もし昔の恋人の結婚式に呼ばれたら…話題の新刊『フィッターXの異常な愛情』の心理描写に学べ!

Woman Insight編集部(以下、WI) 実際に先生も元カレの結婚式に参列した、なんていう過去があったのでしょうか?

蛭田亜紗子先生(以下、蛭田) いえ、完全なる創作です。このエピソード含め、エピソードはすべて創作ですが「私ならどうするだろう」と女性なら思いを巡らせることができるテーマを厳選して、盛り込ませていただきました。一話完結型なので、興味あるテーマを探してみてほしいですね。

 

WI 颯子の元カレの伴侶となる女性がものすごいキャラクターでしたが、あの展開は予想できませんでした。いやー、すさまじかったです(笑)!

蛭田 素敵だったでしょう(笑)? その女性については反響が大きかったですね

 

WI 勇気を与えられました(笑)。この話は、ネタバレになってしまうのでこれ以上は控えますね。

蛭田 女性は若ければいいという風潮は間違ってるし、女性の魅力というのは決められたパターンだけじゃない。この小説が何かを考えるきっかけになるのはもちろんうれしいですが、まずは気軽に楽しんでほしいと思っています。

 

そんな勇気と感動を与えてくれつつ、大笑いもできちゃう『フィッターXの異常な愛情』。ぜひ手に取ってみてくださいね。(吉田奈美)

★前回のインタビューはコチラ→ 話題の新刊『フィッターXの異常な愛情』に学ぶ、枯れ気味女子が幸せになるためのカギとは!?

 

『フィッターXの異常な愛情』蛭田亜紗子・著 ¥1,500+税/小学館

フィッター

広告代理店に勤める32歳の國枝颯子は、うっかりノーブラで出勤したある日、慌てて駆け込んだランジェリーショップで男性のフィッター・伊佐治耀に出会い……。颯子を始め、女装癖のあるクライアント、女性らしさを否定して生きてきた後輩、旬を過ぎた女優、セックスレスに悩む同期など、伊佐治のランジェリーの魔法で変化する愛すべき人々を描いたラブコメディー。

★作品のさらなる詳細はコチラ→ 小学館公式サイト

 

蛭田亜紗子(ひるたあさこ)先生

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profile/1979年北海道出身。2008年、新潮社第7回R-18文学賞大賞を受賞。2010年、『自縄自縛の私』を敢行しデビュー。同作は2013年に竹中直人監督で映画化し、話題となる。著書に『人肌ショコラリキュール』(講談社)、『愛を振り込む』(幻冬舎)など。

 

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