絶対見たい…♡秋に出会える絶景ランキングTOP10

まだまだ残暑が厳しいものの、少しずつ秋の気配を感じ始めてきました。秋といえば食欲、スポーツ、芸術……と、様々な「○○の秋」がありますが意外とあっという間に過ぎていきがち。せっかくなら、「秋ならでは」を満喫して過ごしたいですよね。

そこで、株式会社リクルートが発行する旅行情報雑誌『じゃらん』が全国の20代~50代の男女1035名を対象に行った、「秋に出会える旬絶景」について実施したアンケートの結果を紹介します!

 

■まるで別世界!秋に見るべき絶景ランキングTOP10

秋だからこそ楽しめる絶景1位は、“日本のマチュピチュ”ともいわれる天空の城の代表的存在として、数年前から注目を集めている兵庫県の「竹田城跡」。続く2位は高知県の「仁淀川」、3位にはライトアップが魅力的な岩手県の「湯田貯砂ダム」がランクイン。そのほかTOP10には、夕陽に紅葉、渦潮などバラエティー豊かな秋絶景が並ぶ結果となりました。それでは、さらに詳しく見ていきましょう!

 

10位:千畳敷カール【長野県】

標高約2,600mの中央アルプスに広がる絶景スポット。標高の高さから秋の訪れも早く、紅葉は9月下旬から色づき始め、一足先に秋を感じられるのも魅力です。さらに紅葉の時期は、白い岩肌と赤・黄・橙など鮮やかな色が織りなす圧巻の景色が広がります。また、地上約120mを進むロープウェイから望む、パノラマ絶景と紅葉の空中散歩もおすすめですよ。

 

9位:国営ひたち海浜公園【茨城県】

約215haの広大な敷地に美しい花々が咲き誇る自然美豊かなスポット。特におすすめは10月中旬、約3万3,000本のコキアが色鮮やかに紅葉します。まん丸でモコモコした見た目もとてもかわいらしく、あたり一面が赤の世界に染まる光景は見応え抜群!また、コキアの色が赤から黄金に変化する美しいグラデーションも見逃せません。

 

8位:大田子海岸【静岡県】

田子島やゴジラ岩などの奇岩とのコントラストが美しい大田子海岸の夕陽。「日本の夕陽百選」にも選定されいます。“日本一の夕陽のまち”を掲げる西伊豆町の中でも屈指の夕陽スポット。特に、春分・秋分の日の前後が沖にある島の間に夕陽が沈む様子が見られるベストな時期となっています。波音を聞きながら、刻々と変化する絶景を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

 

7位:鳴門海峡の渦潮【徳島県】

渦潮とは、瀬戸内海と紀伊水道の干満差から、激しい潮流が発生することでできる自然現象。見るタイミングによって渦の大小もさまざまですが、最大級の渦が見られるシーズンが春と秋の大潮時!特に、9月から11月は直径20~30mにも達するので、世界一の大きさといわれる渦潮が見られるチャンスです。渦の道や観潮船からダイナミックな絶景が楽しめますよ。

 

6位:新舞子海岸【兵庫県】

瀬戸内海国立公園内に属する景勝地で関西随一の遠浅海岸。干潮時には浜辺から約500m、東西約1.5kmの広大な干潟が現れ、春には潮干狩り、夏には海水浴でにぎわいます。ここでは、秋から冬の夕刻に条件が揃った時に見られる、一面がオレンジに染まるリフレクション絶景が近年SNSで話題に。まるでウユニ塩湖のような一枚が撮れるかも!

 

5位:備中松山城【岡山県】

江戸時代以前からの現存天守12城のひとつで、国指定重要文化財に指定されている唯一の山城。「日本三大山城」にも数えられ、秋には雲海に浮かぶ幻想的な姿を望むこともできます。ちなみに雲海は、9月下旬~4月上旬の明け方5時半・6時頃から8時頃までが見頃。なかでも10月・11月は比較的発生率が高く、濃い雲海が期待できるのだとか。まさに、これからの時期行ってみる価値ありのスポットです。

 

4位:清水渓流広場(濃溝の滝・亀岩の洞窟)【千葉県】

まるで物語の世界のような小さな滝が流れる光の洞窟。その洞窟に差し込む太陽の光がスポットライトのように滝を照らし、水面に反射して横向きのハート形を描く姿がSNSでも話題になっています。特にこのハート形が美しく見えるのが、1年の中でも3月と9月のお彼岸前後。良く晴れた日の早朝がねらい目とのこと。

※現在、ハート形が見やすい洞窟正面付近は崩落の危険があるため立入禁止となっています。ご注意下さい。

 

3位:湯田貯砂ダム【岩手県】

岩手県西和賀町にあるダム。「錦秋湖大滝」は、数メートルの高さから落下する水がカーテンのように見える絶景スポットです。この絶景は、ダムの水位が低下する7月~10月上旬に見られ、ダムの堤体内から見学することも可能。9月11日までは虹色、9月12日~10月9日は秋をイメージした3色(朱・山吹・黄)にライトアップされ、残暑厳しい季節でも涼やかなひとときを過ごせますよ。

 

2位:仁淀川【高知県】

高知県のほぼ中心を流れ、青く透き通るような美しさから“仁淀ブルー”として知られる仁淀川。その美しさは9月により一層増すそうです。国土交通省が実施する全国の一級河川水質調査で、2010年から10年間で8回も1位に選ばれたほど!上流域には独特の青色に輝く絶景スポットがあり、時間帯や光の角度で変化する色彩の違いも魅力となっています。

 

1位:竹田城跡【兵庫県】

“日本のマチュピチュ”ともいわれる天空の城の代表格「竹田城跡」!なんと、標高353.7mの古城山の山頂にあり、眼下を見渡すことができる絶好のロケーションとなっています。そして、特に見頃なのが9月から11月頃の良く晴れた朝。周辺に発生しすた濃い朝霧が城を囲い、雲海の中に城が浮かんでいるように見せるその姿はまさに“天空の城”。別世界に来たかのような幻想的な美しさが注目を集めています。

 

■秋ならでは絶景を

日本の秋は、季節の花や紅葉をはじめ多くの絶景が楽しめる時期。ぜひ、ランキング情報を参考に、秋のおでかけ計画を立ててみてはいかがでしょうか。秋を感じる最高の景色にきっと出会えるはず。(岡美咲)

 

情報提供元/株式会社リクルート