先生の「あるある」ってどんな感じ?
児童・生徒にとって先生は、いつも正しい、絶対的な存在に見えるものです。けれどそんな先生たちも、児童・生徒たちと同じ人間。激務と言われる仕事をこなしながら、実際はどんなふうに過ごしているのでしょうか?
ここではジブラルタ生命保険株式会社が20歳〜69歳の教員(小学校・中学校・高等学校・特別支援学校)2,000名を対象に実施した「教員の意識に関する調査2022」をもとに「教員あるある」をご紹介していきます。
Q. 教師をしていて経験したことがあるもの・行ったことがあるものは?
「教員あるある」についての回答のうち、回答数が多かったものをランキング形式で発表します。まずは10位から6位まで、まとめてどうぞ!
10位 体育館の天井に挟まっているボールが気になる (23.8%)
9位 児童・生徒の保護者が同業者でやりにくさを感じる (25.4%)
8位 自分の学校と子供の学校の行事がかぶる (26.5%)
7位 声が大きいと言われる (29.4%)
6位 スーツでもスニーカーを履く (31.2%)
言われてみれば「なるほど」と思える「あるある」が揃っていますね。先生がこうした「あるある」に振り回されている様子が目に浮かぶようです。続いては5位から1位まで順に発表していきます!
5位 大切なプリントを配り忘れて焦る (33.0%)
提出しないといけないプリントを持っていくのを忘れて、締切日に先生に怒られる…というのは誰もが通る道。けれど実は先生もプリントを配り忘れることがあるようです。
4位 校区では慎重に行動する (40.8%)
校区には、同僚や児童・生徒がそこら中にたくさんいるはず。いつどこで見られているかわからないと思うと、教員としての威厳を保つためにも、うかつな行動は取りづらいのかも。
3位 字を見ただけでどの児童・生徒かわかる (41.6%)
児童や生徒の手書きの文字を見る機会が多い教員ならではのあるあるですね。それだけよく児童・生徒を見てくれているということなのかもしれません。
2位 児童・生徒の珍回答に笑ってしまう (44.9%)
テストなどで、突然生み出される珍回答にはなかなかの破壊力がありますよね。回答している側は真剣なのかもしれないけど… 本来の答えを知っている側からすると笑いをこらえきれないのは仕方がないですよね。
1位 夏休みがあっていいねと言われる (47.2%)
「夏休み」は学校ならではのビックイベント。社会人になると残念ながらなくなってしまいます。「夏休み」が恋しくて、学校で働く教員が眩しく見える人は多いのかも。実際は夏休み期間中も仕事があるでしょうし、言われる側は少し複雑かもしれませんね。
惜しくもTOP10にランクインしなかった回答にも、
「学園ドラマにツッコミを入れる」
「授業を忘れていて児童・生徒が職員室に呼びに来る」
「学校行事で児童・生徒より張りきる」
「生徒に廊下を走るなと言っているのに、授業に忘れ物をして自分が廊下を走る」
など、いろいろな「あるある」がみられました。
実はそうだったんだ…
いかがでしたか? 児童・生徒の立場からだと見えづらかった「教員あるある」もあったんじゃないでしょうか。子供の頃は完璧に思えていた先生ですが、大人になったからこそ見つけられる、人間らしい一面があるはず! これを機に探してみるのもアリかもしれませんよ。(石川智香子)
情報提供元/ジブラルタ生命保険株式会社