山下美月「俳優も大変でしんどいときがある」…頑張る理由は?

「充電期間を終えて、今はお仕事モード。全力で走っています!」

(※本記事はCanCam2024年10月号の内容を再構成しています)

「今はドラマ『降り積もれ孤独な死よ』の撮影の真っ最中。乃木坂46を卒業してしばらくお休みをいただいたのですが、自分でも思ったより早く働いています。ありがたいことに色んな方面からお話をいただいて、ご縁があってやってみたいと思える作品たちに巡り会えたので早い復帰に。そして、休み中に映像作品を毎日4本くらい観ていて『こういうお芝居がしたい!』と、仕事への意欲が高まっていたことも、復帰が早まった理由のひとつ。

私が演じる森 燈子は、とある事件を追う記者で、ストーリーに奥行きを持たせる立場です。感情をあまり出さない役なので、そこは難しい部分ではありますがやりがいがあります。現場では、成田(凌)さんと会う機会が多いのですがクールな印象があったんですけど、気さくに話してくださる面白い方でした!

俳優の仕事は、楽しいばかりではなく大変でしんどいと思うこともあります。でもしんどいことって、成長につながると思う。学校の勉強も基本は、しんどいじゃないですか(笑)。だから私はしんどい=やりたくないではない。自分を追い詰めることができる環境があるのはいいこと。起伏や刺激がない生き方よりも私にはあっています。この仕事が向いていないと思うこともあるけれど、自分で選んだ道を途中で放棄したくないし、頑張りたい。これからも色んな作品を通して、俳優としても人間としても成長していきたいです。

アイドルを卒業して周りの環境は変わったけれど、私の気持ちは変わっていません。強いていうなら、昔よりも自分を大切にできるようになったかなぁ。それは変化というか、年を重ねて成長したことなのかもしれません」

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乃木坂46を卒業してから、お休み期間にインスピレーションを受け、早々とお仕事を引き受ける美月、かっこいい! 美月を見習って、しんどいときこそ、自分の成長のため、と思って頑張りたいですね♪

CanCam2024年10月号「言いたいコトはやまやまですが。」より 撮影/須江隆治(See) スタイリスト/奥富思誉里 ヘア&メイク/進藤郁子(TRON) モデル/山下美月(本誌専属) 構成/西村真樹 WEB構成/近藤舞緒