ある日、夫が出かけた後、ベッドの上に携帯を忘れているのを発見したんです。普段は絶対にそんなことはしないのに、なんとなく、疳の虫が働いたんですよね。ロックがかかっていなくて、パンドラの箱は簡単に開いてしまいました。
「昨日は楽しかったよ。真理ちゃん、いつも本当にかわいいね」
確かに私の落ち度もあったのでしょう。でも、「家庭内モラハラ」の裏側には、夫の浮気という事実がありました。
いろいろあったけれど、家族だと思って信頼こそしていた夫に、裏切られた、というショック。同じ屋根の下に暮らしながら、騙されていたという悔しさ。
でも、どこかでむしろ、すっきりとした気持ちもありました。浮気が原因ならば、子供を引き取って慰謝料をたくさんもらって、別れられる。
でも、調べれば調べるほど、状況はそんなに甘くなかったんです……。
(小川まや)
第2回はコチラ→ 【離婚どうしよう2】衝撃!「浮気」の証拠をつかむためにかかるコストは?
※著者プロフィール
都内の大学を卒業後、商社勤務。大学のサークルの先輩と28歳で結婚。30歳で出産。現在33歳。仕事と子育ての両立は大変だけれど、そろそろふたり目の子供が欲しいな、と思っていた矢先に、夫に離婚を切り出され……。
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