アロマオイルってお風呂で使えるの? 気になるアロマバスのQ&A
寒さを感じる日が増え、お風呂にゆっくり浸かって疲れをリセットする時間が楽しみな季節になりましたね。また、よりリラックス効果を高めるためにアロマオイルを取り入れている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
アロマオイルは忙しい毎日に癒しを与えてくれるアイテム。 そんな魅力的なアイテムですが、使用する際にはちょっと注意も必要。では一体どんな使用法が正しいのか、またどんな点に注意したら良いのか、バスリエ株式会社全国の男女200名を対象に行なった調査とともに正しい使用法を解説します!
入浴時にアロマオイルって使う?
最初に入浴時にアロマオイルを使用するかどうか聞いてきたところ、毎日・ほぼ毎日・時々を合わせるとなんと8割近くもの人が「使う」と回答しました!
では、お風呂でアロマオイルを使用して得られる効果は何でしょうか?
実際に感じた効果を聞いてみると、リラックスやリフレッシュ、ストレス解消効果を感じている人が多いようです。どれもアロマオイルの香りの効果で得られるものですが、そこに入浴の気持ちよさもプラスすると、アロマオイルの効果もUPすると思われます!
では、このアロマオイル、お風呂ではどのような使い方をしたら良いのでしょうか。? 皆さんのお風呂での使用方法を聞いてみました。
使用方法としては、“湯船に直接”という方が多いことがわかります。
以下、小皿に入れる・乳化剤と入れる・キャリアオイルと入れるという順に続きますが、アロマオイルは純度の高い原液のオイルであるため、種類によっては肌へ強い刺激を与えてしまう可能性があります。 調査では半数以上もの人が湯船に直接入れていることがわかりましたが、できれば直接オイルのみを入れるのではなく、キャリアオイルやディフューザー等を使用するなどして刺激をやわらげて使用するのがオススメです。
大丈夫かな?お風呂でアロマオイル使用時の懸念点
いつものバスタイムをより良いものにしてくれるアロマオイルですが、入浴剤使用の際と同様、懸念点もあります。
お風呂でアロマオイルを使用する際の懸念点を聞いてみたところ、トップから配管の汚れ→ニオイ残り→肌への刺激、という結果となりました。
頻繁に使用する人にとっては汚れやニオイはとくに気になる点でしょうし、逆に時々使うぐらい…という方はたまに使う際の肌への影響が気になることと思います。汚れやニオイに関しては、時間が経てば経つほどこびりついてしまいますので、入浴後はすぐに浴槽を洗い、換気をしましょう!
なお、メーカーによってはアロマオイルを入れた場合の追い炊きを推奨していないものもありますので、よくご確認の上使用を検討してください。 基本的にはアロマオイルを浴槽に入れた場合には追い炊きは避けた方が良いですが、万が一追い炊きをしてしまった場合には風呂釜や配管の掃除をしっかりと行いましょう。 風呂釜や配管洗浄は専用の薬品が市販されていますので、そういったものを上手に活用することをおすすめします。
お肌に関しては前述の通りに、アロマオイル単独での使用は控えることが無難です。 乳化剤やキャリアオイル等なんらか入れるようにする、そして万が一お肌に何等かの影響が出た場合にはすぐに使用を中止してください。
アロマオイルの種類によっても反応するもの・しないものがありますので、初めて使用する香りのものは使用量を普段より少なめにする、などという工夫をするのも有効です。
気になるポイントについてQ&Aでもさらに詳しく解説します!
ここが知りたい! アロマバスのQ&A
Q:全自動のお風呂で使用して大丈夫?風呂釜や配管などへの影響は?
A.メーカーによってはアロマオイルの使用を推奨していないものもあります。
アロマオイルを入れた場合にはできるだけ追い炊きはしないほうが良いのですが、万が一使用してしまった場合には、風呂釜掃除をしっかり行いましょう。 全自動の場合は全自動の機能をオフにして使用するのをお勧めします。 また、入浴後はすぐに湯を廃棄し、浴槽をキレイにしましょう。
Q:子どもや肌の弱い人への影響は?
A.直接湯に入れないようにしましょう。
肌の弱い人には刺激が強い場合があるので、直接入れずにアロマストーンや別容器での使用をおすすめします。
Q:入れる量はどのくらい?
A.入れすぎはNGです。
3滴程度入れて、少し香りが弱いと感じたらもう1、2滴ほどが良いと思われます。入れすぎは肌への刺激が強いのでお勧めできません。
Q:使用期限はある?
A.開封後6ヵ月を目安に。
種類にもよりますが、開封後6ヵ月から1年を目安に使い切りましょう。
Q:子どもには何歳くらいなら大丈夫?
A.3歳以上になってからが目安です。
3歳未満のお子様には使用はおすすめできません。できれば3歳以上になってからの使用をおすすめします。
もちろん3歳以上でも、子どもの肌は大人の肌よりも弱いので、心配な方やアレルギー体質のお子さんの場合は、アロマストーンや別の容器に入れるなどして使用することをお勧めします
Q:毎日使用していると飽きてしまいます。解決法は?
A.オリジナルブレンドをしてみると良いです。
ブレンド等してみてオリジナルの香りを調合してみるのも◎。 また、毎日ひとつの精油ばかり使用していると、体に「抗体」ができ、アレルギー反応が出るリスクがあります。この点含め、後述するお風呂でアロマオイルを使用する際の注意点を守っての使用がオススメです。
Q:入浴剤との違いって?
A.アロマオイルは天然の香り、入浴剤は人工香料を使用することが多いです。
アロマオイルは植物から抽出された天然のオイルです。 入浴剤に使われているものは人工香料、つまり天然の植物そのものの香りではなく、人工的に作り出された香りになります。
ただ、入浴剤でもアロマオイルを原材料に使用しているものがあり、そういった場合には成分表示に“アロマオイル”や“精油”といった表記がされています。
お風呂でアロマオイルを使用する際の注意点
- 敏感肌や肌トラブルをお持ちの方は、かかりつけの医師に相談しましょう
- 体調が悪いときは使用しないようにしましょう
- 皮膚トラブルの出にくいものを使用しましょう
- 使用数滴を守りましょう
- 事前にパッチテストなどを行いましょう
- 精油原液が肌につかないよう、乳化剤等を使用しましょう
- 皮膚刺激や光毒性のある精油を使うときは注意しましょう
注意事項を守って安心してアロマバスを楽しんで
リラックス効果のあるアロマオイルとお風呂の組み合わせ。ぜひ生活に取り入れたいですが、気になることがあると心置きなく楽しめないですよね。ぜひこの調査結果を参考に、安心してバスタイムを楽しんでくださいね。
情報提供元/バスリエ株式会社