のことが楽に感じられるようになって、ツラいことがあってもMERを思い出したら、「大丈夫!」って助けられてる自分がいます(笑)。
あやみ:めっちゃわかる。経験者みんなが言うんです(笑)。私は、日々どこかに行ったりロケ先だったりで、AED(自動体外式除細動器)の場所がどこにあるかなっていうのをなんとなくチェックする習慣がついたかも。その数秒が人の命を救うから、みんなに使えるようになってほしいなって。誰でも使っていいから、ちょっとでも迷ったらAEDをしたほうがいいっていうのは伝えたい!
めるる:さすが先生!
■めるるがTOKYOMERに出演すると聞いたときはどう思った?
あやみ:ここでコラボするとは思わなかったので、すごくびっくりしました。新鮮だなと思ったし、頼もしいだろうなって。過酷な現場なので、心配もあったけどめるるなら絶対大丈夫だという安心感とともに、現場をこなしていたと聞いて「こんな現場もこなせちゃうの!」って驚きました(笑)。
めるる:大変な現場があるって噂は聞いていたので、まさか出演させていただくとは思っていなくて。でも撮影にインする前にあやみさんが連絡をくださったんですよ。「大丈夫か!」って(笑)。そういう連絡をくださるところも優しいなと思ったし、そこで頑張ろうって思えました。
あやみ:覚悟がいる作品なので、一応覚悟をしといてねっていう話はしておかないとなと思って。大変だとは言ってもどのくらいかもなかなかわからないだろうから。
めるる:でも、想像を超えるくらい大変でした(笑)。過去イチの過酷さ!
あやみ:私もそう。これがTOKYOMERの洗礼ですね。ようこそこちら側へ!(笑) 私たちはドラマでの経験を経て慣れたものがあるけど、映画からのチームはいざ始まったときに現場で求められるものが多かったりするし、スタッフさんの数も限られている中できっと大変だろうなって。めるるは自分にご褒美あげたりするの?
めるる:めっちゃくちゃごはんをデリバリーします。もう豪華なメニューを(笑)。ずっと沖縄にいたんで、東京に帰って自分のベッドで寝られるのもうれしくって。
あやみ:わかる! コンビニが近くにあるうれしさもあるよね(笑)。

©2025劇場版『TOKYO MER』製作委員会
離島での事故や災害に対応する〝南海 MER〟の試験運用が開始されたが、半年が経過しても、緊急出動の要請はゼロ。廃止が決定的となっていたところに、鹿児島県・諏訪之瀬島で突如として火山が噴火。溶岩が村を焼き尽くし、多くの噴石が飛び交う中、南海MERは島に取り残された79名すべての命を救うために、絶体絶命のミッションに挑む。
ふたりの俳優としての活躍も要チェック!
映画の撮影では、ともに過酷な現場を乗り越えたあやみとめるる。そんなふたりの俳優としての姿も、映画館でぜひチェックしてくださいね♡
撮影/安川結子 スタイリスト/川瀬英里奈 ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini) モデル/中条あやみ、生見愛瑠(本誌専属)、サリー(M.Dogs) 撮影協力/山下 樹 構成/佐藤彩花 ◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。