2013年も終わりに近づき、様々な事柄で1年の振り返りを始める方も多いのではないでしょうか。今年立てた目標は達成できたか、どんな出会いと別れがあったか、などなど。さて『美的』2014年2月号では、2013年12か月分各号で、どのメイクが読者に「マネしたい!」と思われていたかを総まとめ! そのページを見ていると、2013年のメイクの傾向が見えてくるような気がするんです……。
【1】とにかくみんな、森絵梨佳さんの顔になりたい!
『美的』2014年1月号では、メイクで森絵梨佳さんの顔になる方法が紹介されていたほど、12か月中11か月も、マネしたいメイクのトップが森絵梨佳さん! 離れ太眉、タレ目アーモンドアイ、まぁるい頬にふっくら唇。とにかく柔らかな曲線で構成されたその女性らしさ満点の顔つきは、今の時代私たちが目指したい顔でした。
【2】2013年後半から特に、読者の気分は唇に華やか色が復活!
2013年上旬のマネしたいメイクでは、4月号をのぞくすべての口元はヌーディ色に対し、後半ははっきりと色をのせたメイクばかり。各メーカーのコスメカウンターをのぞいても、やっぱりオススメされるのは華やか色。2月号で特集されているベストコスメリップ部門でも、1位のシャネルを筆頭に、やっぱり血色感あるコーラルピンクが上位を独占です。これまでの、ポイントメイクならアイメイク至上主義の時代から、アイメイクはほどほどに、リップメイクも重視な時代がやってきました!
【3】ベースメイクはナチュラルマット仕上げ。
ツヤ感ある肌が支持されたのは、1月号と5月号の2回のみ。あとはふんわりパウダーで仕上げたようなナチュラルマット肌に、ピンクのチークで女の子らしさを足した、ほとんど素肌のように見えるベースメイクがとにかく人気でした。
【4】目元は定期的にクールをマネしてみたくなる!
アイシャドウはやっぱりいつもの定番ピンクやブラウンがメインですが、定期的に出てくるクールアイ。3月号では下まぶたに光るパステルグリーン。8月号ではアイスグレーのアイシャドウ、そして特筆すべきは9月号のネイビーシャドウライン。基本は間違いのない色で美の底力を上げつつ、たまには冒険もしたくなる乙女心です。
そんな『美的』が2014年2月号の表紙で打ち出しているのは、なんとマスカラもアイラインも抜いて、ダークトーンでしっかり描いた眉とトレンド赤リップが主張という、ちょっとモードなおしゃれ顔。さて、2014年はどんなメイクが流行していくのでしょうか? 皆さんも、よいお年と、よいメイクを!(後藤香織)
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