女性として生きている限り切っても切り離せないのが下着! でも、毎日お世話になっているのに、意外と正しい洗い方や捨てる時期などってわからないものですよね。そんな方のために、『美的』6月号から、下着コンシェルジュの山田奈央子さん直伝の「今さら聞けないブラジャー豆知識」をご紹介します!
【1】手洗いがベストだけど、どうしても洗濯機がいいならこうすべき!
洗濯機で洗うとワイヤーの形が崩れやすいので、ブラジャーは手洗いがベストです。でもちょっと手間だな……という方は、ブラジャー専用のネット(100円ショップでも売っています)に入れて洗濯機へ。他の洗濯物の量が多いとネットがつぶれて意味がなくなるので、他の洗濯物は少ない量にしましょう。
【2】カップつきのキャミソール、楽ちんだけど毎日つけるとキケンかも。
特にこれからの時期はインナーとして大活躍する、とにかく楽ちんなカップつきのキャミソール。でも、実は使い続けると垂れや形くずれを引き起こしやすくなるんです。胸にある靭帯は1度切れると元に戻らず、垂れや形くずれの原因になるから。たまには楽ちんなカップつきキャミソールもOKですが、基本はきちんとワイヤーで支えてハリをキープするのが美胸を保つポイントです。
【3】ブラジャーの断捨離時期は、ワイヤーが変形して肌に当たったとき。
ブラジャーにとって一番致命的なのは、ワイヤーの変形。谷間やわきの下に食い込んでくる……と思ったら、それはもう曲がっているということなので、手放しましょう。他にも、サイズ表記のタグが消えてしまっていたり、ストラップやベルトがよれてきたら交換のサインです。
【4】広げたまま収納するのが長持ちのコツ。
ブラジャーはスペースを取るのでついつい谷間のところでふたつ下りにして収納してしまいがちですが、それは片方のカップがつぶれて変形の原因になってしまうので避けましょう。店頭に並んでいるようなイメージで、ベルトを内側に折ってカップを広げたまま収納しましょう。
【5】寝ている間もつけたほうが胸は垂れにくい!
寝ている姿勢は胸がくずれやすいので、実は胸のことを考えると夜もブラジャーをつけたほうがいいんです。でも、サポート力があるものだとどうしても締め付けられているような感じで安眠できないので、ノンワイヤーの夜用のものをつけるのが一番胸には優しい選択肢。
「知らなかった!」ということがなかなか多い下着にまつわる豆知識。今後も長らく毎日使い、私たちの体を美しく見せるものだからこそ、正しい知識を身につけて正しく扱っていきたいですね。(後藤香織)
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