湿気やばい…メイクくずれを防ぐ5つのコツ

メイクヨレやファンデ浮きを防ぐ5つのコツ

関東ではいよいよ梅雨入り。本格的にジメジメシーズンへ突入しましたね。この季節のお悩みといえば、メイクくずれですよね。暑さや湿度による水分と油分のバランスのくずれは、メイクのヨレに直結。気づいたらファンデがドロドロに……そんな経験をしたことがある方も多いのでは? そんな方のために、今回は湿度の高い日にメイクのヨレを防ぐ方法を、筆者である美容ライター齋藤が伝授。混合〜オイリー肌の私流・鉄壁ベースメイクの作り方をご紹介します。

①パックでうるおいを満タンにする

メイクヨレを防ぐにはベースメイクだけではなく、スキンケアのステップが実は重要。というのも、ヨレを気にしてスキンケアアイテムをミニマムにしてしまうと、肌内部が乾燥して余計に皮脂が出たり、毛穴の開きなど肌のアラが目立ってしまいます。化粧水で肌を整えた後にパックで十分に肌がうるおいで満たされることで、テカリづらくなり、ヨレを防ぐのには効果的なんです。朝は特に時間がなくてバタバタとしがちですが……パックをしているとしていないではメイク持ちの良さが明らかに違うのでパックは欠かせません。

【オススメアイテム】

最近の私のおすすめは、「ルルルン プレシャス GREEN (バランス)」(7枚入り ¥550)。ゆらぎがちな大人の肌をケアするルルルンのプレシャスシリーズ。健康的な22歳の皮脂を再現した植物由来のオイル配合で、肌の油水分バランスを整えてくれます。

コスメデコルテ イドラクラリティ トリートメントエッセンス イルミネイティング マスク」(14枚入り ¥4,950)は短時間でもっちり透明肌になれるので朝パックに特におすすめ。実際の使用感はコチラで詳しくレポートしています。


②水分クリームで蓋をする

夏の時期はメイクヨレを防ぐために、スキンケアステップ最後のクリームを省く方も少なくないはず。私の経験上ですが、美容液や乳液でシメるよりも、クリームでしっかり蓋をした方がくずれにくい気がします。ただ、こっくり系のクリームだと小鼻周りのファンデがヨレやすかったので、ライトなテクスチャーの“水分クリーム”がおすすめです。

【オススメアイテム】

韓国でクッションファンデが爆発的ヒットしたラネージュのスキンケアシリーズの「ラネージュ ウォーターバンク クリーム(混合肌・オイリー肌用)」(50mL ¥3,490)は、ジェルタイプでひんやりしたつけ心地。ベタベタ感がないので、その後のメイクとの相性も100点なんです! 


③ベースメイクはなるべく点数を減らす

【いつものメイク】
①日焼け止め
②下地
③ファンデーション
④コンシーラー
⑤パウダー

としていたところ…

【梅雨時期のメイク】
①日焼け止め兼下地
②ファンデーション
③パウダー

5アイテム→3アイテムに減! 単純に塗る点数を減らすことが、メイクヨレを防ぐのには効果的。さらに、日焼け止めは下地としても使えるハイブリッドタイプを使えば、工数も減らせます。油分が多いバーム系ファンデーションや、ハイカバーコンシラーを使うとくずれの原因に。手持ちのリキッドファンデやパウダーファンデは少量を薄くの伸ばすのが鉄壁ベースメイクを作るコツです。

【オススメアイテム】

下地としても使えるドクターケイの日焼け止め「ドクターケイ 薬用CリンクルホワイトUV<医薬部外品>」(30g ¥3,960)は、日焼け止め効果が高いだけでなく、下地としても優秀。毛穴をフラットに見せてくれてほんのりトーンアップ。ファンデとの密着力も良くなるので長年リピートしています。

ファンデーションは、イヴ・サンローランの「オールアワーズ リキッド」 LC3 (25mL ¥7,370)を愛用。少量で伸びがよく、さらりとしたマット質感にしてくれます。肌色がどんよりくすんで見える曇りの日でも、パッと明るく見せてくれる程よい血色ピンクもお気に入り。


④ファンデーションはスポンジに取り、タッピングしながらつける

上記でご紹介したカバー力の高いファンデーションを薄めにつけるのですが、そこで活躍するのがスポンジです。指でつけるのに比べて、余分なファンデーションをスポンジが吸収してくれるので、スポンジを使うことで薄づきに仕上がります。下地である程度カバーし、Tゾーンや、目の下のくすみなど気になる部分にだけ軽くタッピング。

【オススメアイテム】

 

私が愛用しているのは、ルナソルの「ファンデーションスポンジ」(¥990)です。キメの細かいなめらかな肌あたりで、ファンデーションを均一に塗布してくれます。不器用な私でも、このスポンジさえあればキレイに仕上がるので、3つストック買いしています。


 

⑤片栗粉系サラサラパウダーでフィックス

メイクくずれ防止に欠かせないのが、パウダーですよね。おすすめなのは、まるで片栗粉のような軽い質感のサラサラ系ルースパウダー。毛足の長いふわふわのパフでベースメイクをしっかり密着させてフィックス。目周りにつけるとアイシャドウやアイラインもヨレなくなるのでお忘れなく!

【オススメアイテム】

おすすめのパウダーは、最近使って感動したByUR(バイユア)の「セラムフィット ルースパウダー」(10g ¥2,090)。「毛穴管理」をコンセプトにしているだけあって、カラーレスながら毛穴を見事にカバー。何よりもめちゃくちゃ粒子が細かいので、すべすべサラッサラのマット肌になれて、その質感が夜までキープされていたことには驚きました。湿度の高い日は全顔にうすーくのせて、メイクをキープしています。


湿度MAXな日は鉄壁ベースメイクで乗り切ろう♡

  1. パックでうるおいを満タンにする
  2. 水分クリームで蓋をする
  3. ベースメイクはなるべく点数を減らす
  4. ファンデーションはスポンジに取り、タッピングしながらつける
  5. 片栗粉系サラサラパウダーでフィックス

湿気の多い日は、スキンケアから土台を整え、ベースメイクはミニマムに抑えるのがポイントです。雨の日や湿度MAXな日は、朝から気分がダウン…なんてことになってしまいがちですが、そんな日こそメイクで気分を上げていきましょうね!

◆使用したコスメはすべてライター本人の私物です。価格はすべて税込み価格・編集部調べです。
文/齋藤奈々