イラストレーター奥田直子さんが「WEB Domani」から出張!? CanCam連載の現場に飛び入り参加!
いきなりですが、はじめまして。こんにちは。
CanCamの七海ひろきさん連載「Emotional-Time」を担当しています、ライターUと申します。写真集『〝Unknown〟Emotional-Time』発売から早くも一ヶ月…。B4変型判という〝大は小を兼ねる〟一冊、お楽しみいただけていますでしょうか。
さて、少し前にCanCamのお姉さんメディアである「Oggi」&「WEB Domani」で七海さんが写真集の見どころなどについて取材を受けていらっしゃったことをご存知でしょうか。「WEB Domani」では、イケメン付箋©︎日本ホールマークでおなじみのイラストレーター・奥田直子さんが、その取材の裏側をイラストでルポするという企画があったのですが…。
(▶︎「WEB Domani」の取材記事はこちら!)
実はその「Oggi」&「WEB Domani」の写真集取材と同日に行われたCanCamの連載撮影。ふと思いつきました。せっかくここに奥田さんがいるのなら…?
「奥田さん、どうせならCanCamの連載も見学していきませんか?(ライターU)」
「えっ…? 今の今でそんなのアリなんですか…?(奥田さん)」
「ぜひとも、どうぞどうぞ〜^ ^(七海さん含む連載スタッフ一同)」
「えっ、じゃあ…
というその場のゆる〜い流れで、いつもWEB Domaniの声優連載記事でイラストルポを担当している奥田さんに、CanCam連載の裏側もちょっぴりイラスト化していただくことに(奥田さん、超無茶振りだったにも関わらずありがとうございます!)。
奥田さんが立ち会うことになったのは、CanCam3月号の「モノクロ」撮影回。
こんなスタイリッシュなポートレート写真とともに、七海さんが「モノクロ」への想いを語る…という回でした。せっかくなのでWEB Domaniのルポ記事とは趣向を変えて、〝奥田さんとライターUの雑談〟で当日の七海さんの様子を振り返っていこうと思います。
「スタジオから西海岸のバーに瞬間移動したかと思った」
ライターU(以下U):CanCamへの出張(!?)ありがとうございます。そして、いらっしゃいませ。
イラストレーター奥田直子さん(以下O):本当にあんな飛び入り参加してよかったんですか(笑)? 確かにめちゃくちゃまったりな現場ではありましたけども。
U:七海さんのお人柄もあって、いつもおだやか〜な現場なんです。和気藹々としてます。
O:だから、余計にびっくりしましたよ。CanCam用の衣装に着替えてメイクルームから登場した七海さんがそのムードと正反対の爆イケ状態で…!!!!
U:ふふふ。狙っていたコーデとヘアメイクが完璧にハマっていて、思わずガッツポーズが出ました。編集者冥利に尽きます。
U:七海さんって、若き日のレオ様とか在りし日のリバー・フェニックス的な出立ちが似合うと思いませんか? 彼らのやんちゃな美貌に大人の色気が加わっちゃったイメージ。
O:はーーーーー! リバー・フェニックス!!!!
U:そのイメージをそのまま具現化してメイクルームから出てきてくれて、あぁもう本当にありがとうございます(土下座)! そんな気持ちでした。
O:まさにあの七海さんを見て、スタジオから西海岸のバーに瞬間移動したかと思いましたよ。50年代アメリカを舞台にした作品で、やんちゃな主人公と、気が強くてちょっぴり垢抜けない町娘が恋に落ちるストーリーまで妄想しました。
U:やだ、解釈一致してるじゃないですか。なんだか嬉しい…(固く熱い握手)。
O:ふふふ、お互い嬉しいやつですね。いやしかし、七海さん、本当に絵になってました。
U:何をしても絵になっちゃうから困りますよね。いや、ありがたいかぎりなんですけども。
O:もはや隔月で写真集出したほうがいいのでは? というか今回の撮影だけで写真集つくれません?
U:そんなこともできたら楽しいですよね〜! 私としては、先日発売された写真集『〝Unknown〟Emotional-Time』が、また七海さんの新しいチャレンジにつながっていったりすると嬉しいなと…! 七海さん自身も書店限定特典をコンプリートするためにご自分で購入されていたくらい最高な写真集なので…
ぜひ皆さまも何卒…ちなみに私も各書店で購入して無事コンプしました!!
「私、七海さんの脚の長さをみくびっていて」
O:えっ!? Uさんも自分で買ってコンプしたんですか!!?? いやでもそりゃそうですよね、撮影中こんな状態ですもん。みんな見惚れますよ。ちょっと脚長すぎません? どうなってるんですか?
U:「えぇっ!? 脚なっが!」って撮影のたびに驚いてますよ。でも私、実はこの場をかりて謝罪したいことがありまして。
O:えっ…? 謝罪要素ありました?
U:今回の撮影用にハイスツールを準備したんです。七海さんの身長から考えると、この高さだな〜ってものを。以前、七海さんとほぼ同身長のモデルさんの撮影でも使ったスツールで、そのときジャストだったし大丈夫! と思って手配したんですけど。あ、この写真でちらっと見えてるスツールです。
O:それならいいじゃないですか。
U:私、七海さんの脚の長さをみくびっていて。スツールの高さに対して、おそらく七海さんは脚を持て余してしまっていたんですよね…。その節は本当にすみませんでした(涙)。
O:その余りがやんちゃ感につながっててよかったですよ!? いい誤算です。
U:ほんとです!? 〝ちゃらき(チャラひろきの略)〟につながってました!?
O:西海岸のバーで脚余らせて座りながら、町娘にちょっかいかける〝ちゃらき〟でした。
U:奥田さんの妄想に応えられてよかった…そりゃジャケットもクイクイしちゃいますよね。そんなちゃらきさん、かっこよく撮ってもらおうと意気込みすぎたあまり、やんちゃ方向にシフトしすぎて、例の〝眉間にシワ事件〟が起きてしまったわけなんですけども…(笑)。
O:いきなり七海さんとカメラマンさんが爆笑しはじめて、びっくりしました(笑)。
U:勢い余って眉間にシワまで寄せちゃった七海さんに対して、カメラマンが「あ、眉間にシワはいらないかな(笑)」とバッサリと言い放って、その反応が面白すぎて撮影中なのに思わず七海さんが大爆笑しちゃった…という。
O:いやぁ、なんだかエモいワンシーンでした。
U:遠慮なしのカメラマンのツッコミもそのツッコミに対する七海さんの大爆笑も、どちらも1年以上ともに連載をつくってきたからこその空気感があって、なんだか手前味噌で恐縮なんですけど「いいチームだなぁ」ってとてもエモかったです。個人的には泣ける笑い話です。
「お茶目で無邪気な七海さんがアポなし訪問」
O:その爆笑でリラックスされたこともあってか、お得意な分野での撮影だったからか、すごく七海さんがイキイキして見えました。これまでいろんな撮影に立ち合わせていただいてきましたけど、今回が一番〝異次元感〟ありました。
U:周りを異次元に引き込んだかと思えば、シャッターが止まると、瞬時にほんわか七海さんに戻るんですよね。たとえば撮った写真をモニターチェックしにくるときとか。ほわほわふわふわお歩きになっていらっしゃる。
O:さっきまで、遠くからしか見てはいけないようなオーラを放ってたのに「見よ見よ〜っ♪」って。いい意味で、ズコーっですよ。でもふわふわしてるのにすごく姿勢がいい! 姿勢がいいってそれだけでかっこいいですよね。色っぽく見える。
U:ふわっとしてるけど筋が一本通ってるというか、ここまでストイックに歩んできた道が背中に現れているというか。
O:姿勢はすぐにでも真似できる部分なので真似したい所存です。千里のひろきへの道も姿勢から。
U:ハッシュタグ化待ったなしの名言出ましたね。「#千里のひろきへの道も姿勢から」。
O:あと、写真をチェックした後の素直すぎる反応がとっても素敵でした。自分で自分のこと「かっこいいです!!(笑)」ってそりゃもう最高の笑顔で。
U:写真チェックしてる最中に、「おおお! いいねぇ…!」って七海さん自ら拍手しはじめましたからね。で、それにつられて、なぜかその場にいる全員で拍手し続ける…という謎のひとときが訪れて(笑)。撮影途中にみんなで写真を見て拍手するのは、この連載撮影のあるあるシーンかもしれません。いいと思ったものにはすぐ素直に拍手しちゃう七海さんのクセも素敵だなぁと思います。
O:あんなにかっこいいのに、反応がとってもチャーミングなんですよね。撮った写真を見ながら、スタッフの皆さんが「外資系ブランドの香水の広告みたいじゃない!?」って盛り上がっているときとか…
U:目をキラキラさせながら、すかさずあの歌を(笑)。
O:そうそう! 突然歌い出すところもかわいかったです(笑)。撮影中は舞台の上に立っているスターだったのに、急にお茶目で無邪気な七海さんがアポなし訪問でやってくるからびっくりしちゃいます。
U:そのアポなし訪問は勢いよく玄関開けますね。
O:大歓迎です。
U:扉を開けたらときめきの沼。ようこそ〝七海ひろきの沼〟へ。
O:うまくまとまりましたね。
U:次回は何の話をしましょうか? 突然「みかんむき大会」が始まった取材中の様子とかどうですか?
O:そうしましょう。例のみかんの写真もありますよね?
U:ふふふ。もちろんですとも…!!!!
ということで(!?)、イラストレーター奥田さんとエディターUのゆるゆる雑談はvol.2へ。次回は連載「Emotional-Time」インタビュー中の思い出を振り返ります。お楽しみに!
◆『〝Unknown〟Emotional-Time 七海ひろき写真集』好評発売中!
【イラストレーター・奥田直子】広告代理店、エディトリアルデザイン事務所、ステーショナリーメーカー勤務を経て、2018年に独立。男の子のイラストを得意としている。代表作は「イケメン付箋©︎日本ホールマーク」。著書に女子栄養大学栄養クリニックとコラボした『教えて!栄養素男子』(日本図書センター)がある。Twitterアカウント:@naokokudawork
イラスト/奥田直子 撮影/三宮幹史(TRIVAL) スタイリスト/角田かおる ヘア/ハラタタケヒコ(Artsy Life) 構成/旧井菜月、山梨智子