【20代ひとり暮らし女子のリアルお金事情】お金かけてよかった&プチプラで正解だったものはコレ!

節約はしたいけど…

新卒2年目の頃、月の手取り22万円前後に対して家賃8.9万円というお高めのちょっといい物件に住み始めた私・ライターM。そのため、当時は「節約しなきゃ…」「あれもこれもプチプラでなきゃダメ」という制限をかけすぎた生活をし、ひそかに“プチストレス”を生み出していました (たとえば、食べ物は絶対安値で買うべき、インテリアはネットを探り探ってコスパ重視の良品を買うべき、など)。
何事もやりすぎは良くないということをしみじみ実感……!

そうした経験から意識し始めたのがQOLの向上です。


QOL【quality of life】
《「人生の質」または「生活の質」と訳す》広義には、恵まれた環境で仕事や生活を楽しむ豊かな人生をいう。(小学館デジタル大辞泉より一部抜粋)

「節約もしたいけど、QOLも上げたいなぁ…。じゃあどうする?」と考えた末たどり着いたのは、生活で使うアイテムのなかで自分にとってお金をかけなくていいモノ、お金をかけたほうがいいモノにメリハリをつけた暮らし。これを実践してから、切羽詰まった節約生活から解放され、“プチストレス”も減らすことに成功しました。

そこで今回は、一人暮らしをして見えてきた個人的な【お金をかけないモノ】×【お金をかけるモノ】を、実用的からちょっぴりコアなアイテムまで交えて紹介していきます! 

★フード部門

【お金をかけないモノ:食費(家ごはん費)】

■基本はスーパーで週3,000円以下に抑えて節約

一人暮らしの節約事情で、まず食費を抑えるという人が多いと思いますが、私もそこから始めました。“一人暮らしの食費”の相場について調べてみたところ、大体月3万円前後ということが判明。

私の場合、「友人などとの楽しい外食で節約すること」はあまり考えたくないので、 外食費は月2万円と多めにとっておきます(実際は月1万円で済んでいるので、ここでまず節約成功→貯金に回す!)。その代わりに家ごはん費を月1万円程度に抑えることで、合わせて3万円を超えないようにしました。これが、ストレスフリーかつバランスよくお金をやりくりできる“自分的ベストな食費節約のしかた”という結果に。

家ごはん費を月1万円程度に抑えることを決めたら、あとはおおよその計算から週3,000円という上限金額を決めて、週末にスーパーでまとめ買いをします。平日仕事終わりのコンビニへの寄り道は、月1~2回を目安に、大きな仕事の案件を終えたときなど超超頑張ったご褒美DAYだけ(これも大事)。いつもは“チリも積もれば山となる”を頭の中で唱えながら、無駄遣いをしないよう心がけます。

毎日しっかり仕事を終えた後に、本格的な自炊をする気力は残っていないことが多いので、基本はSNSなどで見かけた簡単レシピのみ。オトクな旬野菜を使ったレシピで気になるものにどんどんトライ。この残りおかず+お米を弁当箱にパパッと詰め込み、次の日の昼ごはんまで完成!

【お金をかけるモノ:調味料】

■ やみつきになる辛さ! BIRD EYE(一味唐辛子)

八幡屋礒五郎 BIRD EYE 30g 1,004円(税込)

よく、「調味料にはお金をかけるべき」と聞きますが、本当にその通り。一人暮らしで自炊をするようになってから、バラエティー少なめMy料理で毎日同じような味に飽きることが多々あり…さまざまな調味料でアレンジすることで、QOL↑を試みることにしました。
いろいろと試してみたなかで、特にこの痺れるほどスパイシーな八幡屋礒五郎の一味唐辛子「BIRD EYE」は、スパイスマニアの私が辛いもの好きにチョイスしたいおすすめ調味料♡
“辛さ全開、超大辛。”というキャッチフレーズも納得、市販で売れられているような一味唐辛子と同じ調子でかけると額から汗が吹き出るほど激辛!

それでもこのBIRD EYEをかけたくなる理由は、なんといっても“風味”にあります。スパイスって辛すぎると口の中が麻痺して「ただ辛い…!」というだけの料理になり、味なんぞ分からなくなりがちですよね。でもこれは、辛いだけでなく、唐辛子の爽やかで香ばしい風味が料理に絡まってきちんと伝わってくるので、他の一味唐辛子では物足りないと感じるほど癖になります
私は和洋中どんな料理にもかけちゃいますが、牛丼やラーメン、チャーハンなど主食の途中に一振りするだけで深みが出て、ガラッと新しい味を堪能できますよ♪

★キッチングッズ部門①

【お金をかけないモノ:食器・カトラリー・タイマー・ふきんなどのキッチン小物】

■キッチン小物の6割は100均


100均は一人暮らしの味方。汚れたり壊れたりしても買い替えやすいし、最近はお洒落で見栄えが良いデザインやカラーのものが豊富で嬉しい♡小物類は節約重視のプチプラ派ですが、今のところ不便を感じたことはありません。

【お金をかけるモノ:洗い物アイテム】

■狭いキッチンの隙間を有効活用! 水切りラック

燕三条 突っ張り水切りラック ¥9,999(税込)

ひとり暮らしの賃貸物件のキッチンでは「洗い物スペースがかなり狭い」ということ、結構あるあるですよね。洗ったはいいけど乾かす場所がなくてプチストレスだったのでこちらを購入したら…使い勝手抜群! 上下つっぱり式タイプでスマートなのに大容量なところが超優秀、毎日大活躍しております。フライパンや炊飯釜の重さにもしっかり耐えられるほど頑丈。さらに、2つのカゴの高さは7段階も調節ができるため、自分の好きな位置に取り付けることができちゃいます。
約1万円とちょっとお値段は張りましたが、この水切りラックのおかげで洗い物ストレスの大幅削減に成功し、個人的買ってよかったキッチングッズNo.1に! キッチンが狭いけど作業スペースを確保したいというかた、こちら要チェックです。

★キッチングッズ部門②

【お金をかけないモノ:フライパン・小鍋・やかん】

■基本プチプラor要らない
フライパンと小鍋は必要ですが、使えれば良しということでホームセンターのお買い得品を購入。お洒落すぎても結構早い段階で汚れ・キズが目立ってくるので、シンプルなもので結果的にOKでした。やかんに関しては、次に紹介する電気ケトルで代用できたので不要枠に選別。

【お金をかけるモノ:電気ケトル】

■BALMUDAの電気ケトルでQOL↑

BALMUDA The Pot ブラック ¥13,200(税込み)

BALMUDAの電気ケトルは高速でお湯が沸く優秀さが◎。時間がなくてインスタント食品を食べる頻度が高い人なら、このような“ちょっといいケトル”を買うのが毎日の時短になりおすすめです。

そしてこのケトル、何といってもスタイリッシュなデザインが超お洒落ですよね。
くにゃっとカーブした細めの注ぎ口には秘密があり…ドリップコーヒーは時間をかけて丁寧に入れるとより美味しさがUPするため、このシャープな注ぎ口のおかげで量を微調整しながら淹れることができるのです。さらに、お湯を注ぐときにありがち&地味にストレスとなる“注ぎ終わり微妙にこぼれる”ということがこの構造のおかげで一切ナシ!
あまりにも便利機能を全て取り入れた名品ケトル、使ってみると人気の理由がわかりました。
休日の穏やかな朝のコーヒータイムにも重宝していて、こだわって本当によかったアイテムです。

★インテリア部門

【お金をかけないモノ:収納BOX】

■収納BOX→ショッパー活用で整理整頓&洒落見え!

私自身の実体験なのですが、雑貨屋で可愛い収納BOXを見つけると「何かしらの収納に使うでしょ。」とつい衝動買い。その結果BOXばかり増えてそもそも入れるモノが無いorサイズが微妙すぎて何も入らないということに…。
見た目が可愛くても便利さに欠けた収納はなるべく買わないようにして、代わりにブランドのショッパーを収納として活用してみると、思いのほか洒落見え&便利ということに気づきました。


このような、“使うシーンが無いけど一応取っておいている”というブランドロゴがついたショッパーに、ちょっと軽めのかさばるモノ(お菓子・衣服・シュシュやヘアクリップなど)を収納して置くことで、どこか雰囲気ある部屋に。持ち手部分をちょっとした場所に掛けると、吊るす収納としてスペースも取りません。この“0円収納BOX”が生活感を隠すツールとして結構サマになっています!

【お金をかけるモノ:ベッドカバー】

■ZARA HOMEのデュベカバー

ZARA HOME デュベカバー ¥9,990(税込み)

部屋の印象を大きく決めるベッドカバーは「自分の好きなブランドの本当に気に入ったモノにする!」とこだわって大正解でした。
一人暮らしの狭い部屋に入るとまず大きいベッドが目に入るので、理想のインテリアの雰囲気を叶えたいのであれば、ベッドシーツはお金をかけてもいいと思います。私がZARA HOMEで購入したこちらのカバーは、縦に連なった淡色の花柄が北欧風のおしゃれな雰囲気を作ってくれています♡

そしてこちら、ズレ止めの紐が付いていない代わりに、筒状になっているカバーに掛け布団をすっぽり入れるだけというシンプル仕様。ベッドカバーを洗濯した後、掛け布団を入れる時に“紐を結ぶ作業”って結構面倒ですよね。こちらはその手間がないため入れるのが楽チン! ズレ止めの紐が無くても布団とカバーがズレて気になったことはほぼありません。
ズボラにもってこいの便利カバーだったので、気になるかたはZARA HOMEで見つけてみてくださいね。


新生活のために引っ越しを済ませて、今はインテリアや雑貨を集めているというかたも多いですよね。人によってモノに対してのお金のかけ方は異なると思いますが、20代女子のこの実録が少しでも参考になれば幸いです♪(Mai)

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