職場に気になる人はいる、でも…。誰にも言えない秘密の「社内恋愛」事情。

社会人になると出会いの場は減りがち。仕事が忙しくて会社と自宅を往復する生活をしている人は、社内の出会いを視野に入れていることも多いのではないでしょうか。みなさんは、社内恋愛に肯定派? それとも否定派?

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今回は、結婚相手紹介サービス『株式会社オーネット』が全国の25~34歳の独身男女609人(男性:311人、女性298人)を対象に実施したアンケートをもとに「社内恋愛」について男女のリアルな価値観を探っていきます。

【男女609人調査】社内恋愛はアリ?ナシ?

まず、社内恋愛についてどのような考えを持っているのか聞いてみると、男女ともに半数近くが『出会いを大切にしたいので社内恋愛はありだと思う』と回答し、多数派になりました。

会社を出会いの場のひとつと考える「恋愛優先派」が約5割、恋愛も仕事も大切だからできれば避けたい「慎重派」が約2割、そして仕事とプライベートはきっちり分けたい「仕事優先派」が約3割という見方もできますね。

実際、社内で恋愛対象として気になる異性がいた(いる)?

続いて、実際に社内で恋愛対象として気になる異性がいた(いる)のか聞いてみると、全体の約3人に1人が『気になる異性がいた(いる)』と回答。

社内で恋愛対象になる異性と出会った人たちは、その後発展があったのかどうか気になるところ。

気になる異性との関係、その後どうなった?

前の質問で「恋愛対象として気になる異性がいた」との回答者に、その後の関係性を聞いてみると…最も多かったのは『アプローチして交際に至った』で、とくに女性の回答が目立つ結果に。積極的に話しかけたりアピールしたりして、相手の心を振り向かせる努力をしている女性は多いようです♡

一方で、男性に多く見られたのは『特に何もしなかった(していない)』との回答。男性は「相手も自分に好意的である」という、恋人関係に発展する確信的なものがないかぎり、リスクを抑える傾向にあるのでしょうか? 

気になる相手にアプローチしない理由は?

社内に気になる相手がいてもアプローチしない理由を聞くと、女性の5割、男性の6割が『アプローチして失敗すると気まずくなるから』と回答。男性はより社内恋愛に対して慎重であることがうかがえる結果になりました。

また『すでに恋人(既婚含む)がいてアプローチできない状況だったから』と仕方なくアプローチを断念する回答は、女性のほうがより目立つ傾向に。すでに相手にパートナーがいるのであれば、好きな人の幸せを願って身を引くのも愛情ですよね。

そして、男性は『ハラスメント扱いされると怖いから』との回答も約1割いる結果に。最近はとくにハラスメントの事象が話題になることが多いので、リスク回避で社内恋愛に対してネガティブになるのも必然的。女性の気に障ることをしないよう気を遣うばかりに、身動きが取れなくなっている男性も少なくなさそう…!


本調査から、男女の半数近くが社内恋愛に積極的な姿勢であることがわかりました。ですが実際には、社内という狭い環境下において積極的にアプローチをすることにリスクを感じ、なかなか交際に発展できないケースもあるようです。

社内恋愛には向き不向きがあるもの。相手のことが気になって仕事のパフォーマンスが落ちたり、周囲に気付かれて居心地の悪さを感じたり、お別れすることになって気まずくなったり…後悔してしまう人もいるでしょう。
対して公私混同せずに仕事に集中できる人、社内でポーカーフェイスを保てる人は、上手くお付き合いしながら仕事をこなすことができそう。もし会社で運命的な出会いをしたのであれば、社内恋愛のメリットとデメリットをよく理解したうえで慎重にアプローチをかけることが大切です♡(Mai)

情報提供元/株式会社オーネット