「歌うますぎ」と話題のイケメン5人組・TOMORROW X TOGETHER(TXT) が、日本4大ドームツアーをスタート！【ライブレポ】

この夏、日本の歌謡番組に出演しては“あの歌が上手すぎるイケメン5人組は誰…!？”と話題を集めたTOMORROW X TOGETHER（TXT）。デビューから約5年半の時を経て、ついに日本4大ドームツアーの夢を叶え、7月10日、11日に東京ドームの舞台に5人で立ちました！そんな貴重すぎる東京ドーム公演の最終日、11日の様子をレポートします！

オープニング映像終了後、メンバー1人1人が花道から登場！今回怪我のため、座ってでのパフォーマンスになったBEOMGYUはメインステージに登場しました。

YEONJUNが「東京！」と叫んでから始まった本公演。まずは、7月に発売したばかりの新曲『誓い-CHIKAI-』の収録曲であり、日本の歌番組でも披露して話題の『Deja Vu[Japanese Ver.]』をパフォーマンス！続けて、『ハリーポッター』から着想を得た『9と4分の3番線で君を待つ(Run Away)』をオープニングで披露し、MOA（TXTのファン名称）たちにご挨拶！

TAEHYUN「やっと会えましたね！MOA棒（ペンライト）でいっぱいの東京ドームの景色を見て、幸せです」SOOBIN「僕たちの長い夢だった、東京ドームでの公演をMOAたちと一緒に出来るのがまだ夢みたいだし、実感が湧きません。僕のソウルメイトも同じ気持ちだよね？僕の相棒どこだ～～～！」BEOMGYU「ここだよ、SOOBINヒョン（兄）！MOAたちアンニョン！MOAの応援のおかげで元気なので、心配しないで～！」YEONJUN「元気そうだね！」と話し、メンバー全員でBEOMGYUをセンターステージへ移動させる場面も♡そして、みんなで改めて自己紹介を。

TAEHYUN「昨日よりももっとMOAのことを大好きなTAEHYUNです」YEONJUN「カリスマとキューティを兼ね備えたYEONJUNです」BEOMGYU「絶対泣かないカリスマのBEOMGYUです」HUENINGKAI「TXTのボスのHUENINGKAIです」SOOBIN「TXTのボスのボス、SOOBINです！」と、堪能な日本語で述べました。

今回の東京ドームでは、怪我のため椅子に座ってでのパフォーマンスになったBEOMGYUに対して、メンバーたちは…

SOOBIN「いつもうるさいBEOMGYUが座っているから変な感じですね」TAEHYUN「座っていてもうるさいよね（笑）」BEOMGYU「僕にとってはMOAがいちばんの薬です！今日は全てのステージには出られないけど、ステージに出るときは200％、いや、300％で幸せにします！」と意気込み。

TXTがワールドツアーをするのは、3度目。今回のツアーのテーマは…？

SOOBIN「３回目のワールドツアーは、TXTがどうやって成長してきたか、そして僕たちの未来をMOAたちと一緒にどうやって守っていくかのストーリーです」BEOMGYU「昨日僕たちが東京ドームを本当にホットにしましたよね。今日は爽やかなステージをお見せしたいと思います。SOOBINヒョン、覚悟を見せてください！」SOOBIN「僕の出番かなぁ～～？」と話して、KARAの『GOGO サマー』を全力で踊っていました！そんなSOOBINの姿に、TAEHYUNが「MOAたちがまじでびっくりしてるよ！（笑）」と突っ込みをいれてました♪

MOAたちとのやりとりを楽しんだ後、YOASOBIの幾田りらさんとのコラボが話題を呼んだ『0X1=LOVESONG(I Know I Love You)feat.幾田りら[Japanese Ver.]』を迫力MAXでパフォーマンス！その後は独特なリズムテンポがクセになる『Devil by the Window』を披露。

その後、衣装チェンジし披露したのは『Sugar Rush Ride』。扇子を使った優美なパフォーマンスに、MOAたちの歓声は鳴り止まず…！そしてTXTといえば、“少年の成長”がテーマのグループですが、新たなステージへと向かうために別れを告げる楽曲『Farewell, Neverland』を歌い上げ、また衣装チェンジ。

今度はブルーを基調としたブルゾンにデニムと、カジュアルな衣装で再登場！

まずは、TXTの3rdアルバムのタイトル曲でもある『Chasing That Feeling』。タイトル曲ということもあって、MOAたちの掛け声もとってもきれいにそろっていました♡ディスコポップジャンルの『Magic』までパフォーマンスし会場のボルテージを上げ、またまたトークタイムへ♪

MOAたちとペンライトを使ってコミュニケーションも♡

BEOMGYU「みんな僕の隣に来て～～！」と叫び、4人のメンバーがBEOMGYUのいるメインステージに走って5人でポーズ！そして、YEONJUNが「MOA棒（ペンライト）を上げて～！」といい、TXTのライブでは恒例のMOA棒を使ったコミュニケーションの時間。YEONJUNが「上！下！右！左！」と叫んだ通りに、MOA棒を動かしていくMOAたち。

そして、日本ツアーだからこそのこんな粋な計らいも…♡HUENINGKAIがVaundyの『東京フラッシュ』のサビをカバー。他のメンバーたちは後ろで踊り、ステージのボルテージを上げまくり♪

1stアルバムに収録されている『New Rules』、“L”を使ったダンスが特徴的な『LO$ER=LO♡ER』まで歌い上げました。

トロッコに乗って、初披露曲をパフォーマンス

盛り上がりまくる会場をさらにさらに、熱くしていくTXT！SOOBINがBEOMGYUをおんぶして、トロッコ前に全員で移動！そして、トロッコに乗りながら、7月に発売されたばかりでメンバーのHUENINGKAIが楽曲制作に携わった『きっとずっと(Kitto Zutto)』を初披露！続けて、Mrs. GREEN APPLEの大森元貴さんが書き下ろし、テレビアニメ『ワールドトリガー』の主題歌である『Force』まで情熱的に歌いました。SOOBIN、TAEHYUN、BEOMGYUのユニット曲『Thursday’s Child Has Far To Go』をスペシャルバージョンで5人でパフォーマンス。タオルを上に掲げ、全力でMOAたちと盛り上がりました！！

TAEHYUN「『きっとずっと(Kitto Zutto)』楽しかったですね。誰がプロデュースしたんだろ？」HUENINGKAI「僕ですね！（笑）MOAが一緒に盛り上がってくれてありがたかったです」YEONJUN「MOA棒を一生懸命振ってくれてありがとう！」と、会場を一緒に盛り上げてくれたMOAに感謝の想いを伝えました。

そんなMOAたちにお願いごとをひとつ…！とのことで、MOAたちの歌声を聴かせてほしいと『君じゃない誰かの愛し方(Ring)』のメロディーを流すと、TXTがうっとりするほどきれいな歌声でMOAたちが歌い上げ、会場はより温かい雰囲気に♡

突如、BEOMGYUが「SOOBINヒョン（兄）、知ってる？かわいいから好きなんじゃない。好きだから、かわいいんだよ！」とMOAに伝えると、ユイカの『好きだから。』のサビを甘〜くカバーし、「びっくりしたでしょ？今日来てくださったMOAのために、感謝の気持ちを込めて準備してきました！」とコメントし、MOAたちの歓声は止まりませんでした…！！

日本で初めてのユニットステージもお届け！

MOAたちがイントロを聴いてびっくりしていた、初のユニットステージもパフォーマンス♡BEOMGYU・TAEHYUN・HUENINGKAIのユニットで『Quarter Life』、SOOBIN・YEONJUNのユニットで『The KILLA』を鍛え上げた腹筋をチラつかせながら、セクシーに踊りました。

その後、TAEHYUNのソロダンスから始まり、全員がはおっていたスパンコールのジャケットを脱ぎ捨て『Back For More』を情熱的にパフォーマンス！そして、『Tinnitus』では激しいダンスを踊り、火を使った演出でダークに歌い上げた『PUMA』、『Good Boy Gone Bad』と続きました！

メンバーが野球のバットを持って現れた『Growing Pain』では、HUENINGKAIがギターを投げ捨てるという派手な演出も♪

またまた衣装チェンジを挟み、今度は爽やかなブルーを基調としたシャツで現れた5人。モニター映像がモノクロに変わり、切ない声で『Dreamer』を歌い上げ、7月に発売されたばかりの日本オリジナルソング『ひとつの誓い(We’ll Never Change)』を紐を使った印象的なダンスでパフォーマンス。

TAEHYUN「僕はMOAたちが驚いて“えーーー！！”っていう姿がいちばんかわいいです！」SOOBIN「MOAたちが見たがっていた『Growing Pain』もパフォーマンスしました！YEONJUNヒョン（兄）とHUENINGKAIがこの曲が大好きですよね」TAEHYUN「日本で初めて披露した、僕たちのユニットステージもよかったですよね」BEOMGYU「『Quarter Life』は元々最高だし…『The KILLA』はヒョン（兄）達がセクシーすぎて、僕たち弟チームにもセクシーさを譲ってほしい！TAEHYUN、僕たちのセクシーさを見せてあげて！」とコメントすると、TAEHYUNがセクシーなダンスを披露！！そうするとBEOMGYUが「MOA、僕が足治ったら大変だよ！TXTのセクシーはこれだっていうのを見せてあげるから、期待して待っててね！」と述べる場面も♪

そんな風にわちゃわちゃと盛り上がっていたら…TAEHYUNが「実はあと1曲なんです…」と悲しそうな顔で言い、本公演の最後の曲である『I’ll See you tomorrow』を歌い上げました。この曲の歌唱中には、怪我のため椅子に座ってのパフォーマンスとなったBEOMGYUのところに駆けつけるメンバーの姿も見られ、ほっこり♡そして曲が終わってすぐ、SOOBINがBEOMGYUのところに走り、おんぶをして退場をしました。

アンコールで盛り上がりは最高潮、そしてダブルアンコールも♪

大きな歓声に包まれながら、再度登場した5人。13分間にも及ぶMVが話題を呼んだ『Magic Island』、奇跡のような出会いに感謝し、ずっと一緒にいようという意味を込めた『Miracle』を続けてパフォーマンス！

そしてダブルアンコールでは、ファンに向けた『MOA Diary（Dubaddu Wari Wari）』、日本オリジナルソングである『Ito』を歌い、最後にもう一度トロッコに乗って遠いところにいるMOAたちにも感謝の想いを伝え、アンコールを締めくくりました。

アンコールで述べた、最後のコメント全文掲載♡

SOOBIN

「昨日も話したんですけど、夢を見ているようです。宙に浮いているようなそんな気持ちです。皆さんのおかげでこんな風に新しい感情を味わうことができました。夢のようだった東京ドームも新たな出発点となり、このあとは大阪、福岡、名古屋のドーム公演も残っています。今日皆さんがくださった愛と応援によって、この後のドームツアーも素敵に最後まで締めくくりたいと思います！今日交わした約束をずっと忘れずに覚えていてくださいね！MOA、好き好き！大好き！」

HUENINGKAI

「本当に幸せな2日間を過ごしました。東京ドームは終わってしまいますが、この後3つのドームも残っていますよね。僕たちはまだまだ日本での活動もたくさんありますので、これからもっと期待していてくださいね。もうすぐ、ものすごい曲が出る予定なので、そちらも期待していてください！あなたが好きです、MOA。愛してるよ♡」

BEOMGYU

「昨日もそうだし今日もそうだし、MOAの皆さんから本当にたくさんの愛をいただきました。だからすごい幸せでした。でも同時に全てのステージをこなすことができなくて、心残りです。昨日と今日皆さんからいただいた愛と、心残りをモチベーションにして、これから先のドームツアーやさまざまな活動を頑張りたいと思います。実は舞台袖でメンバー達がステージをしているのをずっと見ていました。本当にかっこよかったです。こんなにかっこいい僕のメンバーと、MOAの皆さんと青春を過ごすことができてうれしいなと思います。正直、東京ドームのステージに立つということは大変なことじゃないですか。（すべてのステージをできなくて）残念な気持ちもあるんですが、もしまた次回東京ドームに来ることができたら、そのときも皆さんご一緒してください。これからもTOMORROW X TOGETHERとずっとずっと一緒いてください。大好き！」

YEONJUN

「昨日今日と僕たち5人がずっと夢見てきた東京ドームのステージに立たせてくれた、MOAの皆さんに感謝の想いを伝えたいです。皆さんも多分同じ気持ちだと思いますが、今回の東京ドーム公演を準備するにあたって、予期せぬこともありましたし、さまざまな試練がありました。何よりも誰よりも、BEOMGYUがいちばん悔しい気持ちになっていると思いますし、5人でダンスするステージを見たかった皆さんも残念な気持ちになっていると思います。にも関わらず、昨日と今日が僕たちの最高のステージのうちのひとつだったと思っています。危機感も感じていたんですが、むしろ昨日と今日を通じて、僕とメンバーのみんな、そしてMOAがひとつになってこの危機を乗り越えたことによって、僕たちがより親密にそして絆を深めれたと思っています。僕たちのチーム名である“TOMORROW X TOGETHER”のように、誰かひとりがつまずいてしまったとしても、一緒にみんなで乗り越えていけるようなチームになっていきたいと思います。大好きです、ありがとうございます！」

TAEHYUN

「日本語で話してみます。2日間本当に幸せでした。ありがとうございました。そしてMOAたちが大丈夫なら、次のツアーは3日間どうですか？BEOMGYUさん、おつかれさまでした。MOAたちとメンバーたちと一緒に過ごせて、本当に美しい夏になりました！」

5人の夢だった東京ドーム公演を無事完走したTXTは、これから大阪、名古屋、福岡でもドーム公演予定！ますます躍進していくTXTの、これからの日本での活動にも注目してくださいね♡

写真提供／(P)&(C) BIGHIT MUSIC　　取材・文／安 彩楓