恋愛と“推し”、どっちが大事?20代~30代女性に聞いてみたら…

 あなたの周りにも、推しに夢中な友だち、いませんか?今や社会現象ともいえる「推し活」は、私たちのライフスタイルにすっかり溶け込んでいます。今回はナイル株式会社の「アプリブ」が実施した最新調査で、20代~30代の未婚女性を対象に行ったアンケート結果をご紹介。

一体、現代女性の心の中で、「推し」と「恋愛」はどんな立ち位置になっているのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

驚き!約6割の未婚女性に「推し」がいるってホント?

まず注目したいのは、20代~30代の未婚女性の58.8%が「今、推しがいる」と答えたこと。さらに「過去に推しがいた」人も含めると、なんと75.1%が「推し活」経験者なんです!もはや「推しがいる」のは当たり前、そんな時代になったと言えそうですね。

リアルな恋愛より「推し活」を優先する人が約半数!

「今、推しがいる、または過去にいた」と答えた1,227人に、「リアルな恋愛」と「推し活」、どちらが優先順位が高いかを尋ねたところ、49.1%もの人が「推し活のほうが高い」と回答しました。恋愛よりも「推し」に時間や情熱を注ぐ女性がこんなにも多いなんて、ちょっと驚きですよね。推し活が、私たちの日々の生活に欠かせないものになっている証拠かもしれません。

恋人には「理解」してほしいけど「干渉」はしないでほしい?

「恋人やパートナーに、推し活についてどう接してほしい?」という質問では、一番多かったのが「推し活に理解を示してくれる人がいい」で38.3%でした。次に多かったのは「否定されなければいい」で26.8%。 この結果から、「一緒に楽しみたい!」というよりは、「私の趣味を尊重してほしい」「深入りしないでほしい」という気持ちが強いことがうかがえます。推し活は、自分だけの特別な時間、心の拠り所として大切にしたい、そんな本音が垣間見えますね。

推し活は恋人にオープン!でも「話しすぎない」バランス重視

「恋人に推し活についてどのくらい話しますか?」という問いには、「ある程度話すけど深くは話さない」が52.6%で最多に。そして「何でも話す」が36.9%と続き、合計で89.5%もの人が、ある程度は推し活を恋人にオープンにしていることが分かりました。 「推し活を隠す」というよりは、気軽に話せる関係を築いているようですね。でも、「深くは話さない」という回答が多いのは、「推し活は自分のペースで楽しみたい」という気持ちの表れかもしれません。

推し活が原因での衝突は意外と少ない?カギは「ちょうどいい距離感」!

「推し活のせいで、恋人とすれ違ったりケンカになったりしたことはありますか?」と尋ねたところ、63.3%が「いいえ」と回答。意外と推し活が原因で揉めることは少ないようです。 もちろん、「恋人の前で推しの画像を見ていたら嫉妬された」「熱量に引かれた」「推し活優先で予定が合わない」といった声も聞かれました。でも、多くの人が上手に恋愛と推し活を両立させている様子。お互いに干渉しすぎない「ちょうどいい距離感」が、良好な関係を保つ秘訣なのかもしれません。


「推し」は、現代女性にとって心の支えであり、日々の活力源。「推し」が単なる趣味ではなく、私たちの価値観やライフスタイルに深く根ざした、大切な存在になっていることがわかる結果に!今後も「推し活」がどのように進化し、私たちの日常に彩りを与えてくれるのか、とても楽しみです。

情報提供元/アプリブ 構成/こわたあや 写真/(c)Shutterstock.com