【見方7選】玉の輿線でわかる、あなたが引き寄せるべき運命の未来

手相とは、手に刻まれた線やその位置を分析し、運勢を占う方法です。その中でも、多くの人が一度は夢見るかもしれないのが「玉の輿」という概念。これにより、有力者の目に留まり、人生が劇的に変化する“シンデレラ・ストーリー”を手に入れる可能性があります。

あなたの手にも、この「玉の輿に乗る手相」があるのか、ぜひ確認してみてください。そして、その先に待ち受ける運命の未来がどんなものか、想像してみましょう。

脇田尚揮
龍神を祀る秀心寺の僧侶。合同会社ミンストレール代表、大学・高校講師、心理カウンセラー。仏門の道と並行して神道・修験道を学ぶ。経営・占術にまつわる資格80種保有。TikTokにて毎朝法話LIVE「風の善友会」を主催。

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意味・定義

「玉の輿線」とは、主に結婚線が長く伸びたうえで、薬指の下を縦に走る金運線を横切る手相を指します。他にもいくつか「玉の輿線」とされる手相がありますが、それを持つ人は、自分より社会的地位が高く、経済力のある異性から愛される可能性があります。

このような手相が現れている人は、援助してくれる存在のもとで、物質的な恵まれた暮らしを送ることになるでしょう。ただし、他の線との兼ね合いによっては夫婦という関係ではなく愛人に留まる傾向があるため、節度を保つことが大切です。

【1】感情線の先端が人差し指と中指の間に入るとサポーター型玉の輿相

感情線の先端が人差し指と中指の間に向かって進む手相の持ち主は、温厚で平和的な性格の持ち主です。このタイプは、一歩ずつ着実に人生を歩む姿勢が有力者から好意を寄せられる理由となります。

さらに、線が濃い場合は信頼されやすく、理想的なパートナーとして地位や成功を志向する異性から憧れられるでしょう。線が長ければ長いほど真面目さが際立ち、専門分野で努力を重ね、大きな成果を達成する人も多い傾向があります。同様に専門性を持つ優れた異性からも魅力的に映ることでしょう。

【2】月丘から伸びた線と運命線が合流しているならスポンサー相

小指の下に位置する広い部分(月丘)から斜めに伸びた線が運命線と交わる手相は、有力な支援者やスポンサーとの出会いによって運勢が上向く兆しを示します。このような相がある人は、資産家との結婚や仕事面で思いもよらない支援者が現れることで経済的な恵みを得る可能性が高いと言えます。

この手相を持つ人は、人付き合いによって人生が好転する機会を見出すことが多いでしょう。そのため、この線を活かすには積極的に人と接点を持つように意識すると良いでしょう。

【3】結婚線と太陽線が接するのはもてなされ相

小指下部にある結婚線と、薬指の付け根から縦に走る太陽線が交差する手相は、家族や恋人から大きな恩恵を受ける運勢を意味します。また、周囲から愛され、支えられる好意によって人生が円滑に進む傾向があります。

このタイプは、お金や贈り物を受け取ったり、高収入を得たりするなど、金運にも恵まれる特徴があります。まさに近くにいる存在やパートナーとなる人々から特別なひいきを受ける手相と言えます。ただし、この幸運を過信しすぎると運勢が低下する場合もあるため注意が必要です。

【4】生命線の内側に起点があって下部に島状紋があると寵愛され相

運命線が生命線の内側からスタートし、その下方に島状紋がある手相は、社会的地位が高い人や経済的に恵まれた異性から特別に寵愛され、愛されやすいことを示しています。このような手相の持ち主は人柄に魅力があり、支援者のそばで物心両面において豊かな生活を送れる可能性が高いでしょう。

ただし、この縁が長期化すると純粋なパートナーではなく愛人関係になりやすいため、自分自身の立場をはっきりさせることが重要です。

【5】太陽線が金星丘から上に伸びて合流すると前途洋々の玉の輿相

薬指下の太陽丘から登る「太陽線」が、親指近くの金星丘から伸びて合流する場合、これは非常に良い手相とされています。この手相の持ち主は権力や富を持つ異性からバックアップを受けることが多く、次々と人生の道が開けていく兆しがあります。

また、持ち前の努力も加わればさらに幸運を引き寄せるでしょう。この相は玉の輿運に限らず、親や親しい人から不動産など貴重な資産を譲り受ける可能性にもつながります。

【6】人差指の付け根部分に、リングのように刻まれていると持ちあげられ相

人差し指の付け根部分にリング状の刻線(ソロモン線)がある手相の持ち主は非常に賢く、相手のプライドを巧みに操る才能を備えています。時には機転を利かせて「バカなふり」をするなど、周囲との良好な関係を築く術に長けています。その魅力によって年上で裕福な人々から特別視されることが多く、リッチキラーとして名高い場合もあります。

また、謙虚さと愛嬌を兼ね備えているため、「マスコット的存在」として誰からも自然と愛されるでしょう。ただし、同性からは厳しい視線を向けられることもあるため、その点には慎重になる必要があります。

ただし、同性の見る目はかなり辛口なので、気をつけたほうがいいかも。

【7】金星丘の手首側で生命線に沿うように上に昇る短い線は見初められ相

金星丘の手首側で生命線に沿うように上昇する短い線がある手相は、その人が強靭な精神力を持ち、長期間にわたり地道な努力を続けられる可能性を示しています。一つのことに集中して取り組む姿勢を持つため、その結果として富裕層の異性から見初められることも少なくありません。

また、この手相の特徴として誠実さと勤勉さによる安定した運があります。普段は控えめでも、要所ではその言葉に説得力があるタイプと言えるでしょう。

おわりに

玉の輿に乗る人と言えば、美しい容姿が特徴と思われがちですが、実際にはそれほど重要ではない場合も多いようです。むしろ、心の美しさや品性が周囲に安心感を与えるタイプほど良縁につながりやすいと言えます。他者の経済力や資産頼みではなく、自立した精神を持ち、優しく励ますことのできる人であれば、「玉の輿」も夢物語ではありません。最終的には、有力者が求めるパートナー像とは居心地の良さや信頼感、さらには品格そのものなのかもしれません。

(脇田尚揮/ライター)