同棲ってどんな感じ?
恋人との同棲を考えているけれど、いまいち後一歩を踏み出せていない人いませんか? 好きな人と暮らすのはとっても楽しそう! けれど、「家の中でケンカしちゃったらどうしよう」「家賃とか家事とかの分担はどうしよう」など心配事は山積み。同棲を機に不仲になってしまわないかと不安になりますよね。
ここでは、株式会社AlbaLinkが運営する訳あり物件買取プロが、恋人との同棲経験がある500名を対象に実施した「同棲のメリット・デメリット」についてのアンケート調査をもとに、同棲のリアルを探っていきたいと思います。同棲を考えている人は参考にしてみて♡
Q. 同棲して良かった?
まず、同棲して良かったと思ったかを尋ねてみたところ、「良かった」「まあ良かった」と回答した人が合わせて84.8%と、同棲した経験をポジティブに捉えている人が、全体の大部分を占めていました。実は、「良かった」と答えている人の中には、同棲後、相手と別れてしまったという人も含まれているんです。それでは、みんなどのようなことに対して「同棲して良かった」と感じているんでしょうか?
■同棲して良かったことランキング
同棲して良かったことは何か、みんなの回答をランキング化したものがこちらです。
まず、4位から7位までを見てみましょう。5位の「日常生活で助け合える」や、6位の「金銭的にラク」から、同棲することで、相手と支え合うことができている人が多いことがわかります。4位の「二人暮らしだと楽しい」や7位の「安心感がある」のように、二人で一緒にいる時間が長くなったことによる気持ちの変化を歓迎している人も多いようです。
それでは、3位から1位を、詳しく見ていきます!
3位 結婚生活のイメージが湧く
・結婚前に同棲することで、結婚して一緒に暮らしていける確信が持てた(22歳 男性)
・結婚前に「二人で暮らすための生活リズム」をシュミレーションできたのがよかったです。また家族や親しい友達と離れて生活してみて、結婚後の生活を考えられました(30歳 女性)
相手との結婚を意識している場合、同棲は結婚生活のシミュレーションにもなります。もし仮に生活リズムや性格が合わないことが分かって、別れてしまうことになったとしても、「結婚してから気づくより良かった」と思えるのかもしれません。
2位 一緒にいる時間が増える
・遠距離だったが、同棲してずっと一緒にいられるようになった(30歳 男性)
・仕事のスケジュールがバラバラで、予定を合わせるのが難しかった。しかし同棲すると毎日顔を合わせられるので、話し合ったり相談したりしやすくなった(36歳 女性)
単純に好きな人とこれまで以上に一緒にいられるというのは嬉しいですよね。仕事が忙しいカップルでも、一緒に暮らしていれば、家で顔を合わせることができます。会う時間を確保できるというのは大きなメリットだといえます。
1位 相手を理解できる
・相手の生活スタイルを知れて、良いところも悪いところも含めて好きになれた(20歳 男性)
・週末だけのデートでは分からなかった彼の「生活習慣」や「人間性」を知れたから(26歳 女性)
同棲すると「よそゆき」ではない表情も知ることができます。「悪いところも含めて好きになった」「自分の素も知ってもらえて良かった」と、相手の素を知ることで、また自分の素を曝け出すことで、お互いを深く理解し、絆や愛情を深められるのは、同棲の重要なポイントですよね。
■同棲して良くなかったことランキング
逆に同棲のデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
まず、「同棲してよくなかったことランキング」の6位から4位を確認してみましょう。全体的には、相手とのすれ違いによる不仲がデメリットとなっているようですね。6位には「結婚のタイミングを逃す」というものもありました。同棲をすると結婚へ一歩近づくような気もしますが、同棲に満足するあまりに、「わざわざ結婚しなくてもいい」と言われてしまうなど、かえって結婚から遠ざかってしまう場合もあるようです。
それでは3位から1位を発表していきます。
3位 関係がマンネリ化する
・距離が近すぎて、新鮮さがなくなってしまいました(22歳 女性)
・デートが少なくなる(24歳 女性)
・最初の頃は良いが、毎日顔を合わせているとだんだんマンネリ化してくる(26歳 男性)
一緒にいるうちに家族のような存在になってしまい、恋人同士のトキメキやドキドキがなくなってしまったという声が多数寄せられました。普段から顔を合わせている分、デートが少なくなってしまったというカップルも。こうした関係の変化に寂しさを感じてしまう人は多いのかも。
2位 相手の嫌な面が見える
・同棲には良かった点もありましたが、だらしない一面を見せられるなど、嫌な面が目につくようになってしまいました(23歳 女性)
・相手の生活態度が悪く、付き合い始めてすぐ同棲したこともあり、気持ちが一気に冷めてしまった(30歳 女性)
生活態度や金銭感覚は人それぞれ。一緒に生活しているとそうした素が垣間見え、驚いてしまうのかも。話し合って、問題が解消できればいいですが、耐えかねて別れを選んでしまうカップルもいるようです。同棲にはお互いの嫌なところを受け入れたり、話し合って解決したり、どうにかして折り合いをつけようという姿勢が不可欠かもしれません。
1位 一人になれない
・初めはずっと一緒にいられて嬉しかったけれど、一人暮らし用のアパートだったので、一人の時間がまったく取れないことにストレスを感じるようになってしまった(21歳 女性)
・仕事以外の時間は基本的にいつも恋人と一緒なので、プライベートの時間はなくストレスが溜まった(29歳 男性)
趣味に没頭したり、ただぼーっとしたり、一人の時間は大切ですよね。しかし、同棲すると、基本的にパートナーと過ごすことになるので、一人で過ごす時間は必然的にほとんどなくなってしまいます。特にワンルームで同棲していると、別々の空間で過ごすことも難しいので、逃げ場がなくなってしまいます。「一人の時間を持ちたい」というのは当たり前のことなので、うまく二人でプライベートな時間を作ることが重要ですね。
せっかく同棲するならいい変化が欲しい♡
いかがでしたか? 同棲にはさまざまなメリット・デメリットがあるようでした。同棲によって、相手への気持ちはいい意味でも悪い意味でも変化することが多いようです。同棲を考えている人は、せっかくならいい変化が得られるように、アンケート結果をもとに、自分たちにぴったりな同棲のスタイルを模索してみてはいかがですか?(石川智香子)
情報提供元/株式会社AlbaLink(https://albalink.co.jp/)