“推し”しか勝たん♡
皆さん、「推し活」してますか? “推し”は毎日がんばる上での活力の源。「これを乗り越えれば推し活が私を待ってる…!」と思うと、嫌なことがあってもなんだか耐えられるような気すらしてきますよね。
今やほとんどの人に“推し”がいるような時代になりましたが、そんな中でZ世代はどのように「推し活」しているのでしょうか? ここではフリュー株式会社が実施した「Z世代の推し活に関する意識調査」をもとに、Z世代の「推し活事情」について探っていきたいと思います!
学校行事超え?「推し活」が「印象に残ったエピソード」ランキング3ヶ月連続第1位!
フリュー株式会社が実施している定点調査の中で、「印象に残ったエピソード」では、いろんな学校行事や季節のイベントなどが、ちらほらみられる中、2022年6月から8月の3ヶ月間にわたって「推し活」が1位にランクインしていました。数年前なら考えられなかった結果ですよね。Z世代にとって「推し活」は日常的な行動になってきていますが、より一層その影響力が強くなってきていることがうかがえます。
“複数推し”ד多ジャンル推し”も? 「推し」の数はいくつ?
“推し”の対象についての調査では、全体の約72%に2種類以上の“推し”対象があり、“複数推し”が主流となってきていることが見えてきました。複数“推し”があると回答している人のジャンルに注目してみると、1番目に「韓国の芸能人」「マンガ・アニメキャラクター」を推しているとした人は、ほとんどの場合、2番目に推しているコンテンツも同じジャンルにとどまるようでしたが、「日本の芸能人(アイドル/俳優)」を1番に推していると回答した人には、他ジャンルにも“推し”がいるという人も多いようでした。
やはり2番目の“推し”のジャンルは1番目の“推し”のジャンルと同じになることが多いようですが、多ジャンルへの広がりも見受けられますね。Z世代の「推し活」は、1つの対象やジャンルに集中するとは限らないということがわかります。
推しとの大切な時間にもタイパ行動あり!
“推し”の数別に、自身が最も推している“推し”に対してとっている「タイパ行動」があるかどうか調査したところ、“推し”の数との比例関係は見られませんでしたが、“推し”の数に関わらず、80%以上が「ながら見」をしていることがわかりました。「好きなものに時間は惜しまない」という気持ちゆえに「推し活」でタイパ行動は取らないのではないかと思うところですが、Z世代はそうとは限らないようです。それだけZ世代にとって「タイパ行動」が当たり前になってきているということなのかもしれません。
「推し活」中に一緒に過ごす相手、“推し”に次ぐ2位は友人⁉︎
「印象に残ったエピソード」で「推し活」と回答した人を対象に「推し活中に過ごした相手」を調査したところ、「ひとりで過ごした」(約68%)についで約26%が「友人」と回答。回答してくれた人がアンケートに提供してくれた画像をみると、“推し”のライブやイベントはもちろん、コラボカフェなどに友人といくことを「思い出づくり」と捉えているようです。SNSの投稿先も、趣味専用の裏アカだけではなく、日常生活の風景を投稿する表アカへも投稿している様子が見られます。
「推し活」は“推し”と自分だけの大切な時間を過ごす楽しみ方だけにとどまらず、友人などと共有・共感しあって、思い出づくりをすることもできる楽しみ方も増え、様々な楽しみ方ができるように進化してきているといえるのではないでしょうか?
あなたはどんな「推し活」をしてる?
「推し活」にも様々な楽しみ方が増えて、日々進化しているということがわかりました。楽しみ方が増えたということは、好きな楽しみ方を選べるようになったということですよね。皆さんもZ世代の「推し活」を参考に、自分に合った「推し活」のスタイルを探してみてはいかがですか?(石川智香子)
情報提供元/フリュー株式会社