子供の頃は嫌いだったのに、大人になると好きになる食べ物があるあるすぎる! 第1位は食卓でおなじみのアレ
子どもの頃、親や先生から「好き嫌いはだめ! 全部食べなさい」と言われ嫌々食べながら、「どうして大人はこれを美味しいと思うんだ…?」と疑問を持ったことのある方も多いはず。一方で、あんなに嫌いだったはずなのに、大人になったらなぜか好きになった食べ物って意外とあるのではないでしょうか。
そこで今回は、株式会社レビューが運営する「さぶろぐ」が日本全国の20歳以上の方150名を対象に行った、「子供の頃は嫌いだったのに大人になると好きになるもの」についてのアンケート調査の結果をご紹介します。1位にくる食べ物は何なのか、予想しながら読んでみてくださいね♪ まずは8位からみてみましょう!
8位 塩辛
「お酒を飲めるようになってから塩辛の良さに気付きました。独特な味ですが、良さに気づくとやめられません」(20代・女性)
「子供の頃は肝の匂いが苦手で美味しいとは思えなかったけど、大人になると肝の味が美味しいと思えるようになったから」(40代・女性)
「塩辛は子供の頃は何が美味しいか全くわからなかったが、お酒を飲むようになって最高のあてであるように感じるようになった」(30代・男性)
お酒のあてとして好まれる「塩辛」は、8位という結果になりました。確かに子どもにはハードルが高いかも…。塩辛が「おいしい」と感じた瞬間に、「ああ、大人になったなあ」と思った方もいるのでは?
7位 みょうが
「子供時代は香りが良いと言われているのがちっとも理解できなかった記憶があります。鼻に抜ける何とも言えない爽やかな、夏を感じる香りは大人になってからようやく分かるようになりました」(40代・女性)
「子どもの時は独特の苦味や食感が苦手でしたが、大人になって味噌汁に入れて食べるとその美味しさに感動しました」(30代・女性)
「子供が好む味とは全然思えないところ。付け合わせ的な存在なので、たまに何のためにあると思わせる。けど、それが大人になるとこの脇役のみょうがあることで味の変化を促してくれるがおいしいと思えてくること」(40代・女性)
7位となったのは「みょうが」。独特の苦みや香りが苦手だったという方も、大人になってみょうががもたらす味の変化を理解できるようになるようですね。
6位 ビール
「一口飲んでみて、まずい!!と思っていたけど今ではビール以外飲まない程のビール好きです。ビールのない仕事終わりなんて想像できません…」(30代・女性)
「子供の頃はお茶と間違えて飲んでしまった時に苦くていい思い出がなかったが、大人になってから仕事終わりに飲んでみると美味しく感じた。大人になった気分」(20代・女性)
「まぁ嫌いな人は嫌いのままかもしれませんが、あんなに苦い飲み物なのに仕事終わりの最初の一杯なんかをとても美味しく感じる様になった時に大人になったと思ったから」(40代・男性)
「ビール」のおいしさは、大人にしかわかりえないおいしさ。お酒を飲み始めたばかりの頃は美味しいと感じなかったけれど、年を重ねるにつれて好きになったという方も少なくないはず。特に仕事終わりのビールは欠かせないという方も多くいるようです。
5位 ゴーヤ
「子供の頃は苦くてとても食べれなかったが、大人になりお酒のつまみ等で食べていると、いつの間にか食べれるようになった」(50代〜・男性)
「子供の頃は苦くてキライだったが、大人になったらあの苦味がご飯のお供に合うようになったから。玉子と一緒に料理するとちょっと食べやすい」(50代〜・女性)
「こんなに苦い食べ物が信じられなかった子供時代でしたが、ゴーヤチャンプルーを大人になって食べた時に絶妙の苦さだと気付き好きになりました」(40代・男性)
ピーマン同様苦みの強い「ゴーヤ」。苦みが癖になってきたという方や、お酒のあてに食べていたら好きになったという方もいました。ちなみに筆者は、沖縄旅行でゴーヤチャンプルーの美味しさに目覚めたクチ。なにかの経験を機に好きになる、ということもあるのではないでしょうか。
4位 魚料理
「骨を取るのが苦手で、魚自体好まなかったが、大人になるにつれ魚の美味しさがわかってきたのと骨も上手く取れるようになったから」(20代・男性)
「子どもの頃は魚より肉が好きでした。でも、大人になると魚の美味しさがわかってきました。年をとると、胃腸に負担が少ない魚を好むようになるのが理由だと思います」(40代・女性)
「子供のころは肉でないとがっかりしていましたが、大人になると定期的に魚が食べたくなるからです。美容にもよいので欠かせなくなりました」(50代〜・女性)
「魚料理」は、味というよりも骨取りが面倒くさかったという意見が多くありました。おいしさはもちろん、胃への負担や美容のことを考えて積極的に摂取している人が多いようです。
同率2位 煮物
「大人になるとしつこめ脂よりもさっぱり素材の味に価値があることを理解するようになりました」(30代・女性)
「子供の時は煮物は全く好きではありませんでしたが、大人になってから出汁の味などが美味しいと思いました」(50代〜・女性)
「実家にいた頃、煮物が出てくると最悪!と思っていたのが、一人暮らしを始めて煮物を作ることも食卓に出てくることもなくなったので、実家に行った時は煮物をめちゃくちゃつまみます(笑)」(20代・女性)
2位は同率で2つの食べ物がランクイン。1つ目は「煮物」です。出汁の効いた優しい味付けを、大人になってからおいしいと感じるようになるようですね。
同率2位 レバー
「家の母が大雑把で豚のレバーを大きく厚く切り炒めてしまい、子供の頃にその歯ざわり舌ざわりがボール紙の様にゴソゴソ感じ、しかし大人になってから社食で普通に出されるレバニラ定食は野菜の具に良いと感じました」(50代〜・女性)
「貧血予防や鉄分不足にいいからです。焼き鳥にして食べると美味しかったので、嫌いではなくなりました。1ヶ月に1回くらいの頻度で食べています」(40代・女性)
「子どもの頃は口の中でパサパサ、モゴモゴした感じが好きになれませんでしたが、大人になってからはその食感が好きになりました」(30代・女性)
もう1つの2位、「レバー」は舌ざわりや食感が苦手で嫌いだったという方も、大人になってその食感が好きになったという声が多くありました。また、調理方法によっておいしさの気づいたという人も。
1位 ピーマン
「子供の頃はピーマンと聞くだけで吐き気を催すほどに嫌いな食べ物だったが、大人になり職場で出た弁当がピーマンの肉詰めでそれを食べて食べられるようになった」(30代・男性)
「子供のころは、苦さが気になってしまっていたのですが、大人になるとその苦さもおいしく感じ、甘さまで感じるようになってくるからです」(40代・女性)
「小さいときはピーマンの独特な苦みが苦手でしたが、今ではそれが好きでピーマンだけでなくししとうやハラペーニョなど似た野菜も好きになりました」(20代・男性)
1位となったのはやっぱり定番の「ピーマン」。子供のころは苦手だった苦みも、大人になるとおいしく感じるようになったという声が多数でした。
ニンジンやトマトなど、「子どもが嫌いな食べ物あるある」の野菜がランクインしていなかったのはやや意外ですが、1つ1つを見てみると「わかるわかる!」と共感するポイントがたくさんあったのではないでしょうか。みなさんはこの他に、どんな食べ物を好きになりましたか?(平田真碧)
情報提供元/株式会社レビュー