「謎の体調不良」原因は低気圧にアリ!不調を引き起こさない4つの予防法

【まず最初に】自律神経って?

「自律神経」は、暑いときに汗をかいたり、寒いときに血管を収縮させて体温を調整してくれたり、私たちが快適に過ごせるように体を調節しています。活発に活動するときに優位に動く「交感神経」と、リラックスしているときに優位に働く「副交感神経」があります。天気など急激な変化でストレスを受けると「交感神経」が過度に優位になり、不調や病気を引き起こす原因となります。
乱れた自律神経を整えるには、睡眠、運動、入浴など規則正しい生活を送って、体内リズムを整えることが大切です。意外とできていない「基本」を改めて学びましょう!

 

【1】朝起きたら太陽の光を浴びる!

決まった時間の早寝早起きや、規則正しい食事をとることは何より重要ポイントです。体内リズムを整えることで、自律神経のバランスも良くなります。特に、朝起きたら太陽の光を浴びて、体内リズムを1度リセットすることが効果的です。

 

【2】日中はウォーキングなどの有酸素運動をする!

自律神経を整えるためには、「激しい運動」よりも「1日30分程度のウォーキングなどの有酸素運動」がおすすめです。ウォーキングをしていると自然と深い呼吸ができるので、副交感神経が優位になり、自律神経のバランスがとれやすくなります。

 

【3】ゆっくり入浴して心身をリラックス♪

38~40℃くらいの「気持ちいい♪」と感じるくらいの温度のお風呂に入って、しっかり体をあたためましょう。熱すぎるお湯だと、交感神経を活発にしてしまい、むしろ寝つきを悪くしてしまうこともあるので注意。寝る1時間前くらいにお風呂から出るのがおすすめです。

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【4】6~7時間以上の睡眠を充分にとる。

睡眠中は副交感神経が優位になり、交感神経が休む時間。そのため、自律神経を整える上でとても大切な時間です。
眠る前は間接照明に切り替えたり、パソコンやスマートフォンの利用を控えることも、スムーズに入眠できるコツです。

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特別なことをするよりも「基本を整える」ことが何より大事。「最近体調不良が多いな……」と感じたら、こんな基本に立ち返ってみてくださいね!(後藤香織)

 

美的2015年10月号表紙

『美的』2015年10月号(小学館)

 

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