各キャストの「理想の夫婦像」と忘れられない「手紙」についてのコメントこちらから。
佐藤浩市さん
・この映画の夫婦は普通の夫婦です。伴侶を失ったときの通じ合えた思い。どういう思いの中で生き、考えていける夫婦が理想です。
・30代半ばに三國から一筆「生かされていればこそ」と。数年経ち言葉の重みを感じています。
樋口可南子さん
・長く一緒にいられる、というだけで理想だと思います。
・20年ほど前にお亡くなりになった五社英雄監督から5通手紙をいただきました。「大きい大きい女優さんになってください。次回作は惚れすぎないよう、噛みつきたいと思います」とあって、女優にとっては殺し文句だなと。
・映画に出てくる夫婦は理想です。言葉や形のないところでお互い支え合って、長く一緒にいられる“無償の愛”は素敵です。
・10年ほど前の母からの手紙です。10代で上京し、仕送りしてもらったり、迷惑ばかりかけていた私に「若くして自分のやりたいこと、進みたい道を見つけて、がんばっているあなたを誇りに思います」と書いてあり、つらいときはいつも読み返しています。いまも大切にとっています。