仲野太賀、W主演の林遣都を「ずっと追いかけ続けている感じがあります」

林遣都さんと仲野太賀さんが、7月スタートの『初恋の悪魔』(日本テレビ系・毎週土曜日22時)で、日本テレビ系ドラマ初主演でW主演を務めることになりました!

(C)日本テレビ

警察署には勤めているけど、捜査権は無い!?ヘマをして現在停職処分中の刑事・鹿浜鈴之(林さん)のもとに、総務課・馬淵悠日(仲野さん)、生活安全課・摘木星砂、会計課・小鳥琉夏という部署もバラバラで、それぞれ訳ありの4人が集結。正義感も出世欲も無い彼らが、求めているのはただ…真実のみ。ひとりひとり、こじれた事情を抱えながら、刑事とは違った感性と推理で難事件を解明します。

いつしか芽生えた4人の友情、そして恋。やがて4人は、より大きな真実と運命に飲み込まれていくことに…!ミステリーでコメディーでそしてラブストーリーでもある物語を、『Mother』、『Woman』(共に日本テレビ系)『それでも、生きてゆく』、『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)などのヒットドラマを書きおろした脚本家の坂元裕二さんが描きます!

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W主演を務める林さんと仲野さんのインタビューが到着しました!

●林遣都さん&仲野太賀さん

――今回のドラマ出演が決まった時の心境は?

林:率直にうれしかったです。坂元裕二さんオリジナルの書き下ろしドラマで、水田監督、次屋プロデューサーとお仕事が出来る。デビューの頃から知っている太賀と一緒。うれしいことがたくさん重なり、喜びと共に身の引き締まる思いがあります。大事な時間にしなければなと思っています。

仲野:お話しをいただけた驚きもありましたが、僕も嬉しかったですね。坂元さん、水田さん、次屋さんの作るドラマは憧れでもあったので、このチームに参加できる喜びと、林遣都くんと一緒に主演でやれるっていうことは個人的にとても感慨深く、光栄だなと思いました。

――お二人の出会いは?

仲野:17年前くらい前ですよね(映画『バッテリー』)

林:そうだね。そのくらいになるかな。14~15歳だったから。

仲野:僕は12~13歳(笑)

林:当時は自分たちが子供っていう感覚がなかったけど、子供なんだよね。

仲野:12~13歳くらいのときから関係性が全く変わっていなくて。こうやってまた一緒にできることが、頑張ってきて良かったと本当に思います。

――今回、W主演です。

仲野:僕にとっては本当に感慨深いです。遣都くんが主演の作品に出させてもらったのが出会いだったので、こうやって並んで主演でやらせてもらえる時がきたのは光栄ですし、勝手に誇らしい気持ちになっています。

林:プライベートではちょこちょこ会っていたんですけど、一緒に仕事をするのは久々なので、ものすごくワクワクしています。

――お互いの印象は?

林:とにかくお芝居愛の強い男という印象があります。それに太賀は本当にみんなに愛される人だと思います。

仲野:同世代の俳優たちで、よく話題になるんですが、「遣都くんって何回売れるんだよ!」っていうのがあって、今回の林遣都って僕の中で第4章くらいになるんです(笑)。『バッテリー』から始まって、そのあと『火花』『おっさんずラブ』があって、「いつまで売れ続けるんだろうな、この人」っていう感じですごいなと思っています。

林:今の話を、太賀が僕の家に来た時に言ってくれて…。僕の中では全然自覚もないですし、ずっと悔しい思いもありながら、なにくそ!と思ってやってきたところがあるので、太賀がそんな風に見ていてくれていたんだと知って、彼が帰った後、ひとり部屋でじんわりしちゃいましたね。

仲野:俳優ってどれだけ長く続けられるかっていうこともあるじゃないですか。一時に集中して代表作を作るっていうこともすごいことだと思うんですが、長い期間で定期的に代表作を作るって本当にすごいことだなと思っているので、それをやっている遣都くんはさすがだなと思うし、そういう意味ではずっと追いかけ続けている感じはありますね。

――今回の役柄について教えてください。

林:とても個性の強い役で、あて書きと伺ったので、「坂元さん、僕のこと、どう思っているんだろう」と思いました(笑)。1年前くらいに朗読劇で初めて坂元さんの作品に関わらせていただいたのですが、普段、心に隠している部分、出さないようにしている部分、そういう僕の本質や、いろんなことを坂元さんには見抜かれているんだなって思いました(笑)。

仲野:僕は警察署の総務課職員の役らしいんですけど、自分の中でこの役をどう体現していくかはまだ答えが出ていません。ただ、坂元さんのドラマで、坂元さんの書いたセリフを自分の体を通して言えるのは役者としてとても喜びがありますね。

林:僕も坂元作品がどんどん進化しながら出来上がっていく過程を実際に体験できる喜びでいっぱいです。

仲野:この先、全話を通してこの役の奥行きが見えてきて、膨らんできて、入り口と出口が違うような人間になっていくのかな、と思っています。とにかく坂元さんの描く人間は熱いので、それがとても楽しみです。

――どんなドラマになればいいでしょうか?

仲野:最後までどこに着地するのか分からないような作品になったら面白いのかなって。僕自身もワクワクしながら、思いもよらない着地点へ向かって行けたらいいなっと思っています。あまり見たことのないドラマになると良いですね。

林:これまでとは違ったアプローチで挑戦的なにおいを感じられる作品になればいいなと思います。

――撮影中、楽しみにしていること、期待していることは?

林:全部楽しみなんですが、このドラマはコメディー部分がたくさんあって、すごく難しく、ハードルは高いと思っていますが、信頼する方たちとしっかり塩梅を見極めながら一生懸命、真面目に、そして楽しんでいきたいと思います。

仲野:キャスト、スタッフさんも、本当に信頼できる方ばかりで強力すぎるくらい強力なので、みんなで力を合わせてどんなドラマになっていくのか、その過程が楽しみです。

――ドラマを楽しみにしている皆さまへメッセージをお願いいたします。

林:本当に面白い脚本なので、それを体現しなければならないプレッシャーもありますが、坂元さんが思い描く以上のものを出せるように精一杯頑張ります。楽しみにしていてください。

仲野:味わいのある作品になると思いますし、自分自身も楽しんでやれたらと思っています。期待してください!

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