GWにぜひ!歌川広重が描いた浮世絵をたどって旅行に出てみませんか?

東京駅を8時すぎの新幹線で出発。在来線と路線バスを乗り継ぎ、14時前には最初の広重名作ポイント、山口県岩国市の「錦帯橋(きんたいきょう)」に到着。

江戸時代初期につくられた錦帯橋は、昭和25(1950)年の台風で流失したとはいえ、ほぼ完璧な形で復元されています。

ロープウエーで岩国城に登り、山腹から錦帯橋の全形をチェックしつつ、途中「岩国徴古館(いわくにちょうこかん)」も外せません。ここには、広重の浮世絵が。

そして、岩国出身の作家、宇野千代の生家にも足をのばしたら、今夜の宿泊地であり、次なる広重浮世絵ポイント、安芸の宮島を目ざして16時すぎに岩国を出発!

フェリーを乗り継いで17時には、宮島の名旅館「岩惣(いわそう)」に到着。ここの離れには、数多の著名人が宿泊したことでも有名です。そして、広重の名作ふたつめの厳島神社大鳥居にも出合えます。

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↑(上段/右)岩国徴古館(いわくにちょうこかん)の貴重な収蔵品。(中段/右)岩国藩主に献上した岩国寿司の味を守る三原家の大名セット¥1,620 (下段/右・中央・左)名旅館、宮島の「岩惣(いわそう)」。(上段/中央)資料館として公開されている宇野千代生家に残された文机(ふづくえ)。(中段/中央)錦川(にしきがわ)と錦帯橋(きんたいきょう)。(上段/左)早朝の宮島の町並み。(中段/中央)宮島土産には杓子を。