何故あんなにも我慢強いのかと感心する人っていますよね。普通なら引いてしまうような場面でも、平然と対処する人を見ると、羨ましい気持ちや「すごいな」と感じることがあるものです。
折れない心は現代社会においても重要なファクターの一つ。さて、あなたはそんなメンタルの強いタイプでしょうか?今回は手相の「第二火星丘」を通して、あなたの忍耐力について探っていきます。

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Contents
位置・形状
手相における「第二火星丘(だいにかせいきゅう)」は、小指の付け根付近で、感情線の下方に位置し、水星丘と月丘の間にあるエリアです。この部分は「抵抗力」「忍耐力」「責任感」などを象徴するとされています。
もしこの第二火星丘がしっかり発達している場合、困難に直面しても諦めず、粘り強く物事を解決する意志が強いとされています。また、他者への配慮や内面的な強さを表すとも言われています。
【1】第二火星丘から伸びる太陽線は、努力が実を結び評価される
第二火星丘から太陽線が伸びている場合、どんな状況においてもポジティブな視点を保持し、忍耐強い性格を示します。そのパワフルなエネルギーは周囲に勇気と活力を与えることから、まるで太陽のような存在と言えるでしょう。
この性質を持つ人は、一度引き受けた仕事には最後まで全力で取り組み、絶対に投げ出しません。たとえ目の前に困難が立ちはだかったり、想いを寄せる相手に振り向いてもらえなくても、その粘り強さによって最終的には自ら望むものを手にする可能性が高いです。
【2】第二火星丘から伸びる運命線は、負けん気の強さを暗示
もし第二火星丘から運命線が伸びている場合、それは「欲しいものを手に入れたい」という強い意志を表します。仕事や収入など生活レベルの向上への関心が高く、自己基準を他者と比較することで自分の現状を確認しながら成長意欲を膨らませます。
そのため努力や節約を惜しまない忍耐強さが特徴ですが、一方で、経済的な価値だけでは人生の豊かさは測れません。精神的な充足や人情を大切にすることで、心の余裕が生まれより幸せを感じられるでしょう。
【3】第二火星丘に縦線(忍耐線)があると、人一倍忍耐強い
第二火星丘に縦線(忍耐線)が見られる場合、通常以上に忍耐強いタイプであることを示唆しています。「見た目や体裁なんて関係ない!」というように、自分自身の信念を貫き通し周囲に簡単に流されることはありません。その肝の据わった精神力は並外れていて、流行や話題にも興味が湧かないことがあります。
ただし、自分が好きなものや関心を持っている対象には圧倒的な集中力と粘り強さで取り組む姿勢を持っています。不器用に見えることもあるかもしれませんが、その地道な努力は周囲に感動を与えるでしょう。また、大きな目標を達成するときも、自分の力を最大限発揮することが可能です。
【4】第二火星丘に斜め線があると、コンプレックスが強い
第二火星丘に斜め線が現れる人は、必要以上に自分の学歴や才能に対して劣等感を抱きやすい特徴があります。実際にはそこまで気にする必要がないことでも、些細な部分に神経を使ってしまい、集中力を欠いてしまう場面もあるかもしれません。しかし、その過剰なこだわりが「反骨精神」として働き、結果的に成功につながることもあります。
一方で、他人が学歴や知識をひけらかすような態度を取るとイライラしてしまう弱点も。もしその傾向を改善したい場合は、自分の知識を他の人に教える活動や資格取得を始めてみるのがおすすめです。そうすることで徐々に気にならなくなり、精神的な余裕を得られるでしょう。
【5】第二火星丘にフィッシュがあると、逆境に強く最後に勝つ
この丘にフィッシュがある人は、何事にもひたむきで正直な姿勢を持つ性格です。その誠実さは、人間関係にも表れ、多くの人から信頼されるでしょう。目的意識がしっかりしているため辛抱強く、苦しい状況でも最後には勝利を手にすることができます。
ただし、真っ直ぐすぎる言葉遣いが時折周囲に疎ましく思われる場合も。言葉を選び、柔らかい表現を心掛けることで、その誠実な人柄が相手にしっかり伝わり、さらに信頼を得られるはずです。
【6】第二火星丘にスターがあると、リーダーシップと忍耐強さで成功する
第二火星丘にスターを持つ人は非常にポジティブで、自然とリーダーシップを発揮するタイプです。その資質から、周囲から頼りにされる存在となりがちです。何事にも全力で取り組む情熱的な姿勢は多くの人々を勇気づけるでしょう。
また、単なる忍耐力だけではなく強い正義感を持ち、自己の人間力によって成功へと導かれます。ただし、率直すぎる態度によって敵味方が明確になりやすい点も特徴ですが、あなたを支持する人々は熱心に応援してくれるはずです。
【7】第二火星丘にほくろがあると、何でも途中で投げ出しがち
第二火星丘にほくろがある人は好奇心が旺盛で機転が利くタイプですが、その反面少々せっかちで飽きっぽい一面があります。この柔軟性は器用さとも受け取れますが、忍耐力の面では課題がありそうです。一度決断したことを最後までやり遂げる習慣を身につければ、更なる信頼を勝ち取り、豊かな人生に繋がるでしょう。
その結果、多くの有益な情報や助言も周囲から得られるようになります。
おわりに
忍耐強さとは「精神的なタフさ」と解釈することもできる資質です。他人の意見に流されず、自身の考えを貫くその強さは希少ですが、それが過剰になると周囲との関係が悪化する恐れも。同じ強さでも“頑固”と見なされてしまうケースがあります。
適切な協調性を保ちながら、自分の意見をしっかり伝えるバランスが理想的と言えるでしょう。そうすれば人間関係においても円滑にマイペースを保つことができるはずです。
(脇田尚揮/ライター)







