社会に出ると様々な仕事の姿勢や考え方、価値観を持つ人がいます。でも、「自分とは合わないな…」と感じる先輩や上司とも一緒に仕事をしなくてはならないときもありますよね。「仕事だから」と自分に言い聞かせてみるものの、正直先輩や上司であっても、価値観が合わないと「面倒だなぁ」と感じてしまうもの。
モヤモヤしてしまうのは自分だけ? みんな正直、どんな人にモヤモヤしちゃうの?
そこで、やさしいSNS「GRAVITY」が調査した、20歳~39歳の女性550名から寄せられた「職場の面倒な先輩・上司の特徴」を紹介します!
■職場の面倒な先輩・上司の特徴TOP10
”優秀な上司や先輩”であればやらないような行動が並んだTOP10。詳細を見ていきましょう。
第10位 下ネタが多い
- 「下ネタはセクハラに値するし、苦手」
- 「笑いの取り方がセクハラっておかしい」
- 「下品なやつは上司じゃなくても嫌い」
- 「全然平気だけど度が過ぎるとしつこい!」
- 「気持ち悪い」
本人は悪気なく、その場を和ませようとしている上での発言なのかもしれないのが質の悪いところ。デリカシーがない発言を不快に感じる人も多いので控えてほしいですよね。
第9位 感情で話をする
- 「そのときの感情でものを言う人の内容は筋が通ってないから頭に入ってこないし、部下を育てるに不向きだと感じる」
- 「好き嫌いや機嫌の良し悪しと仕事は別物だから、分けて欲しい」
- 「感情で話されるとこちらの意見を伝えにくくなる」
- 「感情で動いていいのは赤ちゃんや子供だけ。仕事をしていく大人同士、ちゃんとした理由を持って行動して欲しい」
上司や先輩が感情的で気分の浮き沈みが激しいと、対処法するのはとても難しいもの。感情のままに言われると、言われた側も腑に落ちないですし、モヤモヤだけが募ってしまいます。そのときの感情ではなくロジカルな思考を持って仕事を進めていきたいですね。
第8位 自分が全て正しいと思っている
- 「こちらの都合を一切考慮しない上司がいた」
- 「価値基準の視野が狭い人間は仕事が出来ないのに自分の上司にいるなんて悲劇」
- 「間違っていても自分が正しいと主張されると、対応に困る」
部下の提案や意見を全く聞き入れようとしない先輩や上司が会社に1人はいますよね。先輩や上司としてのプライドもあるかもしれませんが、一昔前の固執した考えから自分以外の人の意見が受け入れられないようです。今は柔軟な対応こそ、尊敬に繋がっているように思います。
第7位 無駄話が多い
- 「“嫌な”上司ではないが邪魔をされると鬱陶しい」
- 「仕事が進まないから帰れなくなる」
- 「仕事の邪魔をされるのが1番嫌い」
- 「集中できなくてイライラする」
- 「仕事はさっさと終わらせたい」
仕事をしないで無駄話ばかりしている上司や先輩がいると、仕事に集中したくても集中できずストレスが溜まりませんか。それでいて無駄話の注意をするのも、そんな上司・先輩だったりします。口よりも手を動かして働いてほしいものですよね。
第6位 悪口や噂話が好き
- 「信用が出来ないし、相談する上で信頼も出来ない」
- 「悪口を聞かないようにしても耳に入って来るのがしんどい」
- 「前の職場は環境があまり良くなくて悪口や陰口のオンパレードだったけど、それを上司もやっていて引いた」
- 「悪口を聞いていい気分はしない」
- 「他人の批判をする人は成長が無い」
会話の内容が職場の人の悪口や噂話ばがりだと、聞いていて疲れてしまいます。それに、「自分も言われているのでは?」と信用もできないですよね。仕事でも頼りにしたい存在だからこそ、信用できなくなるのは後輩・部下からしても辛いものです。上司や先輩が悪口や噂話をしかけてきた際に、軽く受け流すくらいの対応ができると楽かもしれません。
第5位 飲み会を強要
- 「プライベートの時間と仕事時間はしっかり分けたいし正直そこまで好きでもない上司といくお酒は楽しくもない。残業代出して欲しい」
- 「仕事中なら行ってもいいがそれ以外なら行く意味を聞きたい。行く理由がわからない」
- 「そんなにお酒が好きでもないので飲み会の強制は辛い」
- 「強要はちがう」
新型コロナウイルスの制限緩和を受けて、親睦を兼ねた飲み会を開催する職場も増えてきているのではないでしょうか。久しぶりの飲み会の場だからこそ、「これまでできなかったから」と言われてしまうと断りづらさがさらに倍増。職場の方々と交流を深められる一方で、勤務時間外の開催にストレスを感じる方も多い様子がうかがえました。
第4位 必要以上に指摘してくる
- 「経験値が違うから、頭では分かっていても上手くできないこともあることを理解してほしい」
- 「理不尽に怒られることが苦手! 期待されたくない」
- 「ただでさえ仕事は辛いのに指摘されることが多いと、さらに意欲が下がる」
- 「必要以上ということは指摘側の本人もわかってやってる事それは半分いじめ」
- 「経験があり、とてもストレス」
- 「メンタルやられる」
何度も必要以上に指摘を受けると、仕事への自信がなくなったり、ミスや指摘が怖くなり萎縮してしまいます。その指摘が当たっていればいるほど、グサッとくるもの。指摘されたことを全て正面から受け入れるのではなく、自身の行動を一度振り返りながら、落ち着いて整理してみるのも良いかもしれません。
第3位 価値観が“昭和”
- 「飲み会や休日イベントの強制、下ネタやセクハラ、頑固、電子機器が使えない等総じて”昭和”」
- 「男尊女卑が激しい」
- 「今は、若い子は褒める時代なのに、みんなの前でグチグチ指摘したり察する事を求めたりする」
- 「もう令和なのに、昭和の価値観で片付けようとする人は上司じゃなくてもホント悪質」
- 「古い思考で若い人が自分についてくると謎の自信に溢れてる」
日々仕事をする中で、上司や先輩に対して価値観や考え方の違いを感じることはありませんか?当時の先輩方の当たり前や苦労のうえで今があることは重々承知。しかし、価値観も時代に合わせて変化しているので、時代にあったコミュニケーションを大事にして欲しいですよね!
第2位 面倒な仕事を押し付けてくる
- 「本人もできるはずなのにそれを押し付けてくるのはめんどくさい」
- 「自分の仕事は自分でしろ」
- 「自分の仕事のペースを1番乱される気がする」
- 「仕事が不効率で増えるのは負担でしかない」
- 「迷惑」
- 「手一杯の時に来られるとめんどくさい」
- 「断れない性格なので辛い」
自分の担当業務でなくても上司からの命じられると断ることって難しいですよね。その断りづらさを分かったうえで押し付けてくるのはいかがなものかと。正直、言い返すということも難しいので、まずは周りの同僚に相談して手伝って貰うのも1つの手段かもしれません。
第1位 気分屋
- 「気分で態度を変えたり、人によってあたりがキツかったりするのが耐えられない」
- 「自分の発言に責任を持たない上司が1番やりづらい」
- 「機嫌に左右されるのはこちらが疲れる」
- 「気分屋すぎると何が地雷などかを考えてしまい、気を使いすぎてしまう」
- 「プロジェクトを進めていても、コロコロ変わるとそれに対応しなければいけなくなる」
- 「大人なんだから自分の機嫌は自分でとってほしい」
感情の起伏が激しく気分屋な上司や先輩たちの仕事の指示や方向性に一貫性がない点にストレスを感じている様子がうかがえました。仕事に関してだけでなく、上司の気分にも左右されるとなると同じ仕事内容でも気にしなければならないことが増えるので難易度が上がります。相手のペースにのまれず落ち着いて冷静な心で受け止めながら仕事を進めて行きたいですね!
■溜め込み過ぎずに、時にはかわして
「私の上司にもいる!」「わかる!」と感じる特徴もあったのではないでしょうか。すべてを「嫌です」とは断ることは現実的には難しいときもあるもの。でも、溜め込むと自分がきつくなりがち。指摘など受け止めるところは受け止めつつ、理不尽な部分は理解してくれそうなさらに上に相談してみる、友人に話して溜め込まないようにするなど、少しでもラクに生きていける方法を模索していきましょう。(岡美咲)