新年度が始まって、おおよそ3週間。皆さん新しい生活には慣れてきましたか?
予定をいい感じに整理したいなあ…そう思って、「手帳 簡単 始め方」なんて検索をしてみました。すると、一番上に出てきたのが「バレットジャーナル」。うっすら聞いたことがあるものの、いまいち掴み切れていない言葉がとっても気になり、実践。
そこで今日は、アメリカ発の手帳術「バレットジャーナル」をご紹介します!この記事がみなさんにとって、ひとつのライフハックになれば嬉しいです♡
バレットジャーナルの基本のはじめ方
インスタグラムなどでさまざまな華やかな「バレットジャーナル」を見かけることもありますが、そもそもの「バレットジャーナル」とは、箇条書きで自分の行動や考えを管理するノート・手帳術のこと。
難しいことはなく、必要なものは、「普通のノート」「ペン」たったこれだけです。
バレットジャーナルには、いくつかの要素があります。それは「年間」「月間」「日ごと」です。それぞれページを分けることで、「友達と予定を調整したいから、月のページを見よう」というように一目でわかりやすくなります◎
それでは始めて行きましょう!
まずは1ページ目に、「1年間の大まかな流れ」を書いていきます。
次に、「月ごとの大まかな予定」を書いていきます。市販の手帳のうち、カレンダーが書いてあるページのイメージです!
ここで大切なことは、できるだけシンプルにすること。後から予定を足せるよう、余白をたっぷり残しておくと便利です◎
そしてとうとう「1日ごとの予定」へ。バレットジャーナルの基本原則にのっとって、箇条書きを上手に使ってどんどん書いていきましょう。
その日のタスクを、「これは明日までの課題だから、絶対に終わらせなきゃいけない」「明日でもいいけど、今日終わらせておくと楽かも!」「夜、時間余ったらこれで楽しもう!」というように優先順位をつけて並べていきます。
ひとつ予定を終えたら、チェックマークを入れていきましょう。上のものほど大切な用事なので、整理されていて作業も効率的に進みます。
一番下のタスクまで印が入れば、今日やるべきTO DO リストは完璧だったということ。終わらなかったタスクも大丈夫。明日の予定の、上の方にそのまま書いて持ち越しましょう。
この最低限のフォーマットを、まず1か月分サッと作ってしまいます。そうしたらその後のページをどう使うかはあなた次第!
「気になるコスメリスト」「次クールの見たいドラマ」なんてページを作っても楽しそうですね♡自分だけの、とっておきの一冊を完成させましょう。
バレットジャーナルの一番簡単な始め方をご紹介しました。これを毎月繰り返せば完璧です◎
やっぱりいい♡紙の手帳でバレットジャーナルを作るメリット
もちろん予定管理のアプリはとっても便利です。スマホは基本的にいつでも手に持っていますし、何より荷物がかさばりません。
でも私にとっては、ひとつだけ大きな問題がありました。
「スマホで予定を確認しようとしたんだけど、LINEが来ていた。チェックしていたらInstagramが気になって、いつの間にかYouTubeも見ていた…」
そう、スケジュール確認のためにいったんスマホを開くと、ついうっかり他のものをついでに見てしまうクセがあったのです。
誘惑に弱い私、紙の手帳を使ってみたところ、行き来するのは今日やるべきこととバレットジャーナルの間だけ。効率的に時間を使えそうです…!
でもこれだけではありません。私が実際に使ってみた「バレットジャーナル」の良いところ、パッと思いつくだけでもこんなにあります。
- なんといっても「自由」なこと! いろいろと紙でメモしたい私にとっては、自由ページがたっぷりあるのも嬉しい。
- 「一年間を一冊にまとめなきゃ!」そんな縛りがないところ。予定もアイデアも次々書き込んで、年間5冊! そんな贅沢づかいも素敵です。
- 「小さい欄に細々と文字を書くのが得意じゃない…」そんな人にもおすすめです。ノートのなかで、自分でスペースを決められるので、文字が大きい方も安心です♡
- 「お電話が来て、急に近くにあった手帳にメモをとったけどもういらないや…」そんな時は潔く、ベリッと破いて捨てられます! 地味にとっても便利。
おわりに
タイムマネジメント。よく聞く言葉だけれど実際にやってみるのは難しいものです。でも、今回ご紹介した「バレットジャーナル」は、びっくりするほど楽しく簡単に、自分のやりやすい形で始められます。
世界でひとつだけの手帳を作って、「3月までとは一味違うわたし」になってみませんか?(筒渕朱音)