◆投資ならではのリスクは、どんなときにある?
【1】空室になったとき
「住む人がいなければ、当然ながら収入はゼロになります。魅力ある物件を選ぶのは絶対条件です。耐震性と土地の地盤も事前に調べておきましょう」(川田さん)
【2】地価が変動したとき
「地価が下がってしまった場合、マンション売却の際に、購入時の価格よりも低くなってしまう可能性があります」(川田さん)
【3】古くなってきたとき
「室内はオーナーの自己責任。小さな修繕は敷金などで行うので、負担はあまり多くありませんが、マンションの共用部分は、オーナー全員で修繕積立金を貯めて積み立て、修繕時には支払って直す必要があります」(川田さん)
もちろんメリットだけでなくさまざまなリスクがあるマンション購入。でも、まったく何も知らずに「難しそう」「ハードルが高そう」と思っていたときよりは、将来設計の選択肢として考えやすくなったのではないでしょうか。(鈴木 梢)
(『AneCan』2015年5月号)
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