【調査】実際、結婚式を挙げる人の割合ってどれくらいなの?初婚と再婚でこんなに違った…!

人生において、大きなイベントのひとつである結婚式。
「盛大に挙げたい!」と意気込む人もいれば、「費用がかかるから」「忙しくて時間がないから」などさまざまな理由で挙げない選択をする人もいるでしょう。

(c)Shutterstock.com

そこで今回は、アニヴェルセル総研が20代~30代の未婚・既婚男女224人を対象におこなったアンケートをもとに、初婚・再婚で結婚式を挙げる割合について探っていきます。

【全体】結婚式を挙げた割合はどれくらい?

初婚・再婚にかかわらず全体において最も多かったのは「結婚式・披露宴ともに開催した」との回答で、約半数ほど。次いで「何もしていない」、「フォトウェディングだけ実施した」が続く結果となりました。

2016年と2024年を比較

今回の結果と2016年におこなった同様のアンケート結果を比較したものがこちら。
※象者および回収方法が若干異なるため、参考比較は以下の通りです。

「結婚式・披露宴ともに開催した」の割合は8年前より若干減少していますが、どちらも半数を上回る結果に。結婚式(挙式)~披露宴の流れでおこなう定番スタイルは、数年経ってもやはり人気のようですね。
また、8年前に比べて「何もしていない」は減少傾向にあり、対して「フォトウェディングだけ実施した」は増加傾向にあることがわかりました。

結婚式や披露宴をせずにドレスやタキシード、和装などを着用して撮影のみおこなう「フォトウェディング(フォト婚)」は、ますます注目されているようです。写真や動画で結婚の思い出を残すことができつつ、結婚式に必要な「多額な費用」と「長い準備期間」をカットできることが大きなメリット。自分たちのタイミングで実施できるので、親族や友人のスケジュールを気にする必要もありません。「結婚式など大勢のゲストの前で注目されるのは恥ずかしい」という理由で選択する人もいるでしょう。

そんなフォトウェディングは、スタジオ撮影のほかにも、パートナーとの思い出の場所やお気に入りの場所(海辺、お花畑、高原、美術館、おしゃれな建物・駅前・街並みなど)での撮影も人気を集めています。

【離婚歴なし/初婚】結婚式を挙げた割合

今回の調査において、「離婚歴なし/初婚」の方の結果をピックアップしてみると…

「結婚式・披露宴ともに開催した」が約6割におよぶことが判明。初婚の場合、結婚式・披露宴をおこなう人がより多いようです。

【離婚歴あり/初婚時・再婚時】結婚式を挙げた割合

続いて、「離婚歴あり」の方の「初婚時・再婚時」の結果をそれぞれピックアップ。

■初婚時

離婚歴のある方において、初婚時に「何もしていない」の割合は42.9%。離婚歴のない方の17.9%に比べて倍以上の差がありました。
結婚式をせずに籍のみを入れる「ナシ婚」の場合、離婚率が上がるということなのでしょうか…? その因果関係は定かではありませんが、挙式によってけじめがつき絆がより強くなったことが、その後の夫婦関係にいい影響を及ぼすことも考えられそう。また、せっかく費用をかけて式を挙げ周りにもお披露目したのに…と色々考えて思いとどまる人もいるかもしれませんね。

■再婚時

離婚歴のある方において、再婚時に「何もしていない」の割合はなんと92.1%。対して「結婚式・披露宴ともに開催した」の割合は3.9%となり、「フォトウェディング」「挙式」「会食」を実施した割合はそれぞれわずか1.3%。再婚時には、結婚式や結婚イベントをしない傾向にあるようです。

大きな結婚イベントをすることに対して気が引けてしまったり、「周りに迷惑がかかるから」と遠慮してしまったり。やりたい気持ちがあっても、抵抗感や気遣いから、やらない選択をする人が多いと考えられます。

周りの目を気にして結婚式がやりづらい場合は、ふたりだけの挙式も選択肢のひとつ。海外であればハワイやグアムなど、国内であれば沖縄や軽井沢などの、自然に囲まれたリゾート地で静かにおこなう挙式も素敵ですね。また、多くの結婚式サイト上には「挙式+新婚旅行のセットプラン」というのもあります。
ふたりの予定さえ合えばオフシーズンにおこなうことができるため、費用を抑えられるのも嬉しいポイント。


結婚式や披露宴をやるかやらないか、どちらか一方のみにするか。それとも、フォトウェディングや会食のみをおこなうか…その選択は人それぞれ。パートナーや親族とよく話し合って決めることが大切でしょう。

人生の節目となる結婚が、より素敵な瞬間となりますように…♡(Mai)

情報提供元/アニヴェルセル総研