結婚だけがすべてじゃないけど、正直何歳までに結婚したい?

ぶっちゃけ何歳までに結婚したい? 山場はこの2つだった!

恋愛事情の傾向やそれを取り巻く環境は時代によって変わるもの。例えば、以前は女性の婚期がクリスマスケーキ(25日=25歳)になぞらえられていた時代もありましたが、今では25歳がタイムリミットと思う人はあまり多くないのではないでしょうか。また、災害をきっかけに結婚に対する意識が変わるなど、恋愛事情にも年単位でトレンドが生まれることがあるんです。

そこで今回は、Omiaiレポートが行った調査から、今年の恋愛トレンドをご紹介。恋愛に関する様々な価値観をお届けします。なお、今回の調査対象は15~33歳の未婚男女2,402名です。

全体の81.9% が恋愛・結婚に前向きな気持ち

現在の恋人の有無について聞いたところ、38.8%がいると回答しました。そして、その大半(30.4%)が「現在の恋人以外に、付き合う相手を探すつもりはない」と真剣交際をしている模様。なかには、「現在の恋人以外に、遊び目的の相手を探している(2.9%)」「他の人と付き合いたく、活動している(3.4%)」「他の人と付き合いたいが、特に何もしていない(2.1%)」という方もいましたが、いずれも少数派でした。

一方、現在恋人がいない人では、「恋人・結婚相手が欲しいが、特に何もしていない(全体の26. 8%)」の割合が一番高く、その後「恋人・結婚相手が欲しいと思っておらず、何もしていない(18.1%)」「恋人・結婚相手が欲しく、活動している(14.7%)」「恋人・結婚相手が欲しいと思っておらず、遊び目的のみ活動している」(1.6%)」が続きました。

そもそも「恋人・結婚相手が欲しいと思っていない」人は合わせて19.7%で、8割以上の方は恋愛や結婚をしたいと考えていることがわかりました。

出会いに対しては消極的でも、結婚を意識できる人を求める傾向に

「 出会うために積極的に行動している?」かを聞くと、21.3% が積極的(積極的、やや積極的)に行動していると回答。一方、54.5% が出会いに対して消極的(消極的、やや消極的)であることがわかりました。結婚・恋愛したい気持ちとは裏腹に、出会いに対する行動は消極的、ということが見えてきました。


「どういう相手が欲しいか」について詳しく聞いてみると、交際期間を省いて「結婚相手」を求めているのは18.1%でした。

「お互い結婚前提でお付き合いを始められる恋人(14.0%)」「結婚も視野に入れてお付き合いできる恋人(22.1%)」「少なからず結婚願望を持っている恋人(9.5%)」「相手の考えはわからないが、自分が結婚相手として考えられる恋人(8.6%)」の計54.2% は、お互い、または自分だけでも、いずれかの形で交際の先に結婚を意識できる相手を求めているようです。

「結婚対象かどうかはさておき、自分が惹かれる恋人」と回答した27.7% は、結婚云々よりも自分が好きになる相手を求めていましたが、大半(72.3%)は結婚を考えられる相手を求めているようです。

30代以降は、結婚して第2のライフステージを送りたい

「結婚したい?」の問いに対して、近年中においては「どちらともいえない」が27.4% と一番割合が多く、将来的には「とても結婚したい」が34.8%が一番高い結果となりました。直近のことは想像できないけど、将来的には結婚したいと考えている人が多いようです。


さらに「結婚したい年齢の理想と上限」について聞いたところ、山場は30 歳(理想19.2%、上限22.2%)と35 歳(理想6.3%、上限19.0%)の2つ。30代からは第2のライフステージを送りたいと考えている人が多くいることがわかりました。

実際に恋人ができた手段の1 位は「学校・習い事」

「理想の出会いの場所と過去に出会えた場所」を聞いたところ、理想よりも実際に恋人ができた割合が多かったのは「学校・習い事(1.8倍)」、「マッチングアプリ(2.5倍)」、「SNS(1.5倍)」、「合コン(1.3 倍)」という、出会い方の理想と現実でギャップがある部分が判明しました。

逆に、「友人知人の紹介」「職場」「仕事の関係者(取引先、お客さんなど)」「同窓会など、昔の知り合い」「同じ電車、行きつけの店など」は、“理想の出会い方>過去に恋人ができたことがある手段”という構図が特に表れていました。

また、「交際相手、結婚相手に求めること」を聞いたところ、両方においてダントツに多かったのは「自分のことを理解・許容してくれる(交際相手22.5%、結婚相手23.0%)」でした。この条件はお付き合いの大前提と考えても良さそうです。

金銭感覚と性生活は、想像と違う結果に?

「デート費用」に関する意識調査では、女性の40.9%が割り勘を希望していることが明らかに。ただ、「おごってもらいたい(24.3%)」「おごってもらわないまでも、多めに出してほしい(31.6%)」の合わせて55.9%の女性は、男性多めの支払いを希望しているので、デート費用をどうしたいかについて女性全体の傾向を掴むのは難しそうです。

対して男性の28.6% はおごりたい、33.6% は多めに出したいとの答え。割り勘派も30.9%いましたが、こちらもどの程度出すかという考え方の傾向にはばらつきがありました。

また、「相手に求める性生活の価値観」を聞くと、男性は72%が「旺盛寄り(旺盛14.8%、やや旺盛57.2%)」な性生活を求めていることが判明。また、女性も48% が「旺盛寄り(旺盛7.6%、やや旺盛40.4%)」な性生活を求めています。男性のほうが24%高いものの、男性ばかりが性欲旺盛と決めつけるのは間違った先入観だと言えそうです。

 

今回の調査では、恋愛・結婚に前向きな方が多いことや、理想or上限としての結婚年齢の山場が30歳と35歳の2つあることなどがわかりました。結婚するかどうかも含めて恋愛に絶対的な正解がないのは大前提ですが、“いずれ結婚を”と考えている方は自分の中である程度ライフプランを考えておくと、いざというときに行動に移しやすそうです。(平田真碧)

情報提供元/Omiaiレポート