【超難読】奇+支で「攲てる」…読める?

 漢字をよく見てみると、いくつかの漢字が組み合わされてできているなんてことも多々ありますよね。 例えば、「鮖」のようになんとなく「魚を表す漢字かな」と想像できるものもあれば、「猋」のように「簡単な漢字ではあるけど難しい…」と頭を悩ませる漢字もしばしば。

そんな「読めそうで読めない日本語」から、クイズを出題します。お題はコチラ。 

「攲てる」。一体なんと読むのでしょうか? 

 

■ここでヒント! 

まずは言葉の意味を確認してみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「攲てる」の意味は次の通り。 

①     一方の端を高くする。

②     ㋐耳や目の注意力をそのほうへ集中させる。

   ㋑枕などから頭をもちあげて聞き耳をたてる。

③     高くそびえたたせる。

ちなみに、ひらがなで書くと「○○○てる」と5文字になります。この言葉をよく見かけるのは「耳を欹てる」という使い方。読み方の想像はつきましたか?では、このあたりで正解を見てみましょう 

■正解は…コチラ! 

「攲てる」の読み方、正解は「そばだてる」でした。「攲」には「傾く」という意味があります。「聞き耳を立てる」という様子で使われることも多く、まさに耳を「傾ける」こととして漢字の意味とも重なっていますね。

CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時に更新中。また明日も見に来てくださいね!(岡美咲)