20日、ビルボードライブ東京で開催された「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」にて、市原隼人さんが登場し、三池監督がメガホンをとった最新作映画『極道大戦争』(6月20日公開)をPRしました。
★速報はコチラ→ 【速報】三池崇史監督がすべての責任を主演・市原隼人に“押し付けた”最新作「極道大戦争」試写会
今回で15回目となる三池監督がプレゼンターを務め豪華ゲストと台本のないトークショーの【三池崇史監督 presents 大人だけの空間】。登壇者も客席も“お酒もタバコもOK”と飲み会のような雰囲気で進行するプレミアム試写会に、監督の最新作『極道大戦争』で主演を務める市原隼人さんが登場しました。
「市原隼人が思うような仕事が存在する、そんな映画界でありたいと思う」と、市原さんをベタ褒めの監督と、「三池さんをすごく敬愛している。スタッフとの信頼関係がすごくしっかりしていて、『三池監督には生半可なものは渡せない』という職人気質のスタッフが多く、現場に行くのが毎日楽しみでした」と相思相愛な市原さん。
市原さんが「ぶっとんだ作品です。クレイジーな。人生で初めて」と語るとおり、本作は、ヴァンパイアに噛まれるとヤクザ化してしまうという設定だけでなく、蛙やカッパも登場するなど、奇想天外な作品。市原さんは「何かは分からないんですが、壊れるものができる」と出演を決めたそうです。
監督から、「(共演者のリリー・フランキーさんと)波長が合っていたよね」と振られると、市原さんは「大好きです。不思議な人柄だと思うんですけど、すごく丁寧で、優しくて。器がでかく感受性がやわらかい」と愛の告白を。会場を沸かせました。
先月、舞台『最後のサムライ』で主演を務めた市原さんですが、監督からそのときの様子を振られると「2度目の舞台でしたが、頭からケツまでできる(通して演じる)ってすごく贅沢なことで、すごく勉強になりました。やっぱり舞台は生き物だと思います。間が楽しいんですよね。生の人間ぽさってすごく好きで、すごく楽しいですね」とその魅力にすっかりハマったことを熱く語りました。
その様子を見ていた監督から「幼稚園の時から、変わらないでしょ」と振られ、いつしか子供時代の話へ。「両親とも厳しかった」そうで「僕も頭がいいほうではなかったので、『人様が頑張っているんだから、人が寝ているあいだに10倍努力しろ』って言われてきました」と“アツイ男”市原さんの原点を披露しました。さらに「仕事に関しては『眉毛細くって変だよ。そんな腰パンなんかして』って言われます」と、会場を笑わせました。
最後に、市原さんは「こんな設定でいろいろなキャラクターが出てきますが、僕は2時間あっという間に終わってしまって、笑いっぱなしでした。いろいろな観点から楽しんでいただければ」とメッセージを送り、イベントは終了しました。
また、本作は『第68回カンヌ国際映画祭』と併催される『監督週間』への招待が決定!
この決定を受けて監督は「カンヌの監督週間は『極道恐怖大劇場 牛頭』以来の12年ぶり。もう(監督人生も)終わりに近いかな(笑)」と会場をわかせつつも、「格式だけを大事にするのではなくて『面白いんじゃない?』と作品を発掘している感じがして、やっぱり選ばれたのは居心地がいいですよ。はじめは『大丈夫か? カンヌ』と思ったけど(笑)、『さすが! カンヌ』って感じ」と喜びを語りました。
市原さんは「今回フランスのカンヌで上映されるということで、多くの皆様にこの作品を可愛がっていただけることを願っております」と語りました。
噛まれたら、みんなヤクザ。未曾有のヤクザ感染。生き残るのは、誰だ。ヤクザヴァンパイアに噛みつかれた人間は、次々とヤクザ化してしまうという完全オリジナルストーリー! 三池崇史監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだ、極道エンターテイメント!! 『極道大戦争』は、6月20日(土)TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー!(平山正子)
監督/三池崇史 脚本/山口義高 出演/市原隼人、成海璃子、リ リー・フランキー、高島礼子、青柳翔、渋川清彦、優希美青、ピエール瀧、でんでん、ヤヤン・ルヒアン
配給・宣伝/日活
(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
公式HP:http://www.gokudo-movie.com/
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