「脱マスクで顔の余白が気になる」を解決!今っぽシェーディングの入れ方

プロが伝授する今どきシェーディングの入れ方のコツ

マスクを外して、最初に気になったのは顔の余白…という方も多いのでは? 曖昧カラーでピンポイントな影を作る“今っぽシューディング”で、そんなお悩みを解決! 今回は、パーツ別のシェーディングの入れ方をご紹介します。

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教えてくれたのは…

ヘア&メイク paku☆chanさん
圧倒的な理論と分析で、美容の悩みを解決する大人気ヘア&メイクアップアーティスト。最新トレンドも常にキャッチし、繊細なテクニックを披露。CanCamをはじめ、多くの女性誌で大活躍中!

「今っぽシェーディング」の入れ方のポイント3つ

  1. あくまで影!肌なじみのいいカラーを選ぶ
  2. しっかりぼかす
  3. 肌の曲線を意識

シェーディングは、まるで入れていないかのような仕込みができるのがベスト! 肌タイプに合わせてアイテムを上手に選び、さりげなく影を作りたいところにピンポイントで入れて。顔の丸みを意識すると初心者でも簡単にシェーディングができます!

パーツ別・シェーディングの今っぽい入れ方

★フェイスライン編

いちばん気になるフェイスラインは、2か所に影を入れるのがポイント! フェイスラインの裏とエラあたりに、ふんわり丸く入れて、あたかも元から小顔を演出。

How to


①フェイスラインは“裏から締める”のが大切! 大きめのブラシにパウダーをとり、あごの裏側に沿うようにブラシをあて、耳下からあごまでふわっと入れる。逆も同様。


②①で使ったブラシのまま余ったパウダーで、エラのところでくるくるとまわしてぼかしながら、両側に影を入れる。


やりすぎている感じがなく、自然にひとまわりほど小顔に。頬のエラ部分やあご下のもたつきもなくなり、スッキリとした印象に!


★生え際編 

生え際に影を入れるだけで、シュッと小顔に早変わり。ポイントは、髪の毛の色と似たようなカラーを使うとなじみやすく、より自然な印象に!

How to


太めのブラシで生え際の形に沿ってふわっと入れる。ブラシを垂直にあてると、入れる面積が広くなりすぎず、程よい幅に。

髪色に近いカラーなので、自然な陰影なのにおでこの幅が狭まるので小顔見え! 額の幅が狭くなると目が大きく見えるのも◎。


★眉頭編

鼻のつけ根〜鼻先までがっつりシェーディングするのではなく、眉頭〜目頭のくぼみにかけてシェーディングするだけで、鼻がシャープに見える効果が!

How to


①小さめのブラシで眉頭から目頭のくぼみにかけて、骨に沿うように曲線を描いて影を入れていく。


②①で入れた部分を、指を使ってぼかす。元から彫りが深いようなナチュラルな印象に。


眉頭〜目頭のくぼみにかけて入れただけなのに、鼻全体がシュッとした印象に! 彫りの影ができたことで、まるで目が大きくなったかのよう!


★小鼻編

鼻筋を描くのではなく、“小鼻だけ”にシェーディングを! そうすることで、自然な鼻の形を残しつつ、鼻全体がシュッとしたような印象に。

How to


小さめのブラシで、小鼻のところを上から下へ斜めにサッサッと、左右各8回ずつくらい、払うようにのせる。


小鼻まわりにふわっとのせるだけで、ハイライトなしでも鼻筋のハイライトが浮かんで見える効果も得られちゃう! アイブロウのシェーディングを併せればより鼻高に♪


★唇編

下唇の下に影を作るだけで、まるでプランプ効果のあるリップを塗ったかのようにぷっくりとした印象を手に入れられる!

How to


下唇の下のくぼんでいるところにブラシを斜めに入れ、左右往復で3回ほど、サッと影を入れる。

下唇の下に薄く影が入るだけで、ぽてっとした唇になれる♡ これにプラスして唇の山にハイライトを入れればダブル効果!

肌に合った曖昧カラーをピンポイントで入れるのが、今どきシェーディングのコツ。コツを押さえて小顔を目指して♡

CanCam2023年10月号「ふわっと小顔シェーディング」より
撮影/藤井マルセル(t.cube) ヘア&メイク/paku☆chan モデル/伏屋璃乃・北野百笑(以上CanCam it girl) デザイン/岩見夏美(Beeworks) 撮影協力/鈴木麻莉 構成/安 彩楓 WEB構成/深澤 彩
◆この特集で使用した商品はすべて、税込み価格です。