あなたのスイッチは?モチベーションを維持するためのTIPS4選

自分を奮起させる!モチベーションを維持するためのTIPS4選

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やりたいことはたくさんあるのに、何だかモチベーションが湧かない…… そんなとき、“やる気スイッチ”を押すことができたらいいですよね。でも、どうすれば自分を奮起させることができるのでしょう!? そこで今回は、「モチベーションを維持するためのTIPS4選」をご紹介いたします。

■いつやるか?「今すぐ!」の思考回路をつくる

思い立ったらすぐに行動した方がいいとわかっていながら、なかなかアクションを起こすのは難しいですよね。ついつい先延ばしにして、結局バタバタしてしまう経験は誰にでもあるもの。実はモチベーションは、何かをしようと思いついたときが一番高く、そこから時間の経過によって徐々に下がっていくとされます。そのため、自分のやる気をいかにマネジメントすることが重要になってきます。そこで、ワクワクする内容を紙に書き連ね、それが叶ったらどうなるかに思いを馳せるようにしましょう。

■先延ばしを防ぐための秘策はタスクの分解にあり!

どんな人でも、面倒なことは先延ばししたいという怠けゴコロを持っています。やらないといけないと頭ではわかっていながらも、身体が動かない…… そんな経験は誰しもあるものだと思います。しかし多くのタスクは、分解して見ると実は簡単な作業の組み合わせに過ぎないとわかります。難しそうに見えてもひとつひとつ小分けにしてみると、案外簡単なことが多いのです。そこで、大目標から小タスクへとかみ砕いて、やるべきことを細分化してみましょう。そうすれば、自然と先延ばしを防ぐことが可能に。自ずと夢を叶えられるとしたら、毎日が楽しくなるはずです。

■本当に大切なものだけにエネルギーを収束させる

“気合い”や“根性”により自分で自分を鼓舞することで、モチベーションを高められるのはとても素晴らしいことです。しかし、物理的に人が一日に使えるエネルギーは無限ではありません。それなら自分のエネルギーを漏らさず、本当に大切なことにだけ収束させることができたとしたらどうでしょう。きっとエネルギーの量をセーブしたとしても、効率よく結果を出すことができるはずです。完璧に全て達成しようとせず、重要なものだけを必要最小限のエネルギーでクリアしていけば、きっと到達したいところにたどり着けるはずです。

■15分のONとOF×2セットにより集中力の最大化を

人間の集中力の持続時間は15分を1サイクルとして60~90分が限界とされています。そのため15分・30分・45分・60分・75分・90分と15分おきに自分が一番集中できる時間を決めると効果的。ある実験によると15分おきに休憩を挟みながら45分(計90分)学習したグループと、休憩を挟まずに通しで60分学習したグループでは、前者の方が良い結果が出たのだとか。15分という刻み方は、人の行動にメリハリを与えてくれる“魔法の時間単位”なのです。そこで「15分取り組んで15分休憩」×2セットを60分として、60分刻みでやりたいこと・やるべきことをスケジューリングしてみましょう。驚くほど集中して取り組めるはずです。

おわりに

モチベーションを発揮するうえで必要な情報は“QOL(Quality Of Life)”です。このQOLについて考える時は、「4つのL」を軸に考えると良いかもしれません。4つのLとは「Labor(仕事)」「Learning(学習)」「Leisure(余暇)」「Love(愛)」です。これらをベースに思い付きをすぐに行動に起こせば、きっと思い描いた未来が訪れるはずです。やる気は常にあなたの中に眠っているのです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。