1.【自分がどう生きるかを選ぶのは、自分】
2.【いまのあなたが不幸なのは、自らの手で「不幸であること」を選んだから】
3.【これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについて、なんの影響もない】
「自分はこういう性格だから……」「こういう環境だから仕方ない……」と、悲観して人生に諦めを持ってしまってはいませんか? 人生はこれまでの出来事やトラウマによって決まるものではなく、「変えたい」という思いさえあれば自分で変えられるもの。同じ経験をしても、それをどう受け止め、どのような行動をとるかはその人次第。アドラーは「たとえ現在幸せだとはいえなくても、それは自分が選んだ結果」と説きます。
4.【あなたには、ただ“勇気”が足りない。いうなれば「幸せになる勇気」が足りていないのです】
上と同様、いつどんな環境でも、人は変わろうと思えば変われるものです。一歩踏み出す勇気が持てない……というのは、現状に多少の不満があったとしても、現状をキープするほうが楽で安心だからです。それはつまり自分で「変わらないと決めている」証拠。
5.【お前の顔を気にしているのはお前だけ】
「肌荒れしているから出かけたくない」「メイクがうまくいかないから今日はもう何もしたくない……」と思っていても、いざ人に会うと「どこが?」と聞かれること、よくありませんか? 確かに自分自身を振り返っても、人の顔の変化についてはさほど気づかなかったりして……。自分で思っているほど、人はあなたのことなんて気にしていません。
6.【自由とは、他者から嫌われることである】
「だれかに嫌われている」ということは、「あなたが自由に生きている証」と、『嫌われる勇気』著者の岸見先生は語ります。
さらに「10人のうち1人はどんなことをしていてもあなたのことを嫌い、2人はお互いにすべてを受け入れて親友になれる、あとの7人はどちらでもない」というユダヤ教の教えもあります。あなたを嫌う1人にひきずられて「みんなが私を嫌っている」と思うのではなく、親友になれる2人に注目する……つい「嫌われる」ということには敏感に反応してしまいがちですが、そこを変えるだけで、人生はだいぶ変わっていくはずです。
その他にも【他者の幸福を「わたしの負け」であるかのようにとらえているから、祝福できない】、【人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます】など、グサグサ刺さる言葉がいっぱい……。
さらなる言葉がたくさん載っている『Oggi』8月号や『嫌われる勇気』自体もあわせてチェックしてみてくださいね。(後藤香織)
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