「友達は多くなくても、信頼できる人が少しいればいい」が9割越え。20代女性100名の本音

友達って多いほうがいい? 20代女性100名に聞いてみたら…

突然ですが、みなさんは「友達は多いほうが楽しい」と思うタイプですか? それとも、「少なくても信頼できる友達がいればいい」と思うタイプですか?  どちらのほうが良いというわけではないけれど、どちらの考えを持っている人が多いのか、そしてその理由はなぜなのかは気になるところ。

今回は、上記に関して20代女性100名を対象に調査! 早速結果を見ていきましょう♪

「少なくとも信頼できる友達がいればいい」派が9割

まず初めに、「多いほうがいい」と「少なくとも信頼できる友達がいればいい」という2つの選択肢を提示した上で、「あなたの「友達」に関する考えに近いのはどちらですか?」と質問。結果、「多いほうがいい」は9%、「少なくとも信頼できる友達がいればいい」は91%という回答になりました。

なんとなく「友達は多ければ多いほどいい」イメージや「友達が少ないと寂しい人に思われるかも…」という先入観がありますが、「たくさん友達が欲しい」と思っている人は実はそんなに多くないようです。さて、気になるのはその理由。該当する選択肢を選んだ理由について聞いてみました。

「多いほうがいい」派の理由

まず初めに、「多いほうがいい」派の理由をご紹介します。

「(友達が少ないと)遊ぶ人がいなくなる」(24歳・熊本県・一般社員)
「色んな人と付き合いたいから」(27歳・東京都・学生)
「頼りになるから」(26歳・京都府・学生)
「いろんなコネクションがあるから」(28歳・長野県・一般社員)
「楽しいから」(27歳・愛知県・一般社員)

友達が多くいれば、用事や目的ごとに誘う人を考えられるのが良いですよね。この子はカフェが好きだから、カフェ巡りはこの子と行こう、推しのライブはあの子と、などなど…。いつも同じ人と遊ぶのも良いですが、自分は行きたいけれど相手が興味のないイベントや目的地に誘うのは気が引けてしまうこともあるため、そういったことが起こらないのが嬉しいポイントです。

「少なくとも信頼できる友達がいればいい」派の5つの理由

お次は、「少なくとも信頼できる友達がいればいい」派の理由をご紹介。大変多くの回答をいただいたため、項目ごとに分けてご紹介します。

①質を大事にしたい

「狭く深く、本当に信頼できる人とだけ関わりたいから」(26歳・富山県・学生)
「狭く深くが合っている」(29歳・大阪府・主婦)
「量より質が重要だと思うから。無駄な誘いなど無く、自分時間が増えるから」(28歳・宮城県・主婦)
「心から大事な人が何人かいれば十分だから」(28歳・長野県・医師)
「信頼出来る人に囲まれてストレスなく過ごしたい」(23歳・愛知県・一般社員)
「信頼性が何よりも大事だと思うから」(25歳・岡山県・アルバイト)
「多いとそれぞれとの関係が希薄になる。自分の時間も持てなくなる」(25歳・東京都・一般社員)
「多いと、関係性が薄くなったり関係が希薄になったりする」(27歳・東京都・一般社員)
「気が合う友人とゆっくり時間を過ごしたいから」(23歳・東京都・教師)
「親友は本音を言える人が数人いればいい」(26歳・兵庫県・アルバイト)
「人数より信頼できる人が居れば良いから」(28歳・東京都・医師)
「友達は少ない方がより深く仲良くなれると思うから」(29歳・神奈川県・主婦)

ひとりの友達に使える時間が増える分、その人との関係性はぐっと濃くなるはず。ちょっぴり深刻な相談なども、普段から強い関係性を持っている人になら安心してできそうです。

②友達が多くいても疲れる

「多いと疲れる」(回答多数)
「たくさんいても疲れるから。気を許せる人が数人いれば十分楽しい」(29歳・東京都・一般社員)
「たくさんいても疲れる。自分のことを分かってくれる、気を使わない友達が数人いるだけで十分」(29歳・石川県・主婦)
「たくさん人付き合いするのはつかれるから」(27歳・東京都・一般社員)
「人数が多い分気を遣って疲れる」(29歳・兵庫県・一般社員)
「多すぎても疲れてしまうから」(23歳・東京都・一般社員)
「付き合いに疲れるから信頼できる人が少しでいい」(28歳・埼玉県・アルバイト)
「多くの友達といるのは疲れてしまう。気を遣う友達はあまりいらない。それより、相手を大事にする分自分のことを大事にしてくれて、思ったことを言えて、1番の友達は誰ですか?と聞かれたら私って答えてくれる人がいい」(21歳・東京都・学生)
「多いと、気を遣って疲れるから」(20歳・愛知県・一般社員)

友達が一度に大集合した場合など、それぞれの人に気を遣って疲れてしまったという経験のある人は少なくないはず。また、ここで誘いを断るのは悪いな…というような状態が数人~数十人に対して起こると、スケジュール的にもしんどいですよね。そういった背景からも、友達が多いと疲れてしまうことがあるようです。

③友達が多いと調整が大変

「多いと付き合いが大変そうだから」(23歳・神奈川県・一般社員)
「多いと連絡やら付き合いがしんどいので、信頼、相談できる少量の友達で良い」(26歳・大阪府・医師)
「管理するのが面倒」(24歳・東京都・一般社員)
「頭の混乱を防ぐ為」(21歳・和歌山県・学生)

複数の友達から同時に誘われた場合など、どちらを優先していいのか困ってしまったり、返信しなければいけないLINEがたまってしまったりと調整が難しくなることってありますよね。人数を絞っていれば、調整で負担を感じることが減りそうです。

④人付き合いが苦手

「人付き合いがあまり好きではないから」(29歳・北海道・主婦)
「人付き合いが苦手だからそもそもたくさんの人と友だちになろうと思えない。たくさんの人に合わせてうまくやれるタイプじゃないので、全く気をつかわなくてもいいような極数人しか友だちと思えない」(24歳・千葉県・アルバイト)
「人付き合いは疲れる」(26歳・大阪府・教師)

人と接するときには、程度の差こそあれ少なからず相手に気を遣っているもの。新しい環境に飛び込んで友達をつくるというのも素敵だけれど、その際はなおさら緊張感や人付き合いでの悩みが出てくることもあります。人付き合いが苦手な人にとって、友達を増やすというのはストレスになる可能性が高いようです。

⑤ひとりの時間を大切にしたい

「ひとりの時間が好き」(24歳・埼玉県・医師)
「一人で行動することが多いのでたくさんは欲しくないです」(28歳・神奈川県・アルバイト)

友達が多い分、自分の時間は削られてしまうもの。わいわい過ごすのが好きな人にとっては良いですが、ひとりの時間を大切にしたい人にとっては自分の時間がとれないと負荷になりますよね。良いバランスを保つためにも、友達の数はそこまで多くなくて良いと考えているようです。

■その他

「他人を信じていないから」(22歳・東京都・学生)
「無駄に交友費を使いたくないから」(20歳・埼玉県・学生)
「薄っぺらい人間関係はすぐ壊れるから」(20歳・熊本県・学生)
「信頼できない友達が多くても意味ないから」(21歳・福岡県・学生)
「たくさんいても結局いつかは裏切られるから」(25歳・東京都・派遣社員)
「困った時や楽しい時助けてくれる友達がいればいいから」(27歳・東京都・一般社員)
「少ない人にわかってもらえればいい」(25歳・大阪府・医師)
「どうでもいい人と過ごす時間もお金も無駄」(26歳・北海道・アルバイト)
「なかなか会える時間もないから」(26歳・愛知県・主婦)
「一人でもいればいい。相談できる相手がいれば」(22歳・岐阜県・主婦)

その他、上記のような声が寄せられました。

今回のアンケート結果では、「少なくとも信頼できる友達がいればいい」という回答が9割と圧倒的な票数でしたが、人間関係がどうあると心地よいかは、人によってさまざま。自分の性格に合ったスタイルで、友人関係を楽しめると良いですね。