「いくとし」ではありません!「幾年」って読めますか?

生半」や「一向」のように簡単な漢字の熟語ほど単純には読ませてはくれないもの。今回の「読めそうで意外と読めない日本語」クイズ、本日のお題はこちら!

「幾年」

こちらの日本語はいったいなんと読むのでしょうか? 実は「いくとし」ではありません。

■ここでヒント!

ヒントとして、言葉の意味を見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「幾年」は次のように紹介されています。

① どれくらいの年数。
②(「幾年か」の形で)比較的少ない年数。
③多くの年数。

なんと、語尾の「か」が付くことによって反対の意味になってしまう今回の漢字。ちなみにひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字です。

さて、そんな「幾年」の読み方は? さっそく正解を見てみましょう!

■正解は……こちら♪

「幾年」の読み方、正解は「いくとせ」でした。(「いくねん」も〇)

実は、「年/歳」という漢字は「とせ」という読みも持っています。漢字は違いますが、「千歳(ちとせ)」読みますよね。同じ「年/歳」繋がりで覚えるといいかもしれません。ただし、「幾歳」だと「いくさい」という読みにしかならないので注意しましょう。

CanCam.jpでは、知っているようで意外と知らない日本語クイズを更新中♪ 他の問題にもチャレンジしてみてくださいね!(岡美咲)

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