新田真剣佑さん主演映画『十二人の死にたい子どもたち』スペシャルインタビュー!
CanCam3月号「オトコの横顔」企画に新田真剣佑さんが登場! 「行きつけのカフェに来る気になるあの人」という設定で見せてくれた、惹きつけられる端正な横顔は必見です!!
今回は特別に、誌面に載せきれなかったアザーカットと、1月25日(金)公開の映画『十二人の死にたい子どもたち』のCanCam.jp限定スペシャルインタビューを公開。本誌と合わせてお楽しみください♡
「40分の長回しのシーンはまるで舞台のような映画で、新しい世界に飛び込んだ感覚です」
CanCam編集部(以下、CanCam) 最初に脚本を読んだときは、どのように感じましたか?
新田真剣佑さん(以下、真剣佑 ) 内容が終始ミステリアスで、今までにない新しい密室ゲームのストーリーだなと思いました。12人の若手俳優だけのお芝居というのも初めての経験でしたし、撮り方が特殊だと事前に聞いていたので、撮影をとても楽しみにしていました。堤監督ともずっとご一緒したかったので、光栄でしたね。
CanCam 特殊な撮り方というのは、40分の長回しのシーンですよね。撮影はいかがでしたか?
真剣佑 感情の繋がりが途切れないので、本来の芝居ができて、僕はやりやすかったです。その分覚えなきゃいけないことは多いんですけど…。セリフを覚えるのは得意な方なんですが、脳の中の記憶という機能が停止しそうになりました(笑)。
CanCam 「集団安楽死」という刺激的なワードを見たときは、どう感じましたか?
真剣佑 なんだろう、ピンとこなかったです。リアルじゃなくて。日常的に「死」という言葉を使うのは、それを身近に感じていないからだと思います。この役を演じるにあたっても、想像でしかないので、どこまでその想像をリアルにして、シンジロウという役を生きられるか、探りながらやっていました。
「この映画を観て、”命の大切さ”について人それぞれメッセージを受け取ってほしいです」
CanCam 撮影中の印象的だったエピソードはありますか?
真剣佑 すごく暑い時期に撮ったので、外に出る屋上のシーンとかは、特に代謝がいいトップ2の僕と匠海(北村匠海さん)はもう汗びっしょりでした(笑)。撮影場所の廃病院は冷房が効かなかった上、僕はニット帽をかぶっていて、さらにジャケットもはおっていたので、本当に暑かったです。匠海はシャツ一枚なのに汗だくでしたね(笑)。
CanCam 同世代のみなさんが集まった撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
真剣佑 坂東(坂東龍汰さん)とフッチー(渕野右登(ゆうと)さん)がなんかやってましたね(笑)。坂東は太陽みたいなムードメーカーで、最近もしょっちゅう会ってます。撮影中、僕は役柄関係なくけっこうひとりでいることが多いんですが、坂東龍汰と萩原利久は撮影中も家に遊びに来てくれて、セリフを覚えるのを手伝ってくれました! 匠海(北村匠海さん)は前から仲がいいし、現場はすごくいい雰囲気で、役者同士しっかりコミュニケーションが取れていたと思います。
CanCam 北村匠海さんとの久々の共演はいかがでしたか?
真剣佑 落ち着くというか、芝居を信頼してできる役者さん。現場でもとても心強かったですね。今回共演して、改めて匠海の役者としての素晴らしいところを再確認できました。特にセリフをしゃべっていないときの表情がよかったです。しゃべっていないときの演技の方が難しいので。あとは花ちゃん(杉咲 花さん)も素晴らしかったです。12人の若手俳優だけが出る映画ってなかなかないので、すごく刺激を受ける現場でした。
思わず見惚れてしまう、新田さんの美しすぎる横顔が満載のCanCam3月号もお見逃しなく♪
『十二人の死にたい子どもたち』
1月25日(金)公開 配給:ワーナー・ブラザース映画
悩みを抱えた見知らぬ十二人の未成年たちが、集団安楽死を求めて廃病院に集結。しかしそこには想定外の、十三人目の死体が! シンジロウ(新田真剣佑)は真実を探るため、推理を進めていく…。豪華な若手俳優が勢ぞろいした、密室サスペンスゲーム。
(c)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
新田真剣佑 1996年11月16日、ロサンゼルス生まれ。アメリカでの映画出演を経て、2014年より日本で芸能活動を開始。2018年だけでも『不能犯』、『パシフィック・リム:アップライジング』、『OVER DRIVE』他、2本の映画に出演するなど活躍中。1st写真集『UP THE ROAD』が2月1日(金)発売。