【ミスターオブミスター2023 ファイナリスト】コンテスト直後の松下幸大朗さん(東京大学1年生)にインタビュー!
ミスターキャンパスの頂点が決まる『MR OF MR CAMPUS CONTEST 2023 supported by メンズリゼ』が今年も開催。全国のミスターキャンパスの中から集まったファイナリストの中から選ばれたミスターキャンパスのCanCam賞が、東京大学1年生の松下幸大朗(まつしたこうたろう)さんに決定!CanCamでも何度も撮影し編集部内でもハイスペックすぎると話題になっていた松下さんに、今の気持ちや今後の活躍についてなどをお聞きしました!
松下幸大朗(The University of Tokyo Miss & Mr Contest 2022 ファイナリスト)
大学:東京大学・前期教養学部文科三類1年生
生年月日:2002年6月1日生まれ
出身:佐賀県
趣味:ピアノ、読書、漫画、服、キャッチボール、車の運転
特技:平方数を書き連ねること、手の親指を手首に付けること
将来の夢:小説などを創作しながら生活すること
Instagram:@_kotaro_m_
Twitter:@_kotaro_m_
ミスコンは得るものが多くあった期間。中でも配信は今後の人生に役立てていきたい
──「CanCam賞」受賞おめでとうございます!今の気持ちは?
ありがとうございます!配信の順位がかなり下のほうで基本的に賞は1個ももらえないと思っていたので、かなり驚いています。「モデルプレス賞」と2連続で名前を呼んでいただいてびっくりしました。
──授賞式が「AGESTOCK2023 in 国立代々木競技場 第一体育館」のステージでした。ランウェイを歩く姿も素敵でしたが、どうでしたか?
ステージでランウェイを歩くからとか関係なしに、偶然ですが、最近モデルのウォーキングを見ていたので、なんとなくそれを思い出しながら歩きました。決めポーズは映画の『トレインスポッティング』の有名なポーズを真似しようと、ランウェイ10分前くらいに決めました。正直グランプリは諦めていたので(笑)、「今日を楽しむぞ」くらいの気持ちでいました。
──「The University of Tokyo Miss & Mr Contest 2022」の期間と合わせると長い戦いだったかと思います。松下さんにとって、どんな期間でしたか?
オーディションから含めるとなんだかんだ1年くらいでしたね。参加者から「大変だった」という声をよく聞くんですけど、僕はかなりプラスにとらえていて。その中でも配信はかなりやってよかったなと思っています。ポイントとかを見ると結果としてはひどかったんですけど、配信によって整理された思考がたくさんありました。僕は普段小説を書く生活をしてるんですけど、これまでアウトプットを話し言葉で伝える作業をあまりやってきたことがなくて。あと、わからない部分が明確化されるのもよかった。口に出すとわかんないことってどもっちゃうじゃないですか?配信するたびに、自分はこのことについてまだまとめられてないんだなとか整理されていないことが浮き彫りになるから、配信が終わって考えたりもしました。ミスターコンに出なければ配信することはなかったと思うので、このことに気づけた配信は大きかったですね。
あとは、CanCamさんやモデルプレスさんとかと関わることってこの先の人生でもないと思うので、それもよかったなと思うことのひとつです。楽しかったですね。
──学業との両立は大変ではなかったですか?
そこは大変でしたね。配信も時間を決めてやるのは苦手なんですけど、ぱっと急にやる分には楽しんでできました。配信で得るものが大きいと思うので、この先も暇ができたらちょくちょくやろうかなと思っています。
──ミスターコンの活動でいちばん努力したことは?
努力とはまた違いますが、誰になんと言われようと無理をしないよう頑張っていました。それこそ配信も僕は少ないほうだったのでファンの方に「もうちょっと頑張ってほしい」とか言われたりもしたんですけど、僕は断固として無理しないぞって(笑)。この先の自分にとって「あのとき無理があった」と思うことはなるべく避けたかったので、自分がやりたいと思える以上のことはやりません。もともとそういうタイプなんだと思います。それに、この先もミスターコンで作ったSNSアカウントを使う予定なので、普段の僕との乖離を小さくするよう意識していました。
──ミスターコンの活動を経て、改めて自分の魅力や武器はどこだと思いますか?
自分との乖離を少なくするというのを意識していたのもあって、人に「すごく自分のことを話すよね」って言われることが多かったです。考えや感情をさらけ出すことを恐れないというのは自分の強みではありますかね。
小説やファッションには様々な創作物に触れることが欠かせない
──小説を書き始めたきっかけは?
高校1年生の夏頃から書き始めました。それまで一切小説を読んでいなくて読み始めたのがこの時期で。最初は村上春樹さんや『グレート・ギャッツビー』のF・スコット・フィッツジェラルドさんの本を読んでどんどん小説の魅力にハマってしまって。それ以来、僕は社会性とかを考えずに自分に必要なタイミングで小説を書いてきました。物語形式ではありますが、自分の中に湧いてきたものを書くので、社会的な設定とかもあまりないし、エンタメ性もないし……。分類するなら純文学になるようなものを、今まで何作も書き続けています。
──今好きな小説家は?
坂口安吾さんが好きです。読んでいて、人に対する洞察が深いなって。きっと「人」っていうものを考え続けたんだろうなと思います。僕も比較的に人を観察するほうかなと思います(笑)。
──これからも創作を続けるますか?
そうですね!この先の目標としては、やっぱり小説のほうで頑張っていきたいので。小説じゃない色んな分野の触れ合いも重要だと思うし、今僕は小説に手詰まり感も感じているので、そういうのを突き抜けるためにも、在学中に色んな人の作品を見ていきたいですね。色んなところで創作している人がいるのでそういう人たちと関わりながら、自分なりに小説を解釈していけたらいいなと思います。
──授賞式のファッションポイントは?
ミスターコンの最初の宣材写真でもこの服を着たんです。成人祝いとミスターコンの撮影のために買ったのもあって、ミスターコンとの関わりもかなりあるし、僕の中でもけっこう思い入れがあって。それにこの服は「センチュリーデニム」っていうもので、「世紀」と名付けられているだけあって長く着られるのがコンセプトの服。この先の自分の普段着というか常にこのスタイルでいきたいなというのがあって選びました。
──この春着たいファッションは?
色々なタイドアップをしていきたいですね。ネクタイってやっぱりいいなって思っていて。ネクタイはけっこう集めているんですけど、シャツが全然ないんですよ。シャツをもっと買って、シャツとネクタイをうまく使ったファッションを色々楽しみたいです。
──ファッションなどそのおしゃれなセンスは、どこからインスパイア受けているんですか?
かっこいいなと思う友人が数人いるのと、漫画や映画ですかね?なんだかんだ誰かをそのまま真似しようと思うことはなくて、かっこいいなと思ったら自分がするならどうするかって解釈して取り入れるようにしていて。色んなものをつまんで取り込んでいます。
──CanCamの中で「イチオシ」になった松下さんの推しはありますか?
芸人の街裏ぴんくさんですかね。高校時代の同じ部活の後輩に教えてもらって面白くてよく見てます。漫談師なんですけど、見てて浮遊感があるのにしっかりずっと面白いっていう。創作物としてしっかりしてるなって思います。でもこの回答ってなんか気どってる感じがしませんかね?(笑)
気どらずにいくと『ONE PIECE』ですかね!今もう最終章なんですけど、ニヤニヤしちゃうくらい面白いので。推しは、空島編で出てきたノーランドでお願いします!植物学者でもあり探検家なんですけど、彼は目の前のことに対して真っ当な捉え方をしている気がして魅力的で。ノーランドはすごいなって思いますね。けっこう序盤に出てきたキャラクターですけど、今も印象に残っています。
──受賞したご褒美は?
現実的じゃなくてもいいなら、アメリカンバイクを買いたいですね。今すぐは無理ですけどずっとほしいと思っていて、いつか手に入れたいです!
──最後に、受賞後初自撮りをお願いします!
センス抜群な松下幸大朗さん(東京大学1年生)の今後の活躍も注目です!
2014年度より開催され、今回で9年目を迎える全国のミスターキャンパスの中から日本一のミスターキャンパスを決めるミスターコ ンテスト。昨年度グランプリは髙尾昇吾(中央大学・モデル)。過去出身者には、副島和樹(俳優)、田淵累生(声優)、早瀬圭人(タレント・俳優)、草地稜之(円神-エン ジン- メンバー)、山崎貴史(俳優)、新納 直(タレント)、吉田翔馬(PRODUCE 101 JAPAN SEASON2 練習生)等がいる。
公式HP:https://mrofmr.jp