「ちきん」「じきん」じゃないんです!「冶金」って読める?

日本語には本当にいろいろな漢字が使われていますよね。見覚えが全くなくて、読み方がさっぱりわからないというときもあれば、見慣れた漢字のように見えるのに実は全く別のものだったなんてときもあります。今回はそんなややこしい漢字が使われた、「読みそうで読めない日本語クイズ」を出題していきます!

■今回のお題はこちら!

「冶金」です。

何だか簡単な漢字の組み合わせに見えますよね。「ちきん」と読みたくなってしまう人も多いんじゃないでしょうか。でも残念ながらそれはハズレなんです… 「冶金」の左側の漢字は「治」という漢字に見えますが、実は「冶」という全く別の漢字なんです。よく見ると部首が「氵(さんずい)」ではなく「冫(にすい)」になっていることがわかりますよね。「冶」という漢字の方はあまりみたことがないという方も多いかもしれません。急に読むのが難しく見えてきませんか?

それではヒントを見てみましょう!

■ここでヒント!

小学館デジタル大辞泉によると、「冶金」は、

鉱石から金属を取り出し、精製する技術。広くは、取り出した金属を合金にしたり、加工したりする技術も含まれる。

という意味の言葉だそうです。

何となくイメージはできたでしょうか? 漢字は見たことがなくても、耳にしたことはある言葉かもしれませんよ。

それでは答え合わせにまいりましょう!

■正解は…こちら!

正解は「やきん」でした。日常で使われることは少ない言葉かもしれません。それでも、いざ漢字表記のものを目にしたとき、さらっと読めたらかっこいいですよね。ぜひここで読み方を覚えていってください!

CanCam.jpでは毎朝6時に日本語クイズを更新中! 他のクイズにもチャレンジして自分の日本語力を試してみてはいかがですか?(石川智香子)