既婚者に聞いた。ぶっちゃけ「他の人と結婚すればよかった」と思ったことある?

ぶっちゃけ「他の人と結婚すればよかった」と思ったことある? 夫婦生活がうまくいく秘訣はコレ♡

結婚した当時は「この人だ!」と思って結婚した人でも、夫婦生活を続けていくうちに違和感を感じてきたり、どうしても許せない部分が出てきてしまうことってありますよね。一方で、恋人同士だった頃と同じくらい仲良し、むしろ絆が深まった! というカップルがいるのも確か。夫婦関係を良好するコツはあるのでしょうか。

そこで今回は、株式会社Q.E.D.パートナーズが既婚者200名を対象に行った「夫婦関係に関する意識調査アンケート」の結果をご紹介します♪ 

なお、アンケート回答者は、20代5.0%、30代28.5%、40代40.5%、50代21.5%、60代以上4.5%の内訳でした。また、性別は男性が39.5%、女性が60.5%と、女性のほうが多めです。

現在の夫婦関係は良い? それとも悪い?

現在の夫婦関係について伺ったところ、「とても良い(22%)」「良い(44%)」「どちらでもない(22%)」「悪い(8.5%)」「とても悪い(3.5%)」という結果になりました。“良い”方は66%と、夫婦関係が良好な人が多い一方で、“悪い”方も12%と一定数いらっしゃいます。

気になるのは、その理由。良い夫婦関係を維持するコツ、悪くなってしまったきっかけはあるのでしょうか。詳しく聞いてみました! 

とても良い夫婦関係の秘訣は?

上記の質問で「とても良い」「良い」と回答した方に対し、その理由を自由記述でお伺いしました。一部抜粋し、カテゴリごとに分けて掲載します。

■言葉にして伝える

「お互いに感謝の気持を忘れずに、言葉にしているから」
「お互い日頃から感謝を言葉にしているので、良好だと感じています」
「小さなことでも、ありがとうときちんと伝え合うようにしている」
「毎日、愛の言葉をかけあい、スキンシップも盛んに行っている」
「お互い言いたいことは言う。でも相手を気遣うことを忘れない」
「思ったことは素直に言うようにする」
「何か言いたいことがあったら相手に直接言うようにしています。お互いの気になる所を改善できるので、良い関係を保てています」
「とにかく色々なことをとことんまで話し合う。考え方や生き方、不満な点など。ネガティブなことも逃げずにとことんまで話し合う」
「毎日しっかり相手と話をすることとが大切だと思います」
「良好を保っている秘訣は何でも話し合うことと、問題を翌日に持ち越さないようにすることです」
「お互いに本音で話せる、信じあえているから」
「一緒になって10年経ちますが、ちょっとした声の掛け合い、その日の仕事はどうだったかを話たり、お互いに感謝の言葉をかけることを積極的にすることがいいのかなと思います」
「寝る前に今日の出来事などを話して共有している」
「よく会話をしていること。寝る前にマッサージをしていること。心配事や悩みは共有している」

■干渉しすぎない

「お互い干渉していないから」
「お互いがそれぞれの趣味やペースを理解して必要以上に干渉しない」
「とても良い理由は、お互いの時間を尊重できるからです。もちろん二人いる時間も大切ですが、自分だけの時間をもち、それぞれのやり方でストレスを発散できるのは大きいです」

■二人で出かける

「子供がいないので、ふたりであちこちでかけているから」
「ゴルフという共通の趣味があり、2人だけでよく泊まりでゴルフに行っているから」
「家のことや仕事のこと、何でも話しお互いに理解しあってきました。また、休日は夫婦二人で必ず遠出して楽しんでいます」

■その他

「お互いを名前で呼び合い、毎年結婚記念日のお祝いをしていること、コミュニケーションが毎日あること」
「お互いにできることを行い、感謝をしあうから」
「夫は転勤族で今は単身赴任中ですが、しょっちゅう帰省してくれて子ども達の面倒を見てくれるからです」
「お互いに意見の相違があっても尊重し合って認め合うことができている」
「コロナにより在宅勤務が増え夫婦の時間が飛躍的に増え、同時に会話も増えた」
「お互いが大切な存在だと感じているので、自然と思い合える」
「子どもが居ない為か、揉める要素がなく、家に夫婦二人なので気まずい雰囲気も嫌なので仲良しです」
「毎日晩酌しながら2時間ほど楽しく会話しているため」

全体的には、しっかりと「会話する」「お互いを尊重している」などの意見が多い印象です。また、子どもがいない場合はもちろんですが、子どもがいないからこそ二人の時間をつくるというのも良好な夫婦関係に繋がりそうです。

 

夫婦関係が悪くなってしまった理由は?

お次は、「悪い」「とても悪い」と回答した方の理由をご紹介。母数が少ないため、こちらはまとめてお届けします。

「相手への信頼がなくなったからです」
「嘘をつかれ続け、隠れて800万円の借金をされました」
「信用できない中での夫婦関係だから」
「お互いの価値観があまりあっておらず、口論が絶えないから」
「道徳観、価値観が違い過ぎる」
「ダラダラしていて威張り散らしている」
「子供のことについて意見の相違があり、けんかをしたまま冷戦中」

価値観・考え方の違いや、相手への信頼がなくなったことが原因になっているようです。

 

「前のパートナーのほうが良かったかも…」と感じている人は3割強

「実は今の相手より、過去の恋愛相手のほうが良かったんじゃないかと思うことがある?」と質問したところ、「YES」が34.5%、「NO」が65.5%という結果になりました。過半数の人が現在の結婚相手に納得しているようですが、34.5%という数字も少ないとは言えず、過去の選択に後悔をしている方は一定数いるようです。

 

結婚したとき、ぶっちゃけどう思ってた?

「結婚を決めたときの正直な気持ち」について伺ったところ、「この人しかいないと思った」は49.0%、「多少迷いがあった」が37.0%、「妥協した結婚だった」が11.5%、「本当は結婚したくなかった」が2.5%という結果になりました。

約半数の方が「この人しかいない」と思って結婚したようです。ただ、「多少迷いがあった」「妥協した結婚だった」「本当は結婚したくなかった」を合わせると、わずかに「この人しかいないと思った」を超えるパーセンテージになります。程度の差こそあれ、何かしらモヤモヤ感やネガティブな感情を抱えて結婚する人は半数近くいるようです。

ちなみに、「この人しかいない」と回答した方に絞って先ほどの「現在の夫婦関係」のデータを見てみると、「とても良い・良い」が77%という結果になりました。全体だと「とても良い・良い」は68%なので、9%アップしていることになります。また、「悪い・とても悪い」は8%ですが、全体だと12%でした。

結婚相手選びでは「この人しかいない」と思える相手かどうかが重要になっているようです。

 

今回のアンケートでは、良好な夫婦関係を築くためには「言葉で伝える」「干渉しすぎない」「感謝をする」「嘘をつかない」などが秘訣になっていることがわかりました。一つのアクションでこじれた関係がすぐに戻ることはあまりないけれど、1日ひとつ心掛けたら何かが変わる可能性もあります。今夫婦関係が良好という方も、少し改善したいという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。(平田真碧)

情報提供元/株式会社Q.E.D.パートナーズ