人は一生のうちに数えきれないほどの決断をするもの。その中でも「結婚」は大きな責任を伴うため、ひときわ慎重になる人が多いはず。では、世間の結婚経験者が「この人と結婚しよう」と決めた背景には、どのような気持ちや出来事があったのでしょうか?
今回は、URUHOME(ウルホーム)が結婚経験のある男女501人(女性312人/男性189人)を対象に実施したアンケートをもとに、「結婚を決断したきっかけ」について探っていきます。
経験者は語る。「結婚を決断したきっかけ」TOP15
1位:この人とならやっていけると確信できたから(49.7%)
「将来のビジョンがしっかりしているし、この人となら良い家庭を作り上げることができると思った」
「この人なら自分らしく生きていけると思ったし、家族を大切にしてくれると感じた」
「金銭感覚や一緒に生活していく感覚が近く、意見のすり合わせができる相手だった」
「とにかくとても優しく気遣いがあって、一緒にいるのが楽だったため、生涯過ごせる相手であると感じた」
「誰かと一緒に住んだりするのが無理だと思っていたが、旦那とはこれからもずっと一緒にいたい、旦那の帰ってくる場所になりたいと思った」
この人となら大丈夫、そう確信を得られたときに結婚を決める人が最も多いようです。パートナーとして信頼できる存在であるかどうかは、結婚の重要なポイント。そして今が楽しいだけでなく、将来を見据えた相性も大事。日々の生活や困難な出来事を「一緒に乗り越えらそうだ」とお互いが信頼を寄せたときこそ、結婚のタイミングに適していると言えるでしょう。
2位:大好きだったから(20.0%)
「やはり大好きだったし、最終的にはこの人からは離れられないなぁと確信した」
「交際中はゾッコンでこの人しかいないと思っていた。恋は盲目と言いますが、本当でいい所しか見えなかった」
「大好きなので結婚しようと言われて嬉しかった」
「ずっと好きだった」
「お互い好きで好きで結婚した。一緒にいると心地いいし、相手と一緒に生きていくことしか考えられないと感じた」
ただただ大好きだったから。そんな「純粋な愛情」が結婚への大きな原動力になったという意見も多数うかがえました。相手への強い想いが結婚へダイレクトに繋がるのは、とってもロマンチック♡しかし感情は時として変化するものなので、結婚生活においてパートナーの考えや価値観、言動を理解できなくなってしまうこともあるはず。それでも愛が続くように、お互いが尊敬と思いやりの心を持つことが大切です。
3位:後がないと思ったから(17.0%)
「年齢的に、今を逃したら当分結婚相手が見つからないだろうと思った」
「転勤が決まっていたので、この機会を逃すと当面結婚は出来ないだろうと思った」
「こんなに私のことを愛してくれる人はいないし、自分もこんなに人と仲良くなれることはなかったから、この人とずっと一緒にいられたら幸せだろうなと思って結婚した」
「バツイチで40代だったので、再婚できるなら最後のチャンスだと思った」
「この人を逃したら、一生結婚出来ないと直感的に思った」
「あの時、結婚を決めていれば…」と、チャンスを逃して後悔したくない気持ちから結婚を決めた人も。大切な人を逃してしまうことにリスクを感じたり、年齢的に次はないかもしれないと感じたり。タイミングの重要性が見受けられますね。
自分にとって最良な選択だと信じて一歩踏み出すことも、後悔のない人生を送るために必要でしょう。
4位:精神的な支えが欲しかったから(16.4%)
「頼れて相談できて話せる人だと思った」
「精神的に依存してしまった」
「遠距離恋愛をしていたが、この人なしでは生きられないと思った」
「体調を崩して入院手術が必要なときに、支えになってくれた」
「30過ぎていて精神不安もあり、支えが欲しかった」
人生において、誰しも辛いことや大きな壁にぶつかることはありますよね。そんなとき、ひとりで乗り越えるのは想像以上に大変。「この人(パートナー)がいるから頑張れる」そんな精神的な支えがいることで、日常の不安やストレスが軽減されることだってあるんです。誰かがそばにいてくれる「安心感」は、結婚の大きなメリット。
5位:この人なしには生きられないと思ったから(10.6%)
「放したくなかったし、他人に取られるのは絶対に嫌だった」
「出会った頃からとても明るかった。この人しかいないと思った」
「20年精神病だった私。夫(当時は彼氏)がずっと存在を肯定し続けてくれて、5年で治ったことがきっかけ」
「この人ならどんな辛い状況になっても笑って過ごせると思えた」
「たくさん愛してくれて、これからも愛情は冷めることはないと思った」
パートナーの存在が自分の人生に必要不可欠だと感じることで、結婚を決断する人も。「この人となら、幸せな家庭を築くことができる」「この人と一緒なら、どんな困難も乗り越えられる」「この人といると、心が穏やかになる」などとも言い換えれらえるでしょう。深い愛情、精神的な絆が感じられますね♡
上位5位までは感情・気持ちに関する回答が並ぶ結果になりました。しかし6位以降を見てみると、例えば6位「節目の年齢(25歳・30歳・35歳など)を迎えたから」11位「交際の節目(5年・10年など)を迎えたから」と、タイミングが決断のきっかけになった人も。また9位「親を心配させたくなかったから」10位「両家が円満にやっていけると思った」と、親のことを考えたうえで決断を下した人もいるようです。
一方で、13位「結婚資金が貯まったから」14位「貯金が目標に達したから」といった回答は少数派に。多くの人が、お金よりも愛情を結婚への大切な要素と考えているようです♡
結婚を決意するきっかけとして「相手への強い気持ち」や「安心感」がベースにあることが分かりました。「今の恋人と結婚すべきかどうか」「いつ結婚したらいいか」と悩んでいる人は、本アンケートと自身の気持ちを照らし合わせてみて。結婚への意思が明確になり、一歩踏み出すタイミングが見えてくることもあるはず♡(Mai)