あるあるすぎる!ジェーン・スーが語る、恋愛がうまくいかない「アヒル女子」の生態

【1】女子会は、彼への愚痴大会。

「忙しいのに、いっつも私ばっかり予定を合わせてる!」
「私の誕生日が近いのに何もプランしてくれない!」
「普通に考えてありえなーい!」

彼へのガーガー愚痴大会に対して、ガーガー同意しまくる女子たち。そんな女子会、やったことありませんか? 私は死ぬほどあります。「なんで旅行1週間前なのに何も予約してないの!?」「いっつも私ばっかりお店を探してる……」とか。とかとか。

でも、愚痴は言うけど、好きではない相手とイヤイヤつきあっているわけではない。むしろ、彼のことが好きで好きでたまらないのに、思いどおりにいかないので、イライラしてしまう。

その結果、アヒル女子はこんな行動に出ます。

 

【2】愛されたい! と、あさっての方向に向かって尽くしまくる。

女としての自分にまったく自信がないアヒル女子。自信がないからこそ、「愛されたい!」と、頼まれてもいないごはんを作ったり、部屋の掃除をしてあげたり、よかれと思って尽くしまくります。

そうして尽くしてしまうのは、「何かしないと自分は評価されない」という恐怖があるから。そして、自分が身を削ったぶん、相手も身を削ってくれないと、腹立たしくなってガーガー騒ぎ立てる傾向にあります。

ああ、どこまでも身に覚えがある風景。「何かしなきゃ自分には価値がない」「楽しい話のひとつもできない私といたって、彼に無駄な時間を使わせてしまうだけ、どうしたら楽しませてあげられるの?」なーんて焦って、頼まれてもないことを自己満足で尽くして……。

でも、いろいろ考えて行動するわりには「相手が何をしてほしいか」ということには無頓着なんです。耳が痛い。

じゃあ、いったいどうすれば「アヒル女子」を脱出できるのでしょうか?