ココが違う!ダイエットに成功する人・失敗する人にありがちなこと

女性100名調査! ダイエットに成功する人と失敗する人の違いはコレ

永遠の課題と言っても過言ではない「ダイエット」。着たい洋服を着るため、気になる彼に告白するため、自分に自信をつけるためなど目的は様々だけど、一朝一夕ではいかないところは共通ですよね。

今回は、20代~30代の女性100名を対象に「ダイエットに関するアンケート調査」を実施。成功する人と失敗する人の違いは何なのか、早速見ていきましょう! 

約7割が失敗経験あり

「ダイエットで失敗したことがあるかどうか」について聞いたところ、「ある」と回答した方が68%、「ない」と回答した方が32%という結果になりました。7割近くの方が失敗経験をお持ちのようです。

なお、「失敗したと思うのはどんなときか」について伺ってみると、「リバウンドした」「すぐにやめてしまい続かなかった」「我慢できずに食べてしまった」などの声が寄せられました。

一筋縄ではいかないダイエット。どんなダイエットが失敗に結びつくのでしょうか。詳しく聞いてみました! 

ダイエットに失敗した理由 

①過度な食事制限

「食事制限を厳しくしすぎた」(回答多数)
「食事制限だけではなく、運動とのハイブリッドにすべきだった」(37歳・愛知県・会社員)
「欲望に蓋をして無理なダイエットをしたから」(34歳・徳島県・派遣社員)

一番多かったのは、食事制限をしすぎてしまったという声。ストレスを感じて暴飲暴食に繋がってしまう他、栄養が足りなくなると身体が飢餓状態だと認識し、次に食べたものを過剰に吸収してしまうこともあるんだとか。ダイエットに対する気持ちが強いからこそ陥りがちな失敗と言えそうです。

②ストレスの蓄積

「我慢できなくなった」(回答多数)
「爆食してしまった」(回答多数)
「我慢しすぎて、一度食べたら止まらなかった」(26歳・大阪府・アルバイト)
「ストレスで食べ過ぎ」(28歳・神奈川県・アルバイト)

①と似ていますが、ストレスが溜まった結果爆食をしてしまい、挫折したという声が多く寄せられました。三大欲求の一つですから、今まで普通に摂取していたものが急に制限されてしまうと、自分の知らないところで気持ちがついていかなくなるのかもしれません。食生活を変えないのはそれはそれでダイエットに支障をきたしそうですが、あまりにも変化させすぎてストレスを抱えるのは避けたいですね。

③気のゆるみ

「痩せたらすぐに食べてしまった」(25歳・沖縄県・派遣社員)
「少し痩せたら調子に乗った」(21歳・茨城県・アルバイト)
「決めた期間が過ぎると食べたいものを食べてしまう」(30歳・静岡県・会社員)
「気の緩み」(39歳・兵庫県・派遣社員)
「食事制限していたのに、途中で普通に食べてしまう」(28歳・宮城県・その他)

「やった! 3kg痩せた!」と思ったのも束の間。気が付いたら体重も食生活も元通り…という経験、したことがある方も少なくないはず。永遠に体重が増え続けるよりは、プラマイゼロになるほうが良い気もしますが、ダイエット成功とは言い切れませんよね。長期間ダイエットを続けられるモチベーションを確保することが必須となりそうです。

④間食をしてしまう

「間食をしてしまったこと」(32歳・茨城県・パート)
「甘いものが食べたくなる」(27歳・山口県・主婦)
「つい食べてしまう、飲んでしまう」(27歳・千葉県・会社員)

長年の習慣を変えるというのは難しいもの。ついついお菓子に手が伸びてしまったり、お腹は減ってないはずなのに食べ物を口に運んでしまったり…。周りに食べ物を置かないようにしていても、「食べたい!」と思ったら最後、食べられる物を探し続けてしまうこともありますよね。低カロリーなもので代用できれば良いのですが、なかなかうまくいかないものです。

■その他

「意思の弱さ」(回答多数)
「食べすぎ」(回答多数)
「目標と内容が曖昧だったこと」(28歳・神奈川県・アルバイト)
「運動不足」(38歳・静岡県・主婦)
「ダイエット方法が間違ってた」(29歳・愛知県・主婦)
「続かない」(27歳・鳥取県・専門職)
「すぐに食事を普段どおりに戻した」(26歳・東京都・アルバイト)
「おなかがすいて、次の日に食べた」(38歳・兵庫県・会社員)

その他、上記のような声が寄せられました。

ダイエット成功したときにしたこと

ダイエットに失敗してしまった人がいる一方で、成功者たちはどのようなダイエットをしていたのでしょうか。お次は、「ダイエットに成功したときにやったこと」について教えていただきました。

①運動

「筋トレをした」(回答多数)
「運動」(回答多数)
「YouTubeを見てストレッチ」(23歳・東京都・会社員)
「毎晩のストレッチ、筋トレ」(31歳・長野県・農林漁業)
「毎日ウォーキングとトレーニングを続けた」(29歳・千葉県・主婦)
「毎日20分以上歩いたりYouTubeで宅トレをした」(28歳・茨城県・専門職)
「沢山歩いて摂取カロリーより消費カロリーが上回ったとき」(21歳・茨城県・アルバイト)
「毎日一万歩歩く」(38歳・兵庫県・専門職)
「早朝に散歩1時間」(30歳・静岡県・会社員)
「ランニングの距離を増やした」(27歳・岩手県・会社員)
「みんなで運動!」(27歳・香川県・会社員)
「ジムに通った」(32歳・茨城県・パート)

ダイエットに失敗してしまった方々の経験談には食事に関するものが多かった一方、ダイエット成功者たちからのコメントには運動に関するものが多く寄せられました。とはいえ、すべてがハードな内容というわけではなく、日常生活に取り入れる形で実現できるものもあります。無理のない程度で毎日続けられる運動をすると、モチベーションも保てそうですね。

②糖質制限

「糖質制限をした」(回答多数)

とにかく食べない、我慢するというわけではなく、糖質や炭水化物など、特定のものをセーブするという方法を実践した方が複数いらっしゃいました。特に今は、コンビニなどで糖質を抑えたパンやお弁当、お菓子を購入することもできるため、全体のバランスさえ考えれば甘いものを食べられるのも嬉しいポイント。ストレスをためずにダイエットができそうですね。

③間食を控える

「間食を控えて野菜を多く食べるようにした」(28歳・茨城県・専門職)
「間食しない、栄養バランスを整えた食事をした」(26歳・富山県・学生)
「間食をやめた」(26歳・愛知県・専門職)
「お菓子を食べる回数を減らした」(25歳・沖縄県・派遣社員)
「おやつを週一回しか食べないようにした」(29歳・茨城県・会社員)

“失敗した理由”でなかなかやめられないと言われていた間食。これをやめることができた、もしくは量を減らすことができた人が、ダイエットの成功に繋がっているよう。前述したように、糖質オフのお菓子などを代用することで間食内容の改善に繋がることもありそうです。

④食事制限

「食事管理」(回答者多数)
「食事量を減らした」(38歳・静岡県・主婦)
「食事制限とストレッチを習慣化」(37歳・千葉県・主婦)

運動も大事だけれど、やはり避けては通れないのは食事制限。量を減らしたという方もいれば、内容を改善したという方もいらっしゃいました。無理のない範囲でやるのが成功の秘訣のようです。

■その他

「毎朝白湯を飲んだ」(34歳・徳島県・派遣社員)
「ご褒美制度」(26歳・静岡県・会社員)
「毎日体重計に乗って記録をつけた」(39歳・兵庫県・派遣社員)
「サプリで栄養を補った」(26歳・東京都・アルバイト)

その他、上記のような声が寄せられました。

なお、ダイエット中に食べたり飲んだりを控えるものについて調査したところ、揚げ物や甘いもの、お菓子、炭水化物、ジュース、お酒を控える方が多いようです。

 

一日では変化が見られない故に、モチベーションを維持するのが難しいダイエット。長期的な目標の中に小さい目標を少しずつ立て、気持ちを継続させていく必要がありそうです。また、過度な頑張りはリバウンドや体調不良のもと。無理なく続けられるダイエットメニューを考えて実践していきたいですね。(平田真碧)