音楽ファンのみならず、若い世代には頼れるお兄さんとして、年齢や性別を問わず、幅広い年齢層に人気の西川貴教さんの『日めくりカレンダー まいにち、西川貴教』が発売されました!
アーティスト、俳優、タレントなど、マルチに活躍する西川さんに、CanCam.jp編集部が独占取材。カレンダーに込めた想いや、撮影の裏話などを伺ってきました!
前向きになれない時は見なくてもいい!? 元気になりたい時に見て欲しい!
どんな想いでカレンダーを作られましたか?
ここ数年、感染症などの影響でイベントが中止になってしまったり、世界中が窮屈になってしまったと思うんです。しんどい毎日が長く続いていたので、少しでも前向きに、笑ってもらって、1日に彩を添えられるようなカレンダーになったらいいなと言う気持ちで作りました。
カレンダーに使っている言葉は、僕が今までに言ってきたことなんですけど、受け取る人の状況によって、捉え方が変わってきちゃうことがあるなと思って…。なので、キャプションにはこだわりましたね。
それと、説教くさくならないように気をつけました。一方的に考えを押し付けられるのって、逆につらいですよね。気持ちが前向きになれない時は、正直見なくてもいいと思うんです。でも、前向きな気持ちになりたいと思った時にみてもらって、元気になってもらえたらと思います」
負の感情は無かったことにしないで!自分を高めるエネルギーに変えよう
「嫉妬したり、羨ましがっていい。それって諦めてない証拠だから」って意外な考え方でした!
嫉妬も羨望も、負の考え方なんだけど、それってコレステロールみたいなもの。たくさんあったら害になっちゃうけど、そう思う感情があることは、自分を成長させるエネルギーに変えられるから。使い方次第でしょ。
住むところや国が違うと、価値観も全然違うから、実は誰かを羨ましいと思っている自分は、他の人から見たらすごく羨ましい状況だったりもする。それに気づけてないこともあるから」
衣装は全部自前!スタイリングも自分でしました
撮影の裏話があれば教えてください。
「このカレンダーでの衣装は、全部自前で自分でスタイリングしています。笑ってもらえるようなポーズもあるので、ぜひ見てください」
他人と自分を比較しない!比べていいのは過去の自分だけ
CanCam読者に向けてメッセージをお願いします!
30代に入ると、若い世代の勢いや自分が今抱えている責任みたいなもので、迷ったり焦ったりして、振り回されることもたくさんあるんですよね。自分も存在価値ってなんだろうとか悩んで苦労しました。
僕は自分の名前にコンプレックスがあったんです。小学校の時に、『お坊さんみたいな名前』と言われたことがあって。そのことをずっと引きずっていたんですけど、たくさん悩んだからこそ、全てを受け入れて、今の自分でやっていこう。これでいいんだって思うようになれたんです。
悩みを抱えていると、前向きになんてなれなかったりするんですけど、後から理解できることもあると思うんです。僕のカレンダーを見ても、西川貴教に言われている言葉としてじゃなくて、身近にいる家族や友達の言葉として受け止めて欲しいかな。
学生時代って、クラスの中や学校にいる人たちと自分を比べることしかないけど、社会に出たらあらゆる人が比較対象になっちゃうんだよね。でも、そんなことをしていたらキリがないし…。大事なのは、あの頃の自分と今の自分を比べるてみること。
大人になっても新しいことにチャレンジし続けて!一度の人生だし、新しい面倒なことを乗り越えた先にチャンスがあるから。努力でチケットを買って、チャンスを当てに行こう!
現状に満足することなく、常に新しい道を切り開いている西川貴教さん。時に寄り添い、時に奮い立たせてくれる31日分の言葉が1冊に!
日付が無いので、何年でも何回でも使えるし、お気に入りのページをいつも見えるところに飾っておくという使い方もできる永久保存版です。
悩んでしまってばかりいたり、落ち込みやすい自分が嫌になる…そんな時にぜひめくってみて!
初回限定版もあるので、気になる人はそちらもお見逃しなく。
挑み続ける兄貴から本気で生きる31のメッセージ
発売予定日:2022年9月16日(水)
価格:1430円(税込)
発売:小学館
楽天ブックス(特典付き)https://books.rakuten.co.jp/rb/17217933/
構成/鬼石有紀